私たちの体型を知り尽くしたパターン、ジャパンメイドの素材、デザインの細やかな気配り──ワードローブの支えとしてやっぱり信頼できるのは、デイリー・ラグジュアリーなアイテム。

日本発のブランドは、大人の体を美しく演出するだけではなく、ライフスタイルにダイレクトに寄り添う優秀アイテムの宝庫です。

雑誌「Precious」6月号では【大人の知りたい答えは、「ジャパン・ブランド」にある】と題し、日々たくさんの洋服と向き合う、Preciousエディター&スタイリストたちのリアルな口コミを参考に、日本発ブランドの魅力をひもときました。

今回は、「阪急うめだ本店」のご担当者に伺った「ジャパン・ブランド」の現在地をご紹介します。

大規模改装を重ねてさらなる進化を目指す「阪急うめだ本店」

お話をうかがったのは…

・婦人ファッション商品部 マーチャンダイザー 南野哲哉さん
・婦人ファッション商品部 バイヤー 安田智代さん

プレシャス世代がチェックすべきは…7階「プレミアム」

阪急うめだ本店7階の「プレミアム」店内
阪急うめだ本店7階「プレミアム」

昨年10月にリニューアルを遂げた「プレミアム」。「アール・ドゥ・ヴィーヴル(暮らしの芸術)」をテーマに、知性と価値観を大切にし、自分らしいファッションや暮らしを追求する、アッパーミドルの女性に向けたフロアへと進化。「オーヴィル」や「エブール」「デパリエ」などの新規ブランドを加えた、34ブランドを展開する。

【常設ジャパン・ブランド】

● アドーア
● エブール
● オーヴィル
● ギャルリー・ヴィー
● シクラス
● デパリエ
● ブラミンク

ライフスタイルに溶け込むデザイン性や実用性がポイントに

感度の高い40~50代の女性を新たに取り込みたいという狙いから、昨年10月にリニューアル。「ふだんラグジュアリーブランドで買い物をしている顧客に向けた、デイリースタイルを提案する売り場をつくりたいという意図がありました。日本人の体型やライフスタイルに寄り添う日常着として、日本ブランドは欠かせません。例えば暑さが厳しい夏は、気軽に洗える服が必須。日本ブランドには、高いデザイン性と実用性を兼ね備えた服が充実しています」と南野さん。

改装に伴い新たにオープンしたアパレルは、いずれも日本発のブランド。なかでも「オーヴィル」は顧客との親和性が高く、すでに売り場を象徴するブランドになりつつあるといいます。「常設店のオープン前に、ポップアップストアを開催したときから大反響。クオリティやデザイン性の高さはもちろん、ウォッシャブルなど扱いやすい商品が揃っている点も評価されています」と安田さん。 

「日常着以上、ドレスアップ未満」なスタイルのニーズが高いのも特徴。「家族や親しい友人とホームパーティをする機会が多いと聞きます。自宅に人を招いておもてなしをする、ホスト側の着こなしを提案するイベントも実施しているほど。傾向として、フェミニンなテイストを好まれるお客様が多いことも確かですが、ライフスタイルに合わせた『ちょうどいい華やぎ服』を求めている方が多い印象です。日本ブランドが得意とする、甘さとモード感のさじ加減にも注目しながら、新しいブランドも開拓していきたいと思います」と安田さんは話します。

EAUVIRE(オーヴィル)

数々の人気ブランドを率いてきた、デザイナーの川﨑瑶子さんによる「オーヴィル」の唯一の常設店を構える。主役感を備えたちょうどいい華やぎアイテムは、阪急うめだ本店の顧客と好相性。

オーヴィルのブランドイメージとリボンツイードジャケット
右/フリンジ状の表情豊かなリボンツイードも人気。ジレ¥253,000(オーヴィル)

【NEXT BRAND】unbilanc(アンビラン)

「アンビラン」のニット
unbilanc(アンビラン)

「昨年10月にデビューした“アンビラン”にも期待しています。流行や型に縛られない、永く愛される上質なアイテムを提案していて、そのクオリティは格別」(南野さん)。

ブランド初となるリミテッドストアが、9月1日(火)まで阪急うめだ本店で開催中。リミテッドストア限定カラーのニットも登場。※8月30日(日)まで玉川髙島屋S.C. 南館でも開催。


※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※取材対象者の肩書きは、2026年3月時点のものです。

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EDIT&WRITING :
奥山碧子(Precious)