【目次】

【「サイクリングの日」とは?「いつ」「なぜ」「由来」「意味」を簡潔に解説】 】

■「いつ」?「誰が」決めた?

「サイクリングの日」は5月22日です。公益財団法人日本サイクリング協会(Japan Cycling Association/略称:JCA)が制定しました。

■「なぜ」5月22日?「由来」

日付は、1964(昭和39)年5月22日に、文部大臣(現文部科学大臣)からサイクリングの普及推進を目的とする公益事業を行う財団法人として認可され、JCAが設立されたことにちなみます。JCAは2013(平成25)年に内閣総理大臣の認定を受け、現在は内閣府所轄の公益財団法人として活動を続けています。

■「意味」

1964年は、東京オリンピックが開催された年です。この年、自転車を「実用的な道具」から「生涯スポーツとしてのサイクリング」へと進化させるための第一歩が、JCAの設立でした。また、国土交通省では、毎年5月「自転車月間」、5月5日を「自転車の日」と定めています。

自転車は、CO2などの温室効果ガスや騒音を出さない、自然環境にやさしい乗り物であり、健康の維持・増進への効果も期待できます。「サイクリングの日」は、自転車の積極的活用の推進を図り、サイクリングに対する関心と理解を深めることを目的としています。


【「サイクリング」の効果とは?健康・運動としてのメリット】

自転車を漕ぐというシンプルな動作から得られる、3つのメリットをご紹介します。

■効率的な「有酸素運動」で脂肪を燃焼!

サイクリングは、長時間無理なく続けられる有酸素運動の代表格。ジョギングと比較すると、膝や腰への負担が少ないため、日ごろ運動不足気味な人でも比較的安心して始められるスポーツです。特に、大きな筋肉が集まる「太もも」を重点的に使うので基礎代謝が上がりやすく、引き締まったレッグラインや「痩せやすい体質」づくりをサポートしてくれます。

■「第2の心臓」をリズミカルに動かす

ふくらはぎが「第2の心臓」と呼ばれているのをご存知ですか? 心臓は血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしています。心臓から足先まで送られた血液は、重力に逆らって心臓へ戻らなければなりませんが、そこで重要な役割を果たすのが、ふくらはぎの筋肉なのです。この「第2の心臓」を一定のリズムで動かすサイクリングは、ポンプのように血液を全身に送り出す力をサポートするといわれています。血流がスムーズになることで、酸素や栄養が全身にいき渡り、肌のターンオーバーの活性化や冷え性の改善といった、美容面での嬉しい効果も期待できます。

■「セロトニン」が自律神経を整える

風を感じ、流れる景色を眺めながら走るサイクリングは、脳内の幸せホルモン「セロトニン」の分泌に関与するといわれています。また、一定のリズムを刻む「リズム運動」には自律神経を整える働きがあり、ストレス解消や睡眠の質向上にも大きく寄与します。多忙な日々を送る私たちにとって、サイクリングは「心のデトックス」としても最適なのです。


【「サイクリング」の魅力とは?気軽に始められる楽しみ方と「雑学」】

■片道30分の通勤を自転車にしたら…?

片道30分の通勤を自転車にすると、国が推奨する一日のカロリー消費量(約300kcal)以上が消費できるんですよ。

※体重60kgの人が通勤で1日約1時間自転車に乗った場合、数百kcal程度を消費するとされています。

■「シェアサイクル」を気軽に活用

最近では、都心部や観光地を中心に、「シェアサイクル」のポートが充実しています。自分で自転車を買ってメンテナンスするのはちょっとめんどう…という人にとっても、手間がかからず、旅先や買い物のついでに「数キロだけお試し程度に」といった気軽な使い方もできるシェアサイクルは理想的。電動アシスト付きを選べば、坂道の多い街でも優雅に移動を楽しめますよ。

たとえば「HELLO CYCLING」は、東京を中心に全国で利用できるシェアサイクリングサービスです。アプリから自転車の予約やステーションの検索が簡単に行えて、HELLO CYCLINGのロゴがある無人ステーションであれば、どこでも借りられて、どこでも返せるのが便利です。

■「ポタリング」でぶらぶらのんびり

ポタリングとは、自転車などの小型の乗り物を使って、特に目的地を定めずのんびりと走ること。「ぶらつく/ぶらぶらする」を意味する[potter]が語源で、散歩をするような感覚で走行を楽しめるのが大きな特徴です。つまり、サイクリングよりもさらにゆったりと、目的を決めずに気ままな散策を楽しむのがポタリング。スポーツの要素が薄めで、服装のルールもないので、散歩するような感覚で楽しめますよ。気になっていたベーカリーや隠れ家のようなカフェに立ち寄るなど、車や徒歩では見落としてしまいがちな風景に出会えるのが魅力です。

■自転車は「左側」から乗って「左側」に降りるのがマナー?

自転車は「左側」から乗り降りする人が多いようです。これは、かつて馬が主な移動手段だった時代、騎士や武士が腰の左側に剣を差していたために左側から馬に乗るのが基本だった名残りだといわれています。また、道路の左端に寄せて止まった際にも、車道(右側)を向かずに歩道側(左側)を向いて、安全に乗り降りできるという実益もあります。

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あなたが最後に自転車に乗ったのはいつですか? サイクリングの思い出が、子どものころのままアップデートされていない人も、案外多いのではないでしょうか? 長時間・長距離をガンガン走るのはちょっとご遠慮したくても、のんびりぶらぶら街を散策するのは楽しそうですね。「サイクリングの日」のころの日本は梅雨の前。湿度が低く、よい天気が続く爽やかな気候です。自転車に「ちょいのり」してみては、いかがですか?

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
参考資料: 公益財団法人日本サイクリング協会(https://www.j-cycling.or.jp) /公益財団法人自転車駐車場整備センター(https://www.jitensha.jp/【第7回】自転車の利用促進の要因その2~自転車の/) /一般社団法人自転車協会(https://www.jitensha-kyokai.jp) /HELLO CYCLING(https://www.hellocycling.jp) /公式オンラインショップDaytona Mobility(https://mobility.daytona.co.jp/contents/magazine/pottering/what-is-pottering/?srsltid=AfmBOopAH-M7S0SjOGvGViZrS67CZGdDXT9XjX8k2vq0ayEAMY7ObjB4) :