「面やつれ」ってなんと読む?「めんやつれ」ではないですよ!
明日、5月21日は『ニキビの日』です。ニキビは疾患であり、皮膚科で治療することができることを多くの人に知ってほしい…という目的で、皮膚科学に特化した製薬会社によって制定されました。日付は「5(いつ)も2(ニ)キビは1(皮)膚科へ」という語呂あわせになっているそう。ニキビの漢字表記は「面皰」ですので、本日は「面」とという字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「面やつれ」ってなんと読む?
「面やつれ」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「病気や心配ごとなどのため、顔がやつれること」です。
<ヒント>
「あなた、ダイエットもいいけど、ちょっと面やつれが心配なくらいよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 面やつれ(おも-やつれ) です。
「面(メン)」と読むイメージの強い字ですが、「面やつれ」のほかにも、「面長(おもなが)」「面変わり(おもが-わり」など、この読み方をする言葉は意外と多いのです。スムーズに連想できるようにしておきましょう。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「面舵」ってなんと読む?
「面舵」という日本語のが正しい読み方をお答えください。
ヒント:「船首を右に向けるときの舵の取り方」という意味です。
<使用例>
「面舵いっぱい!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 面舵(おもかじ) です。
船の世界の用語で「おもかじ=右に舵を切ること」という知識はあった方も、「面舵」という漢字表記はご存知なかったかもしれません。ちなみに、左に舵を切ることは「取舵(とりかじ)」と言いますが、どちらも昔の「十二支で方角を表現した羅針盤」に由来した表現です。
羅針盤の上の位置にある「北」は十二支の「子(ね=ねずみ)」、「東」は右の位置で十二支の「卯(う=うさぎ)、「西」は左の位置で十二支の「酉(とり)」…と表示されていました。ここから、右側に舵を切ることを「うのかじ」、左側は「とりかじ」と言い、「うのかじ」は音変化して「おもかじ」になった、といわれております。船上では音を聞き分けるのが難しいので、音変化しやすいのでしょうね。「面舵(おもかじ)」「取舵(とりかじ)」はのちの当て字です。
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本日は、5月21日『ニキビの日』にちなんで、「面」という字の入った日本語から、
・面やつれ(おも-やつれ)
・面舵(おもかじ)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















