移りゆく時の流れを、涼やかなグラスで味わう至福。そんな贅沢を、いつもの日常に心ゆくまで…【テーブル時間を豊かにする「名作グラス」】

涼しげな夏の一杯と共に、時間の流れに身を任せる。たゆたう光に癒やされる。そんな心地よさを演出してくれるグラス。ベーシックを極めた先に選びたいのは、さりげなく個性が光るモダンなデザイン。日常使いからアートピースとしても楽しめる、テーブルに寄り添う名作をご紹介します。

時間別にグラスをコーディネート【朝は、カラーグラスでスイッチを入れる】

朝の光の爽やかさ、昼の陽光の朗らかさ、夜のラグジュアリーなムード。時間や気分でグラスを選べば、テーブルの景色が心地よく変わります。

はじまりの一杯はカラフルなグラスで。美しい色彩に、前向きな気持ちが満ちていくよう。注ぐ飲み物との掛け合わせもまた、気持ちを弾ませる。

スティルレーベン、和光、ラ・スフルリー、ラ・ロメーヌ・エディションのカラーグラス
1.左から/そば猪口『とくさ』貴・同 清[口径8.5×高さ7cm]各¥18,700(和光)、2.『コンケーブ グラス ツイスト』[口径7.5×高さ9.5cm] 各色2個セット¥7,260(イルムスオンラインストア)、3.左から/モチーフはローマ皇帝時代のワイングラス。グラス『ポクラ・フランボワーズ』[口径9×高さ7cm]¥3,850・太めのステムが中世ムード。グラス『オー・ド・ヴィー』[口径7×高さ14cm]¥3,630(アトリエ〈ラ・スフルリー〉)、4.コーヒーカップ『タス・ア・カフェ』[口径7.3×高さ6.8cm]各¥13,200(アトリエ〈ラ・ロメーヌ・エディション〉)

1.「和光」涼を誘うヴェネチアングラス。フードもドリンクも気分で

ムラーノの名工が手掛けたそば猪口は、吹きガラスの柔らかな曲線に優しい色合いがなめらかに溶け合い、水を注げばたゆたうような美しさ。用途や和洋を問わず使える万能カップは、朝のフルーツやヨーグルト、冷製スープにも。オンラインブティック限定。

2.「スティルレーベン」テーブルにリズムをもたらす北欧モダン

「コペンハーゲンで訪れるべきデザインストア」としてショップも国内外で注目を集める女性デザインデュオのグラス。クリスタルのハンドメイドグラスは内側に少しカーブしたフォルムで、螺旋状に描かれたラインが爽やか。

3.「ラ・スフルリー」シックなリサイクルグラスは静物画のような静謐さ

古典的なフォルムに現代的なデザインや機能性を取り入れたパリのガラスウエア。ぽってりとした質感、シックな色にも惹かれる。

4.「ラ・ロメーヌ・エディション」朝の食卓をポップに彩るコーヒーカップ

フランス・プロヴァンスの職人が手仕事でつくるのは、日常の美しさを引き立てるグラスウエア。丸い持ち手がアクセントのミニグラスはエスプレッソやリキュール、ソース入れとしても。多彩なカラーにもときめく。

5.「エルメス」朝の光とムラーノガラス。色彩のレイヤーを楽しむ

エルメスのグラス『カザック・ドゥブル・ドゥ・エルメス』
グラス『カザック・ドゥブル・ドゥ・エルメス』[口径7×高さ15cm]各¥174,900(エルメスジャポン)、その他/スタイリスト私物

目覚めたばかりの感覚に輪郭を与える、鮮やかな色。

色鮮やかな騎手のユニフォームにインスパイアされて誕生。ヴェネチアングラスの名匠を多く輩出したイタリア・ムラーノの職人が吹きガラスで形を整え、透明なガラスにカラーガラスを重ねたかぶせガラスからカラーグラスを削り取ることで、グラフィカルなパターンを描き出す。

角度によって変化する濃淡、多彩なカッティングはテーブルにリズムをもたらし、朝の白湯やミルク、スムージーなど、いつもの一杯との色の重なりも楽しい。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※価格は取材時点(2026年4月)のものです。
※サイズは個体により異なる場合があります。

問い合わせ先

PHOTO :
川上輝明(bean)
STYLIST :
西﨑弥沙
EDIT&WRITING :
松田亜子、佐藤友貴絵(Precious)