【目次】

「合わせやすい色」は?


赤カーディガンは鮮烈なそのカラーで、色合わせが難しい印象がありますよね。しかし、意外にも様々な色と合わせやすいのが魅力の一つ。6つのベーシックカラー、そして応用カラーとの組み合わせについて解説します。

王道「黒」で赤をかっこよく着こなす

 

まずは王道の「黒」合わせから。赤と黒はいずれも強い色同士なので、カーディガンとボトムスのシンプルワンツーでも十分様になります。赤カーディガンをかっこよく着こなしたいときにおすすめの色合わせ。

「白」で華やかさアップ

 

印象の強い赤カーディガンに、ぱっと明るい「白」を組み合わせれば華やかさを上乗せすることができます。コントラストがたっぷりとつくので、簡単にメリハリが手に入るのも見逃せないポイントです。

「グレー」で赤の強さを和らげる

 

黒と白の中間色である「グレー」をかけ合わせれば赤の強さを中和することができるので、ぐっとスタイリッシュに、大人らしく着こなすことができます。見本はインナーにグレーを合わせていますが、もちろんボトムスでグレーを取り入れてもOK。

同じ暖色である「ブラウン」なら相性ぴったり

 

赤と同じく暖色に分類される「ブラウン」なら、相性抜群な一体感ある着こなしに整います。馴染みの良いカラーで温度を感じさせれば、どこか優しく柔らかに着地。モードなロングブーツと太ベルト合わせも、ブラウンならハードに傾きすぎません。

「ベージュ」で品よく着こなす

 

ナチュラルなベージュで赤カーディガンの強さを優しく受け止めれば、上品に導くことに成功します。見本のようなくすんだ赤なら大人らしい表情に、ぱきっとした赤ならフェミニンな雰囲気が盛り上がります。

「ネイビー/ブルー」との寒色合わせでメリハリ付け

 

暖色の赤に対して寒色である「ブルー/ネイビー」といった青系を組み合わせれば、明確なメリハリをつけることができます。ネイビーなら気品を感じる佇まいに、ブルーなら爽やかな印象が盛り上がります。

「赤」でインパクトある装いを作る

 

カーディガンだけでなく、ボトムスにも「赤」を選べばインパクトのあるモードなワンカラーコーディネートが出来上がります。ボトムス以外にも、カーディガン×小物で赤を取り入れる着こなしもチャレンジしやすくおすすめ。

「パンツ」合わせにまずはチャレンジ


まずは、オーソドックスな「パンツ」を合わせたコーディネートをご紹介します。シンプルな組み合わせでも、赤カーディガンそのものが華やかなアイテムなので、物足りなさはありません。参考にしやすいデニムパンツルックをメインにピックアップ。

定番カジュアルがたちまち華やぐ

 

白のロゴTシャツとブルーデニムパンツの王道カジュアルコンビに、赤カーディガンを足して華やぎをアップ。さらりと肩にかけたことでこなれた雰囲気を授けることができます。足元にレースアップのフラットパンプスを添えれば、赤も相まってカジュアルがフェミニンに好転。

淡いアイスブルーデニムでコントラストをつける

 

トップスとカーディガンのニットアンサンブルは、赤を選ぶことでテクいらずで着映えを実現。ぱきっとしたカラーなので、印象が控えめなアイスブルーデニムパンツを合わせ色のメリハリを。白スニーカーで力を抜きつつ軽快に仕上げると良バランスです。

カーディガンとルージュでぐっとレディに

 

白カットソーと黒スキニーパンツというシンプルなモノクロコーディネートに、赤カーディガンを足して単調さを回避。ルージュのカラーもカーディガンとリンクすれば、ぐっとレディな表情が深まります。

レザー素材投入でスパイシーにきめて

 

もともと印象の強い赤カーディガンだから、黒レザーをミックスさせると意志あるモダンな印象にまとまります。シューズもシャープなポインテッドトゥをセレクトし、とことんかっこよく。

目を引く赤カーディガンでチアフルに

 

白Tシャツとデニムショートパンツのヘルシーな組み合わせに、さらりと赤カーディガンを足せばポジティブオーラを放つチアフルな装いになります。ベルトやショートブーツを使って黒を小さく効かせれば、大人らしさと引き締め効果を両立。

メランジニットで立体感を強調

 

ベーシックな白カットソーとブルーデニムパンツなので、メランジの赤ニットカーディガンを選ぶことで立体感を強調するとマンネリしません。スタイリッシュなスクエアトゥの黒ブーツやシルバーネックレスを加え、都会派カジュアルを完成させて。

色味の違う赤を散らして小気味よく

 

白シャツ、そして黒で揃えたパンツとシューズのミニマルコーディネートをベースとしてメイク。そこにダークトーンの赤ニットカーディガンを重ねつつ、ぱきっとした真っ赤なハンドバッグを投入すればリズミカルな色バランスを堪能できます。

赤×青で作るプレイフルな着こなし

 

赤と青を全体にバランスよくミックスした、遊び心感じるコーディネート。小物のカラーも徹底的にその二色にこだわりつつ、ストライプ柄を投入したことで間延びがなくなります。親しみ慣れたデニムパンツで適度にドレスダウンしているからこそ、派手すぎる心配もなし。

ボーダー×インディゴデニムでフレンチマリンを作る

 

ボーダートップスとカーディガンの組み合わせを、インディゴブルーデニムパンツで引き締めながら気負いないムードをアピール。赤と深いブルーの組み合わせが、フレンチマリンへと誘導します。ボーダーは細ピッチを選ぶと大人らしく着地。

ストール感覚でさっと赤を足せば上級者な出で立ちに

 

トップスからシューズまで徹底的に黒で統一した着こなしだからこそ、差し色の赤がよく映えたコーディネート。カーディガンはストール感覚でさっと肩に巻いたことで、簡単なのに上級者なオーラを放つことができます。サングラスのフレームカラーも赤でリンクしているのが粋。

渋めの赤を選んでクールにまとめる

 

赤のグラフチェックがモダンなムードを醸すネイビーのスーツに、赤のカーディガンとバッグを合わせ一体感を作って。カーディガンは渋めの赤を選びつつ、Vネックにしたことでシャープさを強調することができクールにまとまります。

「スカート」で華やかフェミニンを作る


目を引く赤カーディガンに「スカート」を合わせれば、華やかなフェミニンコーディネートが楽しめます。甘くなりすぎない、大人に似合うバランスでまとめたコーディネートをピックアップ。

メランジ×チェックでお洒落上手

 

カーディガンとスカートを赤で統一した、遠くからでも印象美人な着映えコーディネート。メランジカーディガンとチェック柄スカートなので、華やかさが倍増します。白のタンクトップとベージュ小物を融合させカジュアルな気分を残し、こなれ見えに繋げて。

ベージュとブラウンの面積を多めにとって

 

赤カーディガンとレオパードスカートというインパクトのある上下も、淡いベージュのロングコートで覆えば上品さを醸せます。ハットとブーツを使って上下にブラウンを散らし、優しく引き締めることで好バランスに導いて。

「ワンピース」でエレガントに魅せて


華やかさを備えた赤カーディガンと「ワンピース」なら、エレガントな着こなしにまとまります。オケージョンにもぴったりなコーディネート術をお届け。

黒ワンピース合わせでシックなムードを醸す

 

ミニ丈ワンピースも、黒を選びつつインパクトのある赤カーディガンを重ねればぐっとモダンな雰囲気に。カーディガンの上からゴールドチェーンのベルトでウエストマークしたり、レザーショルダーバッグを選ぶことで都会派な表情を後押し。

花柄ワンピースでとことん華やかに

 

鮮やかな赤カーディガンと共鳴する、華やぎたっぷりなイエロー地の花柄ワンピース。カーディガンをラフに肩掛けすれば、適度な抜け感も叶います。時にはこんな高揚感のある着こなしに身を任せ、自分自身を鼓舞するのも大いにアリ!

カーディガンをワンピースとして着こなす

 

赤のロングカーディガンそのものをワンピースとして着こなすのもおすすめです。パイピングのカラーとリンクした黒のインナーとブーツできゅっと引き締めればエレガント。足元のワークブーツが今っぽさを加味します。

「アウター」を重ねて着回し幅を広げる


最後に「アウター」を重ねた赤カーディガンコーディネートをご紹介します。おのずと着こなしの主役になるアウターなので、赤カーディガンが差し色の役割を果たし絵になるスタイルが叶います。

正統派ルックに鮮烈な赤が効いて

 

白シャツに紺ブレザーを合わせた正統派ルックに、赤のカーディガンを差し色として投入し奥行きとメリハリをオン。カジュアルダウン用のデニムパンツは、きれいめなインディゴブルーを選ぶことできちんと感をそこないません。

重厚感のある黒で辛口に

 

赤カーディガンとブルーデニムパンツの色鮮やかな組み合わせを、黒のコートとブーツでぴりっと引き締め。重厚感あるコートが、辛口な印象へと導きます。オーバーサイズなコートなので、トップスとパンツはコンパクトにすると好バランス。

切れの良いアイテムでまとめきりっとさせる

 

赤カーディガンに黒レザーパンツ、そしてレオパードコートという切れの良いアイテムでまとめたスタイリッシュな着こなし。細めシルエットのクロップドパンツを選びつつ、甲浅のパンプスを合わせれば華奢な足首が強調されスタイルアップが叶います。

赤カーディガンで黒コーデに鮮度を宿す

 

ダウンジャケット、パンツ、小物を全て黒で統一したスマートな着こなし。インナーはベーシックカラーではなく、鮮度のある赤カーディガンを選ぶことでフレッシュな気分で着こなせます。

PHOTO :
Getty Images
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