メゾンの象徴的なモチーフ「シェーヌ・ダンクル」のコマを再解釈し、長方形のベゼル&ラグのなかに正方形のケースを収めたデザインがとびきりアイコニックな『ケープコッド』。今年、誕生35周年を迎えたこのウォッチコレクションから、よりフェミニンな印象が漂うミニサイズの新作が登場しました!

誕生から35年を経て、なおモダンであり続ける名品が刻む新章

時計_1,高級時計_1,名品_1
「エルメス」らしい洒脱な「エトゥープ」カラーの文字盤とストラップを纏ったステンレススティールモデル。(C)Joël Von Allmen 

写真ではなかなか、今回のダウンサイジングによる印象の変化が伝わりにくいと思うのですが、実際手にするともっと、ひと回り華奢になったことでまた開花した、『ケープコッド』の新しい魅力にきっと惹きつけられることでしょう。

時計_2,高級時計_2,名品_2,ジュエリーウォッチ_1
シックな「アルドワーズ」カラーの「ドゥブルトゥール」ストラップが、ケースの造形美と洗練のコントラストを奏でる。(C)Joël Von Allmen 

1991年に誕生して以来、多彩なバリエーションを展開し愛され続けてきた『ケープコッド』ですが、今回の新作では現行の最小サイズの長辺より4mm小さい27mmに。それによって「シェーヌ・ダンクル」をモチーフとしたケースの造形美が引き締まり、また異なるエレガンスが授けられています。

時計_3,高級時計_3,名品_3,ジュエリーウォッチ_2
46個のダイヤモンドをセットしたステンレススティールモデルは、フェミニンななかにも凛とした雰囲気が漂う。(C)Joël Von Allmen 

上質なレザーストラップのバリエーションも大きな魅力!

『ケープコッド』といえば、マルタン・マルジェラがメゾンのウィメンズ部門のアーティスティック・ディレクターを務めていた頃に「ドゥブルトゥール」ストラップを採用し、手首に二重に巻きつけるモードな楽しみ方を時計界に広めたエポックメイキングな存在としても知られています。

「エルメス」の大きな魅力で強みでもある、洗練を極めたレザーのクリエイションは今回の新作でも冴えわたり、「ヴォー・スウィフト(牛革)」や「シェーヴル・シャムキライト(山羊皮)」に繊細なニュアンスカラーを施したストラップはなんとも洒脱! ストラップと同色、または同系色のサンバースト仕上げが施された文字盤と優美に響きあい、着こなしのアクセントとして手元で存在感を発揮します。 

■1:「エルメス」ならではのシックなニュアンスカラーストラップ

時計_4,高級時計_4,名品_4
『ケープコッド』各¥512,600 ●ケース:ステンレススティール ●ケースサイズ:縦27×横20mm ●ストラップ:ヴォー・スウィフト(牛革) ●ムーブメント:クオーツ (C)Joël Von Allmen

■2:ホワイトに限りなく近いライトグレー「グリ・ペルル」ストラップ

時計_5,高級時計_5,名品_5,ジュエリーウォッチ_3
『ケープコッド』左/¥477,400(予定価格)・右/¥1,070,300(予定価格) ●ケース:左/ステンレススティール・右/ステンレススティール×ダイヤモンド ●ケースサイズ:各 縦27×横20mm ●ストラップ:ヴォー・アテナ(牛革) ●ムーブメント:クオーツ (C)Joël Von Allmen

■3:イエローゴールドのケース&文字盤と同色の華やかな山羊革ストラップ

時計_6,高級時計_6,名品_6,ジュエリーウォッチ_4
『ケープコッド』左/¥1,276,000(予定価格)・右/¥1,892,000(予定価格) ●ケース:左/イエローゴールド・右/イエローゴールド×ダイヤモンド ●ケースサイズ:各 縦27×横20mm ●ストラップ:シェーヴル・シャムキライト(レザー) ●ムーブメント:クオーツ ※2026年夏頃発売予定 (C)Joël Von Allmen

■4:伝統的なボルドーの「ルージュH」を纏った文字盤&ストラップ

時計_7,高級時計_7,名品_7,ジュエリーウォッチ_5
『ケープコッド』¥1,309,000 ●ケース:イエローゴールド ●ケースサイズ:縦27×横20mm ●ストラップ:ヴォー・スウィフト(牛革) ●ムーブメント:クオーツ (C)Joël Von Allmen

今回は「エルメス」のアイコニックなウォッチコレクション『ケープコッド』から登場したミニモデルの新作をご紹介しました。次回は、「カルティエ」のジュエラーとしての真髄をウォッチに投影したまったく新しいクリエイション、『ミスト ドゥ カルティエ』をお届けする予定です。お楽しみに!

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

関連記事

この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿