「施餓鬼」ってなんと読む?「ふせうえおに」ではないですよ!
明日、7月9日と翌日10日は、例年、東京・浅草の、都内最古といわれるお寺・浅草寺境内で『ほおずき市』が行われる日です。ほおずきだけでなく、江戸風鈴など、和文化の美しさを堪能できる夏らしいアイテムが、ずらりと勢ぞろいで販売されます。『ほおずき市』の日は、観世音菩薩の縁日「四万六千日(しまんろくせんにち)」で、この日に参詣すると、四万六千日参詣したほどの功徳がある、と言い伝えられており、この両日には雷除けのお札の配布もございます。
これを踏まえ、本日は「和文化」に関連した日本語クイズをお送りします。
【問題1】「施餓鬼」ってなんと読む?
「施餓鬼」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「お盆に、お寺などで、飢えと渇きに苦しむ世界に堕ちた無縁仏や生き物のために催す読経・供養」を言う言葉です。現代俳句の季語にもなっています。
<使用例>
「施餓鬼は、無縁の亡者を供養するための法要よ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 施餓鬼(せがき) です。
そろそろ、本格的にお盆休みの予定を立てる方も多そうですので、お盆に関連した和文化の難読熟語をピックアップしてみました。「施餓鬼の法要」は「施餓鬼会(せがきえ)」とも呼びます。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「強盗提灯」ってなんと読む?
「強盗提灯」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「銅板・ブリキ板などで釣鐘形の枠をつくり、中に自由に回転できるろうそく立てを取り付けた提灯。光が正面だけを照らすので、持つ人の顔は見えない照明器具」のことで、江戸時代の捕り物で使用されたり、忍者の使う照明器具としても知られます。
<使用例>
「強盗提灯って、メガホンの話すほうの部分に持ち手をつけたような形ね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 強盗提灯(がんどうぢょうちん) です。
「強盗提灯(がんどうぢょうちん)」は「忍び提灯」「龕灯(がんどう) 」とも呼ばれる、前方の一方向だけに光があたる形の、手持ちの照明器具です。時代劇で、岡っ引きが夜の捕り物を行う際に手にしていたり、また、強盗のほうが持っていたりもします。電気のなかった時代、懐中電灯のような役割をした提灯です。こうしたものの名前から、先人たちの生活上の工夫に思いを馳せると、面白いですね。
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本日は7月9、10日の浅草寺の『ほおずき市』の話題から、「和文化」に関連した日本語をとりあげ、
・施餓鬼(せがき)
・強盗提灯(がんどうぢょうちん)
というの読み方や意味、言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/浅草観光協会ホームページ/あさくさかんのん浅草寺ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















