端正な印象を保ちつつ、キャップで力を抜いて。クラシックとスポーティを融合させ、表情豊かに導いた3名のコーディネート術を紐解きます。

■1:ロミー・ストリドは…外し役のキャップは差し色にもなるグリーンを選択

バッグのラインで鮮やかなグリーンをさりげなくリピート。
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第79回カンヌ国際映画祭での、ロミー・ストリドの着こなしをピックアップ。プレーンな白デニムパンツを軸にしたら、そこから異なる色味のベージュを広げてニュアンスたっぷりに。大きな面積を占めるトレンチコートは、ほんのりグレイッシュな淡いベージュを選ぶとしなやかな印象が高まります。

淡色の装いがぼやけないよう、鮮やかなグリーンのキャップを投入。ニュートラルカラーのなかに原色を一点置くだけで、装い全体の輪郭がくっきり整います。キャップが外し役と差し色のふた役を担った好例。

■2:ヴィッキー・クリープスは…色をリンクして異なるテイストをなじませる

カジュアルをベースにすれば、小物を盛り込んでもトゥーマッチになりません。
カジュアルをベースにすれば、小物を盛り込んでもトゥーマッチになりません。

俳優のヴィッキー・クリープスも、第79回カンヌ国際映画祭へ。ブルーデニムを白のリブトップスとスニーカーで挟んだ軽快カジュアルに、ばさっとしたマキシ丈のグレートレンチコートを重ねて格好よく更新。さらにバイカラーのスカーフを首元にあしらって、クラスアップ効果を加算。コートより濃いチャコールのキャップでグラデーションを描くと、スポーティとクラシカルの異なるテイスト同士がうまく繋がります。

仕上げにバーガンディのトートバッグを投入し、秋らしいぬくもりをプラス。

■3:ジェニファー・ロペスは…黒のキャップでモードなひねりを加えて

深みのある赤のルージュを差し、深まる季節を表現。
深みのある赤のルージュを差し、深まる季節を表現。
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NYでキャッチされたジェニファー・ロペス。共布ベルトできゅっとウエストマークしたら、シアータイツと黒のポインテッドトゥパンプスを組み合わせ、ベージュトレンチコートをドレスのように着こなして。

スタンドネックのディテールを活かしながら、黒のキャップで顔周りをシャープに整えるとモード感がきわ立ちます。インナーとコートの袖をまとめてブラウジングして、シルエットにさらなる動きをプラス。トレンチの着方と合わせる小物にこだわり、シンプルながら絵になる佇まいを完成させました。


海外セレブたちの「トレンチコート×キャップ」の着こなしをお届けしました。キャップを差し色にしたり、色をなじませたりと、自由に効かせて定番アウターの装いを更新してみて。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香