「善男善女」ってなんと読む?誤読の多い言葉です!
明日・10月24日は『天女の日』です。10(てん)24(にょ)の語呂合わせで、「天女伝説」のある全国各地の自治体で構成する「天女サミット共同宣言市町」が制定した記念日で、天女をテーマとしたまちづくりのプロモーションや活動の活性化が目的に掲げられています。
福島県川俣町、滋賀県長浜市、京都府京丹後市、大阪府高石市、鳥取県湯梨浜町、鳥取県倉吉市、沖縄県宜野湾市…などなど、「天女伝説」のある地域は全国に広く分布しています。本日は「~女」と、「女」のつく日本語クイズをお送りします。
【問題1】「善男善女」ってなんと読む?
「善男善女」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「仏教用語で、仏法に帰依した男女。信者の通称。また、一般に信心深い人々。」という意味です。
<使用例>
「この日の説法には、多くの善男善女が集まるのよ」
…さて、正解は
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 善男善女(ぜんなんぜんにょ) です。
「善男善女(ぜんなんぜんにょ)」という言葉は、問題文のヒントにあるように、もともと仏教用語で「信心深い人々」をいう言葉です。昨今は誤読例のほか、「紳士淑女の皆さま」というニュアンスとの混同も多いようですので、使用するシーンを改めて吟味したい言葉です。特に現代的には、多数の人々を包括的に表現するシーンでは、ジェンダーに関する表現を避ける傾向にありますので、併せての吟味が必要かもしれません。
では2問目にまいります。
【問題2】「烈女」ってどんな人?
「烈女(れつじょ)」という日本語の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:固く節操を守る女性
2:気性の激しい女性
3:固く節操を守る気性の激しい女性
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 3:固く節操を守る気性の激しい女性 です。
「烈女」という言葉の発端は、古代中国の伝記『列女伝(れつじょでん』から変遷したものと考えられます。『列女伝』は、さまざまなタイプの女性について列挙した「伝承」でした。この「列女」の語感をベースに、「女性」にかかる意味合いを付加した「烈女」という言葉が生まれたと思われます。
「烈」という字は「勢いが強い。激しい」という意味と「節操を固く守る」というふたつの意味を内包しており、そのふたつを併せもった女性像を表現する言葉となりました。
「節操」という言葉には「操(みさお)」という字が入っておりますね。「操」というと「性的な純潔」を連想する向きが強いですが、もとは「道徳的規範に厳格に従う」という意味の字で、性的なイメージはそこから後付けで派生し、もとの意味を凌駕するほど強いイメージとなっている形です。本来は広く「道徳的規範に厳格に従う」という意味であり、「烈女」とは「固く節操を守る信念をもった、気性の激しい女性」を表す言葉です。ですので、激しさをもっていても、不道徳な人や犯罪者等に対しては適さない表現です。
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本日は、10月24日『天女の日』にちなんで、「~女」とつく日本語から、
・善男善女(ぜんなんぜんにょ)
・烈女(れつじょ)
を取り上げ、読み方や意味、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















