ツイードのジャケットを羽織るときや、カシミヤのニットに袖を通すとき。仕上げに纏いたいのは、自分らしさを引き立てる香り。豊かな素材感と響き合いながらも、おしゃれに鮮度をプラスしてくれるものを見つけたいですよね。今季、美容ジャーナリストの安倍佐和子さんが選んだのは、「アイリス」をキーとしたフレグランスだそう。「アイリス」の香りの魅力について伺いました。
気品溢れるアイリスを主役にした香りで、新しいエレガンスを
「今季、私が惹きつけられたのは、アイリスをキーとしたフレグランスです。アイリスは、パウダリーでありながら、やや苦味もあり、ドライで気高い印象。甘さや華やかさだけでなく、かといってものすごく強過ぎることもないので、ジェンダーレスで使いやすい香りだと思いです。落ち着きがあるので、自分らしさを大切にしたい大人の感性に心地よく響きます。
もともと香料としてなじみのあるアイリスですが、主役にしているフレグランスは意外と少ないように思います。どちらかというと名脇役的な存在。それを主役にしたフレグランスが今季、ラグジュアリーブランドから発売されたことに、新しい時代の感覚を覚えます。女性性だけにとらわれない解放された感覚もあり、自分の感性に素直になれそうに感じます。
今回は、今季発売された中から、“ゲラン”と“ブルガリ”をご紹介します。同じアイリスを軸にしながら、異なる情景と余韻が描かれていています。ぜひ実際に試して、時間とともに変化するつまびらかな表情まで比べてみていただきたいです」(安倍さん)
「“いつもと違って素敵”と繰り返し褒められるほど、さりげなくインパクトを残せます」(安倍さん)
「1日のうち、明け方と夕方に一瞬だけ訪れる美しい蒼い空を表現した香り。1912年に誕生した名香が捉えた情景に、現代の感性で向き合い、新たな息吹を宿しました。この香りのために開発されたのが、独自のアイリス チンクチャー。香水界のブルー ゴールドと呼ばれているアイリスのフレッシュさやボタニカルでウッディな一面を引き出し、唯一無二の個性を与えています。そこへ、澄んだ空を思わせるオゾニック アコードやヴァニラが重なり、やわらかさと広がりを感じさせ、抗えない魅力を引き出してくれます」(安倍さん)
「夕暮れの光を受けたアメジストのように魅惑的で豊かな余韻を与えてくれます」(安倍さん)
「アイリスの表現を引き立てて、夕暮れを染めるアメシストの黄昏の色調を捉えた魅惑的な香り。従来のオードトワレが夜明けの光に照らされた宝石の輝きを思わせるのに対し、こちらのオードパルファムが描くのは、夕暮れの光を受けたアメジスト。シグネチャーであるアイリスを、より豊かなニュアンスで表現しています。パウダリーなやわらかさに、クリーミーな質感やウッディな奥行きが重なり、華やかさのなかにも落ち着きがあって、肌に寄り添うような親密さを感じさせます」(安倍さん)
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。撮影はご本⼈によるもので、商品はすべて私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子

















