幅広いシーンで活躍する「ブルーダイアル」
ゼニス『デファイ クラシック』
無骨に思えるほど飾り気のないデザインに、落ち着いた雰囲気のブルーダイヤルがそこはかとない色気と気品を添える。ムーブメントは自社製の名機「エリート670SK」を搭載。軽量のチタンケースを採用し、信頼性や使い勝手も抜群。使っているうちにどんどん愛着が湧いてくるような1本だ。
ジラール・ペルゴ『ロレアート 38mm クロノグラフ』
クロノグラフといえば40mmオーバーがあたりまえ。だからこそこの『ロレアート 38mm クロノグラフ』には価値がある。細めの手首でも違和感がない小ぶりなケースに、視認性の高い3カウンタークロノグラフ。自社製薄型ムーブメントを搭載。細部まで名門ブランドらしいこだわりが息づいている。
IWC『ポルトギーゼ・ クロノグラフ〝150イヤーズ〟』
2018年創業150周年を迎えたIWCのアニバーサリーモデル。ラッカー仕上げを施されたダイヤルは、深い海を想起させる美しいネイビーブルー。自社製の堅牢かつ高性能のクロノグラフムーブメントを搭載し、さらに信頼性を高めるなど、ブランドを代表する人気モデルがさらにパワーアップしている。
ブライトリング『ナビタイマー1 オートマチック38』
ビジネスシーンでも使いやすい小ぶりかつ薄型の38mmケースの3針モデルながら、航空回転計算尺を搭載。ベゼルには立体的なパールデザインを採用するなど、ブライトリングらしさは失われていない。ブルーの外周部にあしらわれた白地がインデックスの多い文字盤を軽やかに見せてくれる。
ブレゲ『マリーン・クロノグラフ 5527』
2017年からモダンなイメージに生まれ変わった『マリーン』シリーズ。手動旋盤で施したという波をかたどったダイヤルのギョシェは、美しく繊細。ゴールド製の針や立体的なインデックス、コインエッジなどの丁寧な仕上げは、いつまでも変わることのないブレゲらしさを感じさせてくれる。
セイコー プレサージュ『七宝限定モデル』
日本の伝統工芸である七宝を使い、透明感のあるブルーダイヤルを実現。独自の釉薬や研磨法を用い、波を表現した繊細な仕上げがさりげなく個性を主張する。全体の上品さとあいまって、日本的な情緒を感じさせる。
タグ・ホイヤー『カレラ キャリバー16 クロノグラフ』
ブランドを代表する名品『カレラ』に新たなブルーダイヤルバージョン。質実剛健をそのまま時計にしたような見事な仕上がりだ。一切手抜きを感じさせない、ハイクオリティのクロノグラフを手の届く価格に設定することこそタグ・ホイヤーの矜持といえるだろう。
以上、伊達男の定番カラーである美しい「ブルー」の時計を紹介しました。夏らしく爽やかさもありますが、悪目立ちせず上品に飾る時計を探しているならこちらで紹介した時計をオススメします。
※2018年夏号掲載時の情報です。※価格は税抜です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2018年 スイスの2大ウォッチフェア発・珠玉の新作を厳選!「男を語る」名品時計2018
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- クレジット :
- 撮影/武田正彦 文/川上康介 構成/岡村佳代