夏に着たいハイウエストのタイトスカート、フレアスカート、ロングスカートのコーデを厳選! きちんとした印象の女性らしい着こなし方をチェックしてみてください。

【目次】

ハイウエストタイトスカートのコーデ


【1】ミカコ ナカムラの黒ハイウエストタイトスカート×白シャツ

【1】黒ハイウエストタイトスカート×白シャツ
ブラウス・スカート(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、ネックレス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/竹内裕二 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ラグランの肩から大胆に広がるベルスリーブで、とびきり優雅なシルエットが堪能できる白いシルクブラウス。ハイウエストのスカートや靴は黒でタイトにまとめて、ブラウスの流麗なシルエットを際立たせましょう。着こなしがエレガントなぶん、スタッズが施されたメタリックシルバーのバッグで、モードなきらめきをプラスすると、ぐっと軽やかな印象に仕上がります。

【2】フェンディのネイビーハイウエストタイトスカート×ネイビーTシャツ

【2】ネイビーハイウエストタイトスカート×ネイビーTシャツ
Tシャツ・スカート・サングラス・バングル(フェンディ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

「なんだか懐かしい感じ…」と思うのも当然。1970年代のトロピカルをテーマに、「ツアーTシャツ」をイメージしたというTシャツがあのフェンディから登場しました。少々まじめでお堅いイメージのネイビーだからこそ表現できる大人の遊び心です。ボトムスにはメンズライクなペンシルストライプのハイウエストのひざ下タイトスカートを選んで、Tシャツをイン。トロピカルと正統、リラックスとドレッシーという対極のテイストを融合した着こなしで夏の陽差しに映える、シャープで知的なセクシーさを楽しみましょう。

【3】マックスマーラの白ハイウエストタイトスカート×白ブラウス

【3】白ハイウエストタイトスカート×白ブラウス
バッグ(JIMMY CHOO)、ブラウス・スカート(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス(メゾン・ド・ナディア〈ロビンソン ペラム〉)、時計(IWC) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ハイウエストの白のスカートと白トップスのコーデ。合わせて持ちたい小物のバッグの前面は、ヘリンボーン状に編み込んだラフィア素材。ナチュラルカラーにシルバーを吹き付けた表情は、軽やかでクールな印象です。服に当たる背面と底面は、ライトモカ色のやわらかなレザーに。ハンドルをライトグレーにした4配色が、装いを上品にまとめます。

【4】エミリオ・プッチの白ハイウエストタイトスカート×ネイビーニット

【4】白ハイウエストタイトスカート×ネイビーニット
スカート(エミリオ・プッチ ジャパン)、ニット(モールド〈チノ〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

フロントを彩る小さなゴールドボタンとスマートなシルエットが、「リッチな白」を印象づけるハイウエストのスカート。黒ニットとつくる休日のモノトーンは、サングラスやバッグなどモダン&スパイシーな小物使いで際立たせましょう。

【5】プラダのネイビーハイウエストタイトスカート×ブルー系ストライプシャツ

【5】ネイビーハイウエストタイトスカート×ブルー系ストライプシャツ
シャツ・スカート・腕にかけたコート・ウエストバッグ・手に持ったマルチケース・ブレスレット・ストラップ付き白のトートバッグ・バナナ柄のトロリー・トロリーの奥に置いたトランク・スニーカー(プラダ ジャパン)、眼鏡(ミラリ ジャパン〈プラダ〉)、その他/私物 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

清潔感のあるシャツ&ハイウエストのタイトスカートに、足首を細く見せるボリューミーなスニーカーで、シャープな女らしさを演出。きちんと感と快適さに、程よくモード感を備えた装いは、どんなシーンにもフィットします。

ハイウエストフレアスカートのコーデ


【1】エスカーダの白ハイウエストフレアスカート×白ノースリーブ

【1】白ハイウエストフレアスカート×白ノースリーブ
トップス・スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)、ブレスレット(ケイテン)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/竹内裕二 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ハイウエストスカートのウエストにあしらった太いリボンベルトが、メリハリシルエットをつくる白のセットアップ。ハリのあるコットン地だから、甘くなりすぎず、程よくカジュアルなのが今年流です。そこに、ノーブルな黒×ゴールドのバッグと靴を配し、ピリリと効かせることで、大人にふさわしいモノトーンの着こなしが完成します。

ハイウエストロングスカートのコーデ


【1】ブルネロ クチネリのネイビーハイウエストロングスカート×白Tシャツ

【1】ネイビーハイウエストロングスカート×白Tシャツ
スカート・カーディガン・Tシャツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリジャパン)、ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ソフトなガーゼ素材にプリーツ加工を施したハイウエストのティアードスカート。知的で都会的なネイビーというカラーと洗練された素材に、どこかエスニックなニュアンスを感じさせるランダムなティアードが溶け合った、モードな一着です。一見ボリュームを感じさせるシルエットですが、ヒップ回りは程よくフィットしているため、ボディーラインを美しく整えてくれます。シンプルなTシャツや、テーラードジャケットなど、メンズライクなアイテムとの組み合わせで、大人のロマンティックスタイルを楽しんで。

【2】シクラスの黒ハイウエストロングスカート×黒ブラウス

【2】黒ハイウエストロングスカート×黒ブラウス
スカート(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ブラウス(バイ マレーネ ビルガー GINZA SIX)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(サードカルチャー〈エレナ ギセリーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

女らしくてかっこいい、辛口なブラックの着こなしはどんなシーンでも活躍。とろみのあるブラウスやソリッドな地金ジュエリーを合わせることで、オールブラックでも軽やかな印象に仕上がります。ハイウエストのスカートは歩くたびに揺れる、シルクオーガンジーのプリーツを施した、異素材ミックスのラップデザインです。

【3】ディオールの黒ハイウエストロングスカート×黒ブラウス

【3】黒ハイウエストロングスカート×黒ブラウス
ブラウス・スカート・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

上半身はコンパクトに、というのが小柄な体をバランスよく見せるルール。ハイウエストのスカートにブラウスはインにして着こなすのがポイントです。適度にブラウジングすることで、シルエットに少しゆとりをもたせると、よりエレガントな雰囲気に。ハリのあるプリーツスカートが構築的なラインを描くので、ロング丈でもすっきりとした佇いが完成します。

【4】エイトンの白ハイウエストロングスカート×ネイビーカットソー

【4】白ハイウエストロングスカート×ネイビーカットソー
靴(ストラスブルゴ〈ブラク ウヤン〉)、カットソー(スローン)、スカート(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、バングル(TOMORROWLAND〈CATHS〉)、バッグ(ebure〈センシ スタジオ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

風をはらんで優しく揺れる、ハイウエストの白のプリーツスカートを、甘く転ばせず、これほどまでにかっこよく着こなすことができたら、どんなに素敵でしょう。引き算の着こなしを楽しむように、トップスはごくごくシンプルなノースリーブを。そのぶん、足元にはモノトーンのグラフィカルなサンダルで、小気味いいアクセントを加えて。

【5】エイトンの黒ハイウエストロングスカート×白Tシャツ

【6】黒ハイウエストロングスカート×白Tシャツ
Tシャツ(クリップ クロップ〈オーラリー〉)、スカート(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ピアス・チョーカー(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

トレンド感を取り入れたいときは、マキシ丈のハイウエストのスカートやアンクルストラップのサンダルで、足元重めのバランスを。ジャストサイズの白Tで、上半身はすっきりとまとめましょう。

【6】エリザベス アンドジェームスの白ハイウエストロングスカート×黒ブラウス

【7】白ハイウエストロングスカート×黒ブラウス
ブラウス・スカート(コロネット〈エリザベス アンドジェームス〉)、リング(SIRI SIRI)、靴(ドゥロワー丸の内店〈キャリー フォーブス〉) 撮影/伊藤彰紀(aosora) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

モノトーンのシャープな雰囲気をまといながらも、風がするりと通る素材やシルエットを選んで。なめらかなシルクブラウスに、清涼なハイウエストのコットンスカートを合わせて、心地よさという贅沢を味わいましょう。指先には、ひんやりと艶めく氷のようなガラスリングで、おだやかな夏の日を堪能。

【7】ブラミンクの白ハイウエストロングスカート×黒ニット

【8】白ハイウエストロングスカート×黒ニット
スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、ハット(アングローバルショップ 表参道〈エクア アンディーノ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈ペリーニ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店〈カルトガイア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ほんのりとした透け感のあるコットンヴィスコース素材のやわらかなハイウエストのスカートは、分量感があっても軽やか。繊細なフリンジが上品になじみつつも、華やかな存在感を発揮します。甘くフェミニン度の高いマキシ丈スカートをカジュアルに着こなすには、濃い色のシンプルトップスを合わせるのが鉄則。ナチュラルなストロー系の小物で涼やかで優しい印象をプラスしましょう。

【8】シクラスの黒ハイウエストロングスカート×白ニット

【9】黒ハイウエストロングスカート×白ニット
コットンのニット(オルドス ファッション ジャパン)、ネイビーのコットンシルクのスカート(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ペンダント・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エストネーション〈ペラン〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

この夏流行のふんわり広がるフェミニンなハイウエストのロングスカートを、白とネイビーでシンプルに。仕上げに、クラシックで男前なローファーのなかでも華やかなキルトタッセルローファーを選択。適度なボリューム感のある白で絶妙なバランスを取りましょう。

【9】M・filのグリーンハイウエストロングスカート×オフホワイトトップス

【10】グリーンハイウエストロングスカート×オフホワイトトップス
スカート(オールウェイズ〈M・fil〉)、エスカーダ スポートのブラウス・エスカーダのカーディガン(エスカーダ・ジャパン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ペンダント(GALERIEVIE 丸の内店〈SHAINA MOTE〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈モンパナマ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

みずみずしいハイウエストのグリーンのスカートは涼やかなリネン素材。オフ白のトップスを重ねて、上品にまとめましょう。

【10】ザ ロウの黒ハイウエストロングスカート×白カットソー

【11】黒ハイウエストロングスカート×白カットソー
カットソー・スカート(コロネット〈ザ ロウ〉)、チョーカー・ペンダントトップ(ジョージ ジェンセン ジャパン)、バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈グレコ〉)、バッグ・靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

美しい鎖骨を見せるフェミニンなボートネックの白カットソー。黒いハイウエストのロングスカートで引き締めることで、甘すぎない大人の装いに。スカートのウエスト部分には、レースアップデザインが施され、気になる部分もさりげなくカバー。モードな黒小物をバランスよくちりばめると、今年らしい着こなしに仕上がります。