イタリア人のファッションセンスが良い。特にデニムの着こなしに関しては見習うべきところがたくさんあるだろう。現地のスナップなんかを見てみると、イタリア人のデニムの穿き方はサマになっていて格好いい。アイテムの取り入れ方が上手ということもあるが、デニムの穿き方が実にスマートだ。同じデニムをなのに、何故こうも違うのか?それは、お洒落な伊達男たちが好む共通の特徴があったのだ。その秘密を紹介するとしよう。

美脚ラインを生み出すイタリアパンツの最高峰「PT05」のデニム

「PT05」人気の定番モデル「SWING」

パンツ¥33,000(PT JAPAN〈PT05〉)
パンツ¥33,000(PT JAPAN〈PT05〉)

「PT05」のなかでもっとも人気の高いモデルは、この「SWING」だ。PT05のラインナップの中でも、一番細いスーパースリム。腰周りや腿周りなども比較的ピッタリとしていて、股上は浅めだが、コットンにポリウレタンを2%ブレンドすることで、窮屈に感じさせないストレッチ性が生まれるのだ。センタークリースを入れるのはパンツ専業ブランドならでは。デニムの生地に合わせステッチを同色にすることで、カジュアル感を軽減しシルエットをスマートに見せている。

「PT05」のブルーデニム

パンツ¥36,000(PT JAPAN〈PT05〉)
パンツ¥36,000(PT JAPAN〈PT05〉)

ライトブルーに抵抗のある方は、少し落ち着いたブルーがオススメ。腿周りのヒゲ(アタリ)や膝にかけての色落ち加工も自然な仕上がりだ。テーラードジャケットに合わせてコーディネートするのがいいだろう。レストランやパーティーでも、これくらいキレイ目なデニムであれば全く問題ないだろう。

「PT05」の製造に必要な5つのワードを表現したブランドロゴ

ポケットの裏には、PT05のブランドロゴとそれを表す5つのワードが。1.Indigo(藍色)、2.Cotton(綿)、3.Water(水)、4.Thread(糸)、5.Sharp(鋭利=ハサミなど)を表現している。ブランドロゴにも、イタリア人ならではの遊び心が垣間見える。
ポケットの裏には、PT05のブランドロゴとそれを表す5つのワードが。1.Indigo(藍色)、2.Cotton(綿)、3.Water(水)、4.Thread(糸)、5.Sharp(鋭利=ハサミなど)を表現している。ブランドロゴにも、イタリア人ならではの遊び心が垣間見える。
バックのレザーパッチも小ぶりで控えめ。ヒップポケットの右下には、「PT05」のブランドロゴがさりげなく刺繍されている。
バックのレザーパッチも小ぶりで控えめ。ヒップポケットの右下には、「PT05」のブランドロゴがさりげなく刺繍されている。

2018年秋冬の新作デニム「BREAKBEAT」のシルエットは今までにはなかったリラックスデニムだ

パンツ 左¥38,000・右¥32,000(PT JAPAN〈PT05〉)
パンツ 左¥38,000・右¥32,000(PT JAPAN〈PT05〉)

「PT05」の新作モデル「BREAKBEAT」は、今までの「PT05」には見られなかった、ゆったりとしたリラックスシルエット。前はボタンフライで、オーセンティックなデニムの表情だ。

以上、「PT05」のデニムを紹介した。根強い人気がある「PT01」のカジュアルラインは、やはりどこをとっても文句の付けようがない完璧なパンツだ。イタリア屈指のパンツブランドが提案するデニムであれば、買いの1本といえるだろう。

※価格は全て税抜きです。

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STYLIST :
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EDIT&WRITING :
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