日本を代表するデザイナーであり伊達男の山本耀司。彼が作る日常着であるワイズ。それをまとう女性の隣にいる男のためにデザインされたのがワイズフォーメンだった。耀司自身のワードローブをベースに、ヨウジヤマモト オムほどドレッシーでなく、デザインが抑制されたシャツやワイドパンツは着易く、正に大人の男のための日常着だった。

しかし2009秋冬で惜しまれつつも休止。カジュアルな山本耀司の服をまといたいという世の男たちの渇望は多かっただろう。それが遂にメンズライン「ワイズ バングオン!」としてお目見えする。

シーズンレスにドロップするワイズ バングオン!のアイテムを一部公開

人気アイテムたちがラインアップ

先染めキュプラのシャツ ¥26,000(ヨウジヤマモト〈ワイズ バングオン!〉)
先染めキュプラのシャツ ¥26,000(ヨウジヤマモト〈ワイズ バングオン!〉)

コットンツイルの袴パンツ ¥40,000(ヨウジヤマモト〈ワイズ バングオン!〉)
コットンツイルの袴パンツ ¥40,000(ヨウジヤマモト〈ワイズ バングオン!〉)

ファーストコレクションはシャツや薄手のコート、ワイドパンツなど13型。暑さの残る秋口からでも着られるよう、コットンツイル、ウールトロピカル、キュプラなど軽やかな素材使いが特徴だ。カラーはヨウジらしく、黒、白、カーキがメイン。ファーストにはこの季節らしく水色も用意。どのアイテムも男性服を女性に着せるブランドのデザインマインドを反映し、ジェンダーレスで着用が可能だ。

山本耀司直筆のブランドタグ

Y'sは山本耀司手書きによるもの。バングオンは、日本語の番号(バンゴウ)に起因し、アイテムの型番がスタンプで手押しされる
Y'sは山本耀司手書きによるもの。バングオンは、日本語の番号(バンゴウ)に起因し、アイテムの型番がスタンプで手押しされる

ロゴは耀司本人の手書き、そして過去のアーカイブパターンを使用したアイテムもラインアップしているのが堪らない。更に嬉しいのはシーズンレスのコレクションなので、着たい時に購入できること。また価格帯は23,000〜42,000円と抑えられており、手が届き易いプライスであることも魅力だ。

旗艦店であるワイズ表参道で8月24日に発売(一部アイテムは9月)。ワイズのオンラインストアで9月中旬より発売されるので、遠方の人はこちらもチェックすべし!

※価格は全て税抜きです。

問い合わせ先

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
WRITING :
海老原光宏