今やヘルノは、単なるアウターブランドではない。男の装いにおける幅広い領域をカバーし、カジュアルでラグジュアリーなライフスタイルに寄り添うブランドへと進化しているのだ。ここではヘルノのアウターコレクションから、刮目すべき7つのキーワードをご紹介する。
男のスタイルを読み解く、ヘルノ7つのアイテム
■1:ナイロン素材のテーラードジャケット
ジャケットの概念を変える!現代のライフスタイルを象徴する一着
ポリウレタンコーティングによって撥水性とエレガントな風合いを高めた、一枚仕立てのテーラード型ナイロンジャケット。カジュアルにしてシック、軽快にして存在感抜群のこんな一着があれば、現代のオフの装いは大抵片がつく。日常使いから旅先まで、どんなシーンでも大活躍することは確実だ。
■2:モノグラム使いのトレンチコート
ヘルノのモノグラムが伝えるのは知性と信頼感
モードの分野においては、もはや必須のキーワードと化している、モノグラム使い。しかし大人の男がわざとらしくアピールするのは禁物。その点ヘルノの「Hモノグラム」を、さりげなく襟裏やベルト裏にあしらった本格トレンチコートとなれば話は別。それは男にとって、信頼感と洒脱さの証明となろう。
■3:リネン素材のショートブルゾン
美しいシワによって完成を遂げるアウター
近年ようやく日本の男たちの間でも理解が深まってきた、リネン素材の清涼感と美しいシワ。こちらはそんなリネン100%の上質生地を贅沢に使ったショートブルゾンだ。極めてシンプルなデザインだが、着込むほどに刻まれる深いシワが、なんとも風合い豊か。日本の春夏にこれほどふさわしいブルゾンもない。
■4:極薄撥水ナイロンのフーデッドコート
ミリタリーテイストを払拭する極上の生地をまとう
ここ数年で人気復活を果たしたモッズ風のコートだが、高番手の生地で織りあげた極薄生地にポリウレタンコーティングを施したヘルノの撥水ナイロンは、上質感が桁違い。ほどよくリラックスした涼やかなシルエットも、大人にはもってこいだ。レインヨークにはポケットを備え、コンパクトにパッカブルできるなど、機能性も兼備。麗らかな晴天にも気まぐれな雨の日にもエレガントに過ごせる一着を、着こなしていただきたい。
■5:ボンディングコットンのリバーシブルコート
ヘルノの先進性が宿る縫製せずに仕上げたコート
レーザー裁断した2枚のコットン生地をボンディング(結合)し、ほぼ縫製せずに仕上げた、現代的でスポーティなアウター。ブラックとカーキというふたつのトレンドカラーを楽しめる、リバーシブル仕様だ。高い撥水性のみならず、独自のハリ感も魅力。カットソーの上にはおるだけで、モダンな装いが完成する。
■6:コンビ素材のニットアウター
極上リゾートにも似合う小粋なコンビネーション素材
強く撚った糸を使いシャリ感を出したミドルゲージのコットンニットと、ポリエステル素材を組み合わせた、異素材のコントラストが粋なフーデッドアウター。フードには中綿が入っており、肌寒い日には重宝するはず。街中はもちろんドライブやマリーナといった、エレガントな休日に映えそうだ。
■7:リネンコットンのコーチジャケット
装いの可能性を広げるスポーティ×クラシックの融合
スナップボタンで留める軽快さがうけ、近年ピッティで注目されるコーチジャケット。普通はナイロン生地が用いられるこのデザインを、クラシックな千鳥格子のリネンコットンに置き換えたのがこちらである。渋みと若々しさを兼ね備えた一着は、タイドアップした装いからジーンズ&Tシャツといったカジュアルまで、幅広く楽しめる。
※価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020年春号より
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- PHOTO :
- 熊澤 透(人物)、小池紀行(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 櫻井賢之
- HAIR MAKE :
- MASAYUKI(the VOICE)
- MODEL :
- Cuba