「ブラック・ジャック」といえば、現代医学の常識を覆す手術を成功させ、法外な治療費や冷酷な立ち振る舞い、時折みせる正義感など、とにかく読者の心を掴んで離さなかった20世紀を代表する医療漫画だ。近年では「ヤング ブラック・ジャック」やアニメ放送などで、その名を知らぬものはいないだろう。そんな天才無免許医師ブラック・ジャックを描いたシーンの中で人間味あふれる一面を描いた場面を覚えているだろうか。それは唯一の休息である、ピノコとともに暮らす崖の上の一軒家にあるソファでの場面だ。ゆっくりと流れる時間に、彼の人間的な一面を垣間見たことだろう。
「ブラック・ジャック」の生みの親であり、漫画界の神様とも称される手塚治虫氏が、2018年11月3日(土)で生誕90年を迎える。それを記念して、ブラック・ジャックが愛用していたソファが完全再現され、50台限定で登場する。
あの「ブラック・ジャック」のワンシーンを自宅に再現!
手塚治虫をリスペクトした50台限定の特別なソファ
原画をもとに復元したアームチェアは重厚な雰囲気を纏う。本体はウレタン成形を何度も繰り返し、フロントには既成品では採用しない革の使い方にすることで美しい曲線を描いている。張地は国産牛から厳選した原皮を使用した天然皮革で、型押し加工はせずにスムース仕上げを施したなめらかな肌触り。
手塚治虫氏のファンのみならず、ソファマニアも必見の一脚だ。
手塚治虫生誕90周年記念ソファ
価格:¥450,000 ※10月31日(水)より京都タカシマヤにて展示販売開始。
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター