TV版「探偵物語」で松田優作が乗りこなしているのを観て、ベスパを知った人は多いはず。クラシカルなデザインは着こなしに程よい抜け感を与え、男女問わず似合う。このイタリアが生んだスクーターのアイコンがずっと気になっていたというあなた。今最も買いの限定車が登場したので、そろそろ決断してはいかが?
スクーターのアイコン「ベスパ」
航空機の技術を取り入れて開発されたベスパは、曲線で覆われた美しいフォルムと甲高い2ストロークエンジンのサウンドが特徴だ(近年のモデルは4ストロークに移行)。基本コンセプトを変えることなく、それでいてトレンドを巧みに取り込んだ改良を施す手法で、今もなおスクーターのアイコンとして世界中にファンを持つ。
スタンダードモデルの「プリマベーラ」は、50cc、125cc、150ccから選べ、価格も手頃。初めてベスパを手に入れるなら、これがおすすめだ。ボディカラーは全5色(一部は特定の排気量専用色)。渋いグレーから華やかなレッドまで揃うが、他人と被らず、なおかつ洒脱な雰囲気を味わうなら、まもなく登場する125ccの限定車「アニベルサリオ」がいい。
「アズーロ・エ・マローネ」のコーディネートが完成!
「プリマベーラ」の誕生50周年にちなんだ「アニベルサリオ」は、スペックこそカタログモデルと同一ながら、2色の専用ボディカラー&シート、グレーにペイントされたホイールなどをまとう。注目すべきは専用のボディカラーで、アズーロ(水色)とマルーン(茶色)が用意されている。服好きの方ならご存知のように、この2色はイタリア人が最も大切にするもの。寒色と暖色の組み合わせが互いを引き立てることを知る彼らは、ネイビースーツとブラウンのタイに代表される着こなしを、トーンや素材で「調合」しながら、キリッと上品に見せる。いわゆる「アズーロ・エ・マローネ」だ。
もうお分かりだろう。あなたが手に入れた「アニベルサリオ」のボディカラーに合わせ、服や靴の色を「アズーロ・エ・マローネ」でコーディネートすれば、もうそれだけで洒脱なベスパ乗りが完成するのである。ボディカラーはどちらでもOK。ただし入荷台数は合計50台とのことなので、色合わせに悩む前に購入を急ぐべし!
〈ベスパ・プリマベーラ50th Anniversario 125ABS(アニベルサリオ)50周年記念限定車〉
47万5,200円(税込み)
※出荷開始は2018年10月頃
問い合わせ先
- ピアッジオコール TEL:03-3453-3903
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク