【目次】
「合わせにくい」を解決するには?
主張が強い赤バッグをコーディネートの取り入れると、ワンパターンになりがち。そんなときは下記のポイントを参考にしてみてください。
【1】まずは「モノトーン」コーデに投入してみて
無彩色だからこそ、どんなカラーにもマッチする「モノトーン」に赤バッグを取り入れるのが簡単。着こなしに鮮度が宿りながらも、モノトーンのシックなムードはそのまま。
【2】「くすみカラー/ミニサイズ」の赤バッグなら取り入れやすい
ワインレッドやボルドー、バーガンディなど「くすみカラー」や「ミニサイズ」の赤バッグを選べば、インパクトが強くなりすぎず、取り入れる上でのハードルを下げることができます。
【3】「きれいめ」にまとめ大人らしさを引き立てる
色香が漂い、マチュアなムードを備えた赤バッグ。「きれいめ」コーディネートに投入し、大人らしさを引き立てましょう。
「合う色」をマスターして着こなし幅を広げる
まず赤バッグに「合う色」をピックアップ。インパクトのあるカラーだけに、いつも似たような配色の着こなしになってしまう… と感じている方に朗報です。強い色でも、バッグだからこそちょうどいいアクセントになり、意外とあらゆるカラーにマッチさせることができます。その振り幅の広さをご覧ください。
「黒」でシックにまとめて
まず最初に試したいのが、万能カラーである「黒」との組み合わせ。赤も黒もぱきっとした強いカラーなので、モード感漂うシックな着こなしを楽しむことができます。
「白」で爽やかさを演出
赤バッグのインパクトはそのままに、爽やかさをプラスしてくれる「白」。モデルのヘイリー・ビーバーは構築的な白ワンピースに、赤でリンクしたバッグとパンプスを合わせ、クリーンさとフレッシュさを共存させました。
「グレー」無機質カラーに温度を宿して
シルバーのような無機質さを感じる「グレー」の装いに、赤バッグを加え温度をプラスしメリハリを確保。スタイリッシュなグレーだからこそ、大人顔にまとまります。
「ベージュ/ブラウン」は相性抜群
赤バッグと同じ暖色である「ベージュ/ブラウン」の組み合わせで、まとまりの良い着こなしへ。またベージュとブラウンはニュートラルカラーになるので、鮮烈な赤バッグを加えることによってぼんやりしないのもポイントです。
「ネイビー/ブルー」で色の強弱をつける
「ネイビー/ブルー」の寒色に、暖色である赤バッグを加えれば色のメリハリがしっかりついて、立体感のある着こなしに整います。ブルー系ならではのクリーンさが手に入るのも魅力的。
「カーキ/グリーン」でほんのり辛口に
「カーキ」となら程よく辛口に、多彩な「グリーン」となら明るい表情に… グリーン系カラーと赤バッグの組み合わせで、キャッチーさを実現しましょう。モデルのサラ・スナイダーは、配色にこだわってカットソーとスウェットパンツのリラックスカジュアルをクラスアップ。
「カラー」を組み合わせプレイフルに
思い切って「カラー」アイテムを自由にミックスして、プレイフルな装いを楽しみましょう。見本のようなラベンダー、イエロー、ライトブルーとのカラーブロックコーディネートなら、その強い色合わせでモード感まで両立することに成功。
「パンツ」スタイルの鮮度をアップ
ここからは、スタイル別の赤バッグコーディネートをお届けします。いつもの「パンツ」スタイルも、主張の強い赤バッグを投入することで鮮度を宿し、マンネリ解消に繋げて。
定番カジュアルが無難にならない
白Tシャツとブルーデニムパンツ、そしてスニーカーの最愛カジュアルは、赤バッグを新たな引き締め役として指名。クリーンな配色に、鮮烈な赤が映えてシンプルでも威力抜群。
上品ルックに色香をプラス
黒のオフショルダートップスとヒールサンダル、そしてネイビーパンツの上品コーディネートを披露した俳優のアマンダ・サイフリッド。ダークカラーである黒とネイビーの配色に、真っ赤なバッグをプラスして程よい色香を漂わせて。
赤バッグ投入で明度をアップ
カーキシャツと黒デニムパンツの渋色コーディネートは、シャツのボリュームスリーブでフェミニンをひとさじ。そこに赤バッグを加え、フレッシュさを授けて。ミニサイズのバッグをクラッチ風に抱え、こなれ感をアピール。
白×赤でキレの良さをプラス
ぱきっとシャープな白シャツに鮮烈な赤クラッチバッグを合わせ、キレの良い着こなしへ。さらにストライプパンツを合わせ、スタイルアップに繋げて。ブラウンなら、上品にまとめることができます。
効かせる赤でモードな印象を際立てる
もともとモードな印象のグレーと黒のモノトーンコーディネートは、赤バッグでさらなるインパクトを宿し、モダンさを上乗せ。ミニサイズのバッグなら、アクセサリー感覚で取り入れやすいです。
穏やかなニュアンスカラーを赤で引き締める
カーキのトップスとパンツの組み合わせに、ベージュコートを重ねエレガントに仕上げた俳優のエミリー・ブラント。そこにブライトトーンの赤バッグを加えれば、装いをきりっと引き締めることに成功します。
ビッグバッグで迫力を出せばマンネリしない
ベージュトレンチコートと黒スラックスというクラシカルな着こなしも、ぱっと目に留まるビッグサイズの赤トートバッグを加え、モダンにブラッシュアップ。
「スカート」コーデに加えてモードフェミニンへ
しなやかな「スカート」の装いに、キャッチーな赤バッグを加えることでモードフェミニンな着こなしへ。バッグのインパクトが作用して、スカートコーデが甘くなりすぎないのがポイントです。
サテンシャツと赤バッグで立体的に誘導
黒シャツで重心を上に置きつつ、ベージュのIラインスカートで縦長効果をプラスしてスタイルアップを実現。ツヤを湛えたサテンシャツと赤バッグ、メタリックサンダルで立体的に整えて。
清楚フェミニンにスパイスをプラス
プレーンな白シャツにネイビーのミニスカート、そしてローファーを合わせた清楚なフェミニンスタイル。そこに意志を感じる真っ赤なショルダーバッグを投入しインパクトを持たせれば、辛口ムードがミックスされて洒落感が高まります。
赤をたっぷり使って着映える
Tシャツ、バッグ、サンダル、ルージュのカラーをブライトトーンの赤でリンクして、着映え力の高さを確保。スカートは白を選び、軽快な表情へ。Iラインならスタイルアップ効果も手に入ります。
ワインレッドで落ち着いた雰囲気を醸す
ハリのある白シャツに、ブルーデニムスカートを合わせ爽やかな面持ちへ。クリーンな色合わせに、ワインレッドのバッグと華奢ストラップの黒サンダルを加え、落ち着いた上品な雰囲気を醸し出して。
黒の装いを生き生きと見せる
上下を黒で繋いだ着こなしは、モデルのサラ・サンパイオのようにニットとサテン、レースの異素材ミックスで間延びするのを防止。そこに赤でリンクしたバッグとパンプスを合わせ、生き生きとした面持ちへ。ハート型のバッグが、遊び心を感じさせてくれます。
ブラウンと赤で色の調和を意識
色味を変えたブラウンのカットソーとジャケットで、奥行きを演出。ブラウンと同じ暖色である赤バッグを投入すれば、調和が生まれます。スカートとサンダルを黒で繋ぎ、引き締め効果をプラス。
黒とワインレッドで大人の余裕を演出
黒で統一したロングコートとレザーロングブーツ、ワインレッドでリンクしたミニスカートとバッグでシックな配色を意識し、大人の余裕を醸して。プレーンな白シャツを迎えれば、ダークカラーの装いがメリハリ高くまとまります。
「ワンピース」をレディに着こなして
エレガントな雰囲気の「ワンピース」ルックに赤バッグを加えれば、レディな雰囲気を楽しむことができます。デイリーコーディネートはもちろん、ちょっとしたお呼ばれシーンにもマッチする着こなしをピックアップしました。
赤をバランスよく効かせて小気味良く
ベージュのリブニットワンピースに、黒のフラットサンダルを合わせたリラックスフェミニンスタイル。バッグとルージュを赤で統一し、バランスよく彩りをプラスするとリズミカルにまとまります。スリークにまとめたヘアがスタイリッシュさに貢献。
赤クラッチバッグでエレガンスを助長
1枚で優雅にきまる黒のフィット&フレアワンピースは、合わせる小物によって印象ががらっと変わります。手元の所作が美しく見える赤のクラッチバッグとバイカラーパンプスを合わせ、お呼ばれルックをコンプリート。
モノトーンの差し色に赤バッグを投入
すらっとIラインを強調してくれる白リブニットワンピースに、ややゆとりのある黒ジャケットを重ねこなれ感を演出。無彩色のモノトーンルックに、ゴールドネックレスや赤バッグを加え華やぎ力をアップ。
レイヤードと赤バッグで上級者な佇まいへ
タートルニットにシャツワンピース、そしてジャケットを重ねたレイヤードコーディネート。ニュアンス配色を引き締めるべく、バーガンディのロングブーツとレザーグローブ、そして赤バッグを投入して上級者な着こなしを完成させました。
マスキュリンなアウターで外しを加える
黒のフリンジワンピースに赤バッグ、そしてパンプスを合わせ躍動感のあるワンピーススタイルをメイク。仕上げにマスキュリンなカーキのオーバーサイズジャケットで外すと、抜け感が加わってこなれた印象にまとまります。
立体感のある赤バッグで奥行きを授ける
ベージュワンピースと黒コートの丈感を揃え、ドラマティックなエレガントスタイルへ。そこにレザー素材の編み込み赤バッグを投入し、奥行きを授けると絵になります。
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香