赤く巨大な提灯がアイコニックな雷門はじめ、古き良き下町の空気感を楽しめるとあって、国内外から訪れる人が絶えない、東京ひいては日本を代表する観光スポット・浅草。
季節を問わず観光客で賑わうこの街には、日本風情を満喫できる和食店や各国料理店などレストランも多彩に存在し、人々の楽しい思い出を彩っています。
そこでこの記事では、名店ひしめくこの界隈の中でも、とくにおすすめのレストランを厳選。 プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』、および東京&首都圏の女性に向けたWebメディア『OZmall』内の口コミ評価で評判の高いお店と、料理人の顔が見えるグルメ・レストランサイト『ヒトサラ』でシェフがオススメするお店、そしてラグジュアリーマガジン『Precious.jp』に掲載されたお店から選んだ全25軒を、まとめてご紹介します。
浅草に遊びに行くときはもちろん、普段使いにも、是非、ご活用ください。
【目次】
ランチが人気|浅草レストラン
【1】R Restaurant & Bar(アール レストラン アンド バー)/ザ・ゲートホテル雷門13F|西洋料理・バー
雷門まですぐという好ロケーションに位置する「ザ・ゲートホテル雷門」。その13階、「R Restaurant & Bar(アール レストラン アンド バー)は、浅草の賑わいを真下に感じながら、思う存分スカイツリーを眺めることができる、この地ならではのスポットです。
朝から昼にかけては下町の清々しい情景を見下ろし、やがて暮れゆく午後は、刻一刻と色を変える空とスカイツリーのコントラストが、店内を情感たっぷりに彩ります。夜の帳が下りるとまた一変、スカイツリーはライトアップされ、より一層幻想的な姿に。これほどまでに浅草の情緒を体感できながらも、そこは喧騒と隔絶されたくつろぎの空間。バーを備えたカウンター席やゆったりとしたテーブル席など、贅沢な大人の世界が広がります。
また、浅草の風を肌で感じるテラス席もとっておきのシートです。思い思いのエリアで、東京を代表する街の風情を、心ゆくまで堪能しましょう。
ホテルのレストランとして、早朝から24時までいつでも迎えてくれる、その懐の深さも魅力的。たとえば国産牛ほほ肉の赤ワイン煮やパテ・フォアグラのような本格的なものから、パスタやビーフカレー、サンドウィッチといったカジュアルな一品まで、西洋料理がベースとなった幅広いメニューが提供され、アラカルトやコースなど、気分やシーンに応じたスタイルで一日中楽しむことができます。
併設のバーで、気ままにグラスを傾けるのもよし。時間を気にすることなく、思いのままにこの極上の空間を満喫しましょう。
人気のランチプランは「【13階から下町・浅草の町並みを一望!】サラダ&お好みで選べるメイン、カフェ付のランチ 1,850円」。サラダとメインディッシュ、パンとコーヒーがセットになったリーズナブルなプランです。
料理の一例として、サラダは「蒸し鶏と根菜のサラダ こぶドレッシング」など。メインはたとえば「平田牧場三元豚ロースのグリル マルサラ酒ソース 秋野菜添え」、「ハンバーグステーキ ポルチーニ茸入りフォレスティエール風」、「本日の鮮魚 香草パン粉オーブン焼き“浅草 マルテン天長 べったら漬けのタルタルソース”」などのプリフィクスメニューから、好みのものを一品チョイスすることができます。
問い合わせ先
- R Restaurant & Bar/ザ・ゲートホテル雷門13F
- 営業時間/6:30~24:00
定休日/なし
席数/88席
喫煙可否/分煙(テラスのみ喫煙可)
TEL/03-5826-3876
住所/東京都台東区雷門2-16-11 ザ・ゲートホテル雷門13F
R Restaurant & Bar/ザ・ゲートホテル雷門13F の詳細・Web予約はこちら >>
【2】スカイグリルブッフェ武藏/浅草ビューホテル|ブッフェ
つくばエクスプレス線・浅草駅より直結、「浅草ビューホテル」の26階「スカイグリルブッフェ武藏」は、スカイツリーを中心に広がる大パノラマを見渡しながら、150種類の料理を楽しむことができる、開放的なブッフェレストランです。
店内のデザインは和モダンをベースに、窓の外に臨む下町とスカイツリーの眺望が、今昔融合する東京を表象するような趣を添えています。
この広々とした空間には、窓に面したパノラマカウンターや、ふたりで並んで座れるペアソファなど、絶景を独占できる仕掛けが。一日の中で徐々に表情を変えていくスカイツリーを、迫力満点に堪能することができます。
この絶景と合わせてお店の自慢となっているのが、武藏窯を使用して焼き上げるグリル料理はじめ、和洋中、150種以上取りそろえた多彩なブッフェメニュー。富士の溶岩石を使った武藏窯は約400℃の高温を誇り、遠赤外線効果で、外はこんがり、中はジューシーな、旨みが凝縮された極上の焼き上がりを実現します。
人気のランチプランは「【ラッキーdays】平日限定!ホテル26階高層階で楽しむグリル料理&ライブキッチンが好評の約150種ブッフェ 3,780円」。
ブッフェメニューは常時およそ150種の用意。自慢の武藏窯でライブ感たっぷりに焼き上げられるお肉やピッツァはじめ、季節野菜の天麩羅、煮物やいなり寿司など和食、季節野菜の炒めものや焼売、上海焼きそばなど中華、パスタやカレーといった洋食、さらにパティシエ特製のスイーツや浅草名物・人形焼きや雷おこしまで、デザートもバラエティ豊かにそろえられています。季節ごとにおすすめ料理が入れ替わるのでリピート必至です。
問い合わせ先
- スカイグリルブッフェ武藏/浅草ビューホテル
- 営業時間/7:00~10:00、11:30~14:45、17:30~21:45
定休日/なし
予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 5,000円~5,999円
席数/204席
喫煙可否/全面禁煙 ※同フロアに喫煙スペースあり
住所/東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューホテル26F
スカイグリルブッフェ武藏/浅草ビューホテル の詳細・Web予約はこちら >>
【3】GRILL DINING 薪火/浅草ビューホテル|グリル料理
同じく「浅草ビューホテル」1階、メインエントランスのすぐ横に構えるのは、「GRILL DINING 薪火」。1985年開業の老舗である同ホテルの新たなスポットとしてオープンした、薪釜の炎で魅せる、エンターテイメント性抜群のグリルダイニングです。
くつろぎのソファー席や、ひとりでも気ままに楽しめるカウンター席など、ゆったりと落ち着いた面持ちの店内は、街の喧騒とは無縁の大人のムード。中央に据えられる暖炉は、隣り合うロビーからのアイキャッチとして、店の目玉である薪火を象徴するとともに、空間に一層の高級感と安らぎを生み出しています。
炎を上げる薪火を使用した料理は「輻射熱」により、素材の味がより引き出されるとともに、独特のスモーキーな風味が加味され、他では味わえない美味を堪能させてくれます。
コースはもちろんのこと、たとえばランチなら「骨付き豚肉のスペアリブ炙り焼き」や「和風カルボナーラ(窯焼き国産野菜グリルと塩昆布をまぶした温玉添え)」、ディナーなら「宮崎県産斎藤牛モモ肉の炙りステーキ」や「金目鯛の炙りタタキ 土佐酢のジュレで」など、芸術的なメニューがアラカルトでも展開されます。
人気のランチプランは「選べるドリンク付!魚介の前菜に国産野菜やステーキも楽しむ全6皿のよくばりコース 4,860円」。生ビール、スパークリング、赤・白ワイン、カクテルの中から選べる1ドリンクが付いたお値打ちのランチコースです。「季節野菜の京味噌仕立てのポタージュ」や、「サイコロステーキの焼き野菜添え 陶板スタイル」など全6品、付け合わせのパンまでも、薪火で焼き上げられています。天然の遠赤外線で包み込んだ旨みを、存分に味わいましょう。
問い合わせ先
- GRILL DINING 薪火/浅草ビューホテル
- 営業時間/11:30~15:00、土日祝/第1部:11:30~13:00、第2部:13:15~15:00 17:30 ~ 21:30
定休日/なし
予算/ランチ 2,000円~2,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
席数/80席 (テーブル72席/カウンター8席)
喫煙可否/全面禁煙 ※同フロアに喫煙ルームあり
住所/東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューホテル1階
GRILL DINING 薪火/浅草ビューホテル の詳細・Web予約はこちら >>
【4】Life food restaurant et vous? (ライフフードレストランエヴ)|フレンチ
観光エリアの喧騒から離れた静かな路地裏に佇む、「Life food restaurant et vous? (ライフフードレストランエヴ)」。「食べてキレイになる」をコンセプトに、野菜をたっぷり使ったフレンチを提供しているレストランです。
自然の力を重視するその思いは内装にも表れているのか、店内にはぬくもりある木や大谷石などが多用され、天然建材の風合いあたたかな、どこかホッとする空気に満ちています。アンティークが彩るおしゃれな空間で、美容を意識したお料理をいただけるとあって、とくに女性から人気を集める必見のスポットです。
旬の時期にこそ最も栄養価を増す野菜。前菜からメインまで、季節ごとの旬の野菜をふんだんに使った一皿が、彩りも鮮やかに、生き生きとテーブルを彩ります。その色彩を一層引き立てるのが、シェフの地元・栃木の作家による益子焼の器。その美しさで、心までも癒してくれるかのようです。
おすすめのランチプランは「【記念日プラン】乾杯スパークリング付!シェフ渾身のお肉&魚も味わえるメインと絶品レアチーズ等盛合せ 5,000円」。オードブル、魚料理、肉料理、デザートと続く全4品のランチコースです。乾杯スパークリングワイン付きで、メインは、同店のスペシャリテ「とろとろに煮込んだ特選和牛ホホ肉の赤ワイン煮」と「築地直送鮮魚のポワレ」をダブルでいただける贅沢な内容。さらにデザートにお祝いのプレートを付けてもらうことができるので、記念日のお祝いランチにもぴったりです。
問い合わせ先
- Life food restaurant et vous? (エヴ?)
- 営業時間/11:30~15:00、15:00~17:00、18:00~22:00
定休日/毎週月曜日 第1、第3火曜日(※月曜日が祝日又は休日の場合は営業、翌火曜日休み)
予算/ランチ 3,000円~3,999円、 ディナー 5,000円~5,999円
席数/22席
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-6796-7601
住所/東京都台東区花川戸2-9-11 キンランビル 101
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【5】Ciccio tamaya(チッチョ タマヤ)|イタリアン
下町で人気のイタリアンワイン厨房・TAMAYAが、2018年より浅草・蔵前エリアに新たに展開するのは「Ciccio tamaya(チッチョ タマヤ)」、モダンイタリアンとワインのマリアージュを、リーズナブルに楽しめるレストランです。
店内に足を踏み入れると目に飛び込んでくる大きなテーブルは、2名から12名まで使用できる、自由度の高いシート。キッチンに面したカウンター席では、調理のライブ感を肴に、一人の時間を楽しむことができます。さらに店の奥には最大8名様まで利用可能な個室も用意されているなど、多彩なシート展開で、さまざまな楽しみ方を提案してくれます。
下町で気ままに美味と美酒を楽しめる隠れ家…大人なら覚えておきたい、軽やかに楽しめる洒落たイタリアンです。
こちらの店舗の持ち味は、ベースにイタリアンを置きつつ、新しい感覚でつくり上げるモダンな一皿。西伊豆から直送される鹿や海産物、野菜など、旬の食材を使用したセンスあふれるおしゃれなスペシャリテが展開されます。
21時からは、遅い時間派にうれしい、ヘルシーなアラカルト料理をいただくことができるので、観劇のあとや、二軒目のワインバーとして活用するのもおすすめ。オリジナリティあふれる多彩な料理を、リーズナブルな価格で自由に楽しみ尽くしましょう。
人気のランチプランは「前菜6種盛り合わせ・パスタ・デザート・ドリンクまでついたお得なランチコース 2,000円」。前菜、パスタ、デザートと続くお手頃なランチコースです。前菜はたとえば「スペルト小麦のサラダ」、「生海老とブッラータ・オレンジ」、「夏野菜のシチリア風煮込み」といった6種の盛り合わせ。パスタは「白いんげん豆のスープパスタ 豚肉のコンフィ添え」や「トマトと白いんげん豆スープパスタ ガーリックシュリンプ添え」などから好きなものを選ぶことができます。
ディナータイムには個室確約プランも用意されているので、シーンに応じて活用を。
問い合わせ先
- Ciccio tamaya
- 営業時間/11:30~13:30、17:00~22:00
定休日/水曜日/第1・3火曜日
席数/28席(個室1室)
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-5811-1833
住所/東京都台東区駒形1-7-2 ラ リビエール 1F
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【6】 レストラン アラスカ 吾妻橋店|洋食・フレンチ
吾妻橋のほとりに立つ、アサヒグループ本社ビル。ビールジョッキを模した「個性的なオブジェ」は、浅草名物のひとつとなっています。その21階に構えるのが、「レストランアラスカ 吾妻橋店」。大阪に1928年創業した老舗洋食レストランの流れを汲む、古きよき一軒です。
ふかふかの絨毯やテーブルの白いクロス…。店内を包むエレガントな雰囲気は、まさに幼い日に憧れた「フレンチレストラン」そのもの。そして地上100メートルから見渡す東京もまた、情緒満点です。
空気の澄んだ日なら、昼は遠く富士山を眺望。眼下には、この立地ならではの爽快なリバービューを見渡します。
こちらでいただけるのは、著名人も愛する、アラスカ流クラシカルフレンチ。1週間煮込んでつくる特製カレーや、デミグラスソースでいただくエスカルゴアラスカ風、創業以来つくり方が変わっていないオニオングラタンスープなど…。多くの逸話を持つ老舗西洋レストランの味を、どこか懐かしい風情あふれる、浅草の街で楽しんで。
おすすめのランチプランは「【OZ限定★2500円】浅草の天空レストラン「アラスカ」地上100メートルの非日常な空間で!フレンチを楽しむカジュアルランチ 2500円」。構成の一例として、前菜「蛍烏賊のマリネ 春の野菜添え」、スープ「新牛蒡のクリームポタージュ」、メイン「サワラのポワレ 洋ネギとトマトのヴィネグレット」、デザート「マンゴームースとソルベ・ショコラ」。
問い合わせ先
- レストラン アラスカ 吾妻橋店
- 営業時間/11:30~15:00、17:00~22:00 土日祝/11:30~15:30、17:00~21:00
定休日/月※月曜日が祝日の場合は翌日休
予算/ランチ 3,000円~3,999円、ディナー 5,000円~5,999円
席数/60席
喫煙可否/禁煙
TEL/03-5608-5001 ※予約はインターネットのみで受付
住所/東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒグループ本社ビル21F
レストラン アラスカ 吾妻橋店 の詳細・Web予約はこちら >>
【7】鉄板焼 浅草KUDAKA(クダカ)|鉄板焼
雷門通り沿いのビル7階に店を構える「鉄板焼 浅草KUDAKA(クダカ)」。鉄板焼店と言うとゴージャスなイメージがありますが、こちらは堅苦しすぎないやわらかな雰囲気が特徴的。ナチュラルウッドのテーブルやチェア、丸くかわいらしい照明を配した、和モダンの優しい空間が迎えてくれます。約20席とそれほど広くありませんが、だからこその隠れ家感も魅力です。
そんな居心地の良い空間で味わえるのは、最高級A5ランクの黒毛和牛はじめ、フォアグラ、生タラバ蟹、伊勢海老など、一級食材の鉄板焼。なんとも豪華な内容を、リーズナブルに、気軽に堪能させてくれます。雷門の近くにあるので、観光の合間でも食事をしっかり充実させたい方にぴったりです。
おすすめのランチプランは「【OZ限定★特別価格&メッセージプレート付き】フォアグラの鉄板焼きや最高級A5ランク赤身ステーキなど全6皿 4180円」。
構成の一例として、「前菜の重箱」、「フォアグラの鉄板焼き」、「サラダ」、「最高級A5ランク 赤身ステーキ80g」、「白米(味噌汁、香の物)」、「デザート」。ステーキは+1,500円でサーロイン、+1,800円でフィレ、+2,800円でシャトーブリアンに、白米は+300円でガーリックライスに変更可能。
問い合わせ先
- 鉄板焼 浅草KUDAKA
- 営業時間/11:30~14:00、17:00~22:00
定休日/無休
予算/ランチ 4,000円~4,999円、ディナー 6,000円~7,999円
席数/20席
喫煙可否/禁煙
TEL/03-6231-6744 ※予約はインターネットのみで受付
住所/東京都台東区雷門1-16-9MG雷門ビル7F
【8】Hacco's Table(ハッコーズテーブル )|和食
「Hacco's Table(ハッコーズテーブル )」は、発酵食専門のカフェ&ダイニング。和の風情息づくここ浅草で、日本食の伝統のひとつである「醗酵」に着目した和食を、気軽に楽しむことができます。
白い壁に優しい木目の家具を並べた店内は、ナチュラルなカフェを思わせる雰囲気。地域密着型のショップも併設されており、人の仕事のあたたかさを感じさせます。
「人力車プラン」や、地元の人気サロンとコラボした「エステ付きプラン」など、浅草をトータルで満喫させてくれる試みも見逃せません。
たとえば、千葉県香取産「恋する豚」を醤油麹に漬けたメインディッシュなど。発酵食をベースにしたメニューを、コースやアラカルトで味わうことができます。発酵調味は、店内で仕込んだ自家製のものを使用。食材の旨味を引き立てると同時に栄養価も上昇させ、菌の力で体の中から「キレイ」を叶えてくれます。
おすすめのランチプランは「食後のカフェお替り可★下町浅草で味わう発酵食ランチ!カラダの内からキレイを磨くメイン&〆のごはんやデザートも付いた全4皿 2800円」。
構成の一例として、「”醗酵” 前菜6種の盛り合わせ」、「千葉県香取産“恋する豚”使用 醤油麹漬けポークウデ肉 醤油麹とスパイスのファフィータ風」、「新潟県糸魚川産コシヒカリ使用 旬のお野菜を取り入れた玄米リゾット 鹿児島県枕崎産”本枯節”と”真昆布”のおすまし」。
問い合わせ先
- Hacco's Table(ハッコーズテーブル )
- 営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00
予算/ランチ 3,000円~3,999円、ディナー 4,000円~4,999円
席数/38席
喫煙可否/禁煙 ※店外に喫煙所あり
TEL/03-6231-7855 ※予約はインターネットのみで受付
住所/東京都台東区花川戸2-9-10
Hacco's Table(ハッコーズテーブル ) の詳細・Web予約はこちら >>
個室確約可能|浅草レストラン
【1】THE DINING シノワ 唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵/浅草ビューホテル27F|鉄板フレンチ・中華
モダンなヌーベルシノワと、ライブ感あふれる鉄板フレンチを同時に楽しめるという、他にはないスタイルを提供する、「浅草ビューホテル」のメインダイニング「THE DINING シノワ 唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵」。
27階にある店内に入るとまず目を引くのが、オープンキッチン。料理人の見事な手捌きに、これより始まる美味の饗宴への期待が高まります。そして何と言っても圧巻は、大きく取られた窓の向こう見渡す、東京の絶景。目の前にスカイツリー、その真下には浅草の下町が広がり、新旧が融合する東京の今を堪能することができます。
2人並んで座れるプレミアムペアシートや、家族でゆったり座れるハイバックソファーシート、4部屋の個室など、席種も多彩。ラグジュアリーな雰囲気でありながら、デートや家族のお祝いなど、多目的に気兼ねなく利用できるのも、地元で親しまれる老舗ホテル内のレストランならではでしょう。
こちらの核となるのが、洋風の食器で提供される新感覚の中華“ヌーベルシノワ”と、鉄板で華麗に演出しながら仕上げる鉄板フレンチ。とくに両料理長がタッグを組んで織り成す、前菜、スープ、点心、口直し、メイン、食事、デザートの計7品、洋中がミックスされたコースは、同レストランの真骨頂です。一品一品美しく盛り付けられ展開する珠玉のコラボレーションを、眼前に広がる絶景とともに、ゆったりと堪能しましょう。
個室確約の人気プランは、ディナーコース「【一休限定】スパークリングやカクテルなど2時間飲み放題!新宿副都心の夜景が見える個室でシェフ&シェフ 11,512円」。スパークリングワインやカクテルを含む2時間飲み放題付きなので、女子会などにもぴったり。洋中2名のシェフのコラボレーションを、絶景を独占するプライベートルームで心ゆくまで楽しめるプランです。
料理の内容は、たとえばある時季なら、中華からは「むき海老のチリソース」、「揚げジャコと海苔のスープチャーハン 山葵風味」。フレンチからは「アンガス牛サーロインの鉄板焼き ピュレ・スービーズとマスタード風味のジュ・グラ」、「焼きたてアップルパイとバニラアイス」など、両シェフの華麗な共演が繰り広げられます。
問い合わせ先
- THE DINING シノワ 唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵/浅草ビューホテル27F
- 営業時間/11:30~15:00、17:30~21:30
定休日/なし
予算/ランチ 4,000円~4,999円 、 ディナー 8,000円~9,999円
席数/ホール67席/個室4室
喫煙可否/全面禁煙 ※同フロアに喫煙スペースあり
住所/東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューホテル27F
THE DINING シノワ 唐紅花&鉄板フレンチ 蒔絵/浅草ビューホテル27F の詳細・Web予約はこちら >>
【2】歌留多/浅草ビューホテル|和食
同じく「浅草ビューホテル」6階で迎えてくれるのは、日本料理店「歌留多」。そこは街の喧騒とは別世界のような空間。店内より眺める情緒あふれる日本庭園には鯉や亀が優雅に泳ぎ、外界とは別の時間が流れているかのような、心地の良い静寂に包まれます。
個室は大小さまざまに11室を完備。上質な雰囲気は法事や顔合わせ、結納など、大事な席にも申し分なく、覚えておいていざという時に活用したいお店です。
季節の色に染まる庭園を眺めながらいただけるのは、京風会席を中心とした本格日本料理。選び抜かれた旬の味覚を食材に、老舗ホテルの料理人が腕を奮い、その味わい、彩りを、余すことなく器に移していきます。
季節の情景に見立て盛り付けられた一品一品は、まるで繊細な芸術品のようで、さわやかな感動さえも覚えます。季節感あふれる会席のほか、単品メニューの取り扱いも豊富で、しゃぶしゃぶ、天婦羅、すき焼きなど定番料理の用意も。日本酒はじめアルコールも充実しているので、食事と合わせていただきつつ、じっくりと美しい時間を堪能してみてはいかがでしょうか?
個室確約の人気プランは、ディナーコース「【忘新年会おすすめ】乾杯スパークリング&2時間飲み放題付!天麩羅,お造り,鍋など<個室確約30名様まで> 12,142円」。ワインなど含む2時間飲み放題のコースに、特別に乾杯スパークリングも付いた、宴会などにおすすめのプランです。
丁寧に仕立てられた一品料理と、天麩羅・お造り・ちらし寿司などの盛り込み料理、さらにちゃんこ鍋まで付いた盛りだくさんの内容となっています。
問い合わせ先
- 歌留多/浅草ビューホテル
- 営業時間/11:30~15:00、17:30~21:30 ※平日(昼・夜)及び日祝(夜)は完全予約制で営業
定休日/月曜定休
予算/ランチ 4,000円~4,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
席数/ホール席72席/個室11室
喫煙可否/分煙
住所/東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューホテル6F
【3】鮓 かね庄|寿司
情緒あふれる下町・浅草の一角で、落ち着いた佇まいを見せる「鮓 かね庄」。店内は清潔感あふれる白木のカウンターを中心に、個室1室を加えた、わずか15席の空間。カウンターの向こうでは、気さくな主人が鮮やかな所作で寿司を握り、その温かな雰囲気に緊張が解れていきます。
カウンター越しに目の前にする職人技は、寿司屋の醍醐味のひとつ。そんな情景も楽しみつつ、季節の新鮮なネタを、店主のおまかせで握ってもらうのがおすすめです。旬や仕入れによって食材が変化するので、新たな味覚と店主目当てに、何度も通いたくなってしまいそうです。また、鮮魚同様、日本酒・地酒も季節に合わせラインナップ。その時季一番おいしいお寿司とお酒のマリアージュを、肩肘張らずに堪能しましょう。
個室でゆったりと楽しむなら、ディナープラン「【4~6名限定×個室確約】お子様連れや女子会に!四季折々の新鮮な魚介を使用したお料理をご堪能」を。たとえば中トロ、小肌、ウニに車エビ、穴子に赤貝など…握り8貫はじめ、お造りや煮物、焼物といった季節の料理を楽しむことができます。
問い合わせ先
- 鮓 かね庄
- 営業時間/11:30~14:00 17:00~23:00、日祝/17:00~22:00
定休日/月曜日、第1・第3日曜日
予算/ランチ 2,000円~2,999円 、 ディナー 8,000円~9,999円
席数/15席(完全個室1室)
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-3871-6081
住所/東京都台東区浅草3-33-9
【4】日本料理もちづき|和食
吾妻橋のほとりにそびえる、ビールジョッキをイメージしたというその外観がなんとも印象的な、アサヒグループ本社ビル。「日本料理もちづき」は、その21階にある日本料理店です。
店内に足を踏み入れると広がるのは、テーブル席をゆったりと配した、和モダンのダイニング。一面の窓の外にはスカイツリーの全身を間近に眺望し、空気の澄んだ日には、筑波山や日光の山々までも見渡すことができます。
真下に流れるのは隅田川。その静かな水面に心和ませながら、心からくつろいだ時間が流れていきます。4部屋用意された個室からもこの眺望を楽しむことができるので、接待や会食などに利用すれば、喜ばれること請け合いです。
こちらでいただけるのは、四季折々、旬の食材を盛り込んだ、目にも美しい会席料理。月替わりの会席コースに加え、たとえば松茸の時季には松茸づくし、春には桜鯛づくしなどの会席を用意、さらに冬はトラフグや黒毛和牛のしゃぶしゃぶといった鍋もいただけるなど、一年を通してその季節の美味と風情を堪能させてくれます。
アサヒビール本社ビル内というロケーションもあって、鮮度抜群の生ビールが提供されるのも見逃せないポイントです。
特に人気を集めているのがランチタイムの個室確約プラン「【窓際個室確約】季節の食材を使った「昼の特別会席」全8品!地上100mからの絶景とともに! 5,800円」。昼の特別会席コースに個室料を含んだ、お得なプランです。
コースの構成は、先付、前菜、刺身、焼物、煮物、油物、食事、水菓子の計8品。たとえば前菜は「蕪小袖寿司 アスパラサーモン巻き 零余子(むかご)石垣真薯 他」、焼き物「朴葉包み焼き 舌鮃 鰆 法蓮草 エリンギ はじかみ」煮物「大根スープ煮 湯葉オランダ煮 舞茸 京人参 春菊霞煮」、油物「海老真薯蓮根挟み揚げ 大黒湿地(しめじ) 美味出汁」など、見るも鮮やかな一品一品がテーブルを彩ります。
問い合わせ先
- 日本料理もちづき
- 営業時間/11:30~15:00、17:00~22:00
定休日/不定休
予算/ランチ 4,000円~4,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
席数/64席(個室4室)
喫煙可否/分煙(ダイニング:全面禁煙、個室:全室喫煙可)
TEL/03-5608-5002
住所/東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒグループ本社ビル21F
浅草のおすすめレストラン
【1】テランガ|フレンチ
ビルの隙間に佇む味わい深い古民家…一見するとフレンチレストランとは思えないそのお店が、田原町の隠れ家店「テランガ」です。
美しい格子戸を開けると迎えくれるのは、わずか12席の、どこか懐かしさ漂う空間。刻んだ時間を思わせる飴色の木材が、ゆったりとした時の流れを演出しています。セネガルの言葉で「おもてなし・歓迎」を意味する単語を店名に掲げる同店。優しく心地のいい空気に身を任せ、ただただ美味を堪能しましょう。
カウンター越しに腕を奮うのは、セネガルやベトナムなどの日本大使館で料理人として活躍し、優秀公邸料理長外務大臣賞を受賞するなど輝かしい功績を残したシェフ。そうした豊かな経験がベースとなっているのか、手掛けるフレンチは、和の要素を取り入れるなど、枠にとらわれることなく独創的。
カウンター越しに繰り広げられる調理の臨場感さえ食事のエッセンスに加えつつ、味、色、食感、温度まで細かく配慮した、五感で楽しむ料理を展開してくれます。器として使用されるのは、陶芸家であるシェフの父親の作品。こちらにも是非ご注目を。
おすすめのプランは、ディナープラン「元公邸料理人シェフの技を存分に!旬の厳選食材と味・見た目・香りにまでこだわったおまかせコース全7品 6,480円」。たとえばある秋の日なら、「サンマとポアロー葱のテリーヌ・くるみ」や「セップ茸のスープ石川芋・キノコパウダー」、「国産和牛のロースト・熟成インカのめざめ」など、季節の食材を用いた全7品が展開されます。
問い合わせ先
- テランガ
- 営業時間/18:00~24:00
定休日/月曜日
キャパシティ/12席
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-5246-4908
住所/東京都台東区寿4-14-8
【2】どぜう飯田屋|和食
下町情緒あふれる浅草の街、かっぱ橋通りに暖簾を掲げるのは「どぜう飯田屋」。こちらは、食にうるさい江戸っ子をも唸らせる庶民の味・どじょう料理を明治時代から提供してきた老舗。どじょう料理専門店も現在では都内に4店舗ほどを残すのみということで、伝統の味を今に引き継ぐ、貴重なお店のひとつと言えるでしょう。
名店と言えど、その畏まらない雰囲気もまた魅力。品の良い調度品がちりばめられた店内は、老舗の趣を感じさせてくれながらも、同時に古き良き下町らしい気さくさがくつろぎを誘います。
開放感あふれる空間の1階は掘りごたつ式、2階は宴会などにも使える大きな座敷席となっており、その使い勝手のよさでも界隈で親しまれています。
このお店で賞味したいのは、何と言っても「どぜう鍋」。テーブルに設置されたガスコンロを使い“自分好みの火加減”でいただくスタイルにも、江戸っ子らしい自由な気風が感じられます。淡白でありながらほのかに苦みを残すどじょうの味は思わずお酒が進みそう。自身の旨みで、付け合わせの牛蒡や長葱などほかの食材の味をも引き立ててくれます。
どじょうをいただける鍋料理の中でも、生のどじょうを具材として提供する「ほねぬき鍋」は、同店のどじょうの鮮度の高さを証明する一品。徹底的に下処理された生のどじょうは、食感も味の濃厚さも違います。
鍋のほかにも、どじょうのサクサクした食感がクセになる「どぜう南蛮漬」や、はしご酒の後にオーダーする常連客も多いという「どぜう汁」など逸品ぞろいです。浅草を訪れた際はこの伝統料理を味わい、古き良き日本を満喫してみては?
問い合わせ先
- どぜう飯田屋
- 営業時間/11:30~21:30
定休日/水曜日 年末年始
予算/ランチ 2,000円~ ※定食は600円~、ディナー 5,000円~
キャパシティ/120人(宴会・パーティー時着席:60人)
喫煙可否/分煙(1F:禁煙、2F:喫煙)
TEL/03-3843-0881
住所/東京都台東区西浅草3-3-2
【3】牛もつ鍋 よし藤|もつ鍋
浅草花やしきのほど近く、静かな路地に紫ののれんを掲げる「牛もつ鍋 よし藤」は、いながらにして博多の味を楽しむことができる、本場のもつ鍋店。福岡は天神・大名の人気店による、東京初出店です。
のれんをくぐると広がる店内は、くつろぎを誘う和の設え。落ち着いた隠れ家のようで、ひととき喧騒を忘れさせてくれます。ひとりでも気軽に立ち寄れるカウンター席から、40名程度まで対応可能な2階座敷席まで、その楽しみ方も多彩。友人やパートナーと鍋をつついたり、あるいは会社の宴席に使用したり…地元住民も集う和みの空間は、幅広いシーンで楽しい時間を演出してくれそうです。
もつ鍋をはじめとした自慢の料理は、食材に徹底してこだわって。たとえばちゃんぽんは福岡の老舗製麺所・張源洋行より直送、お米は日田矢領米が使用されています。そして牛もつは鮮度を最優先し近郊の長野から直送。すべてにおいて、安心安全の国内産が貫かれています。
そうした厳選食材のみを使用した看板メニュー・本格「牛もつ鍋」は、これまた九州・福岡産にこだわった調味料でいただきます。九州しょうゆを使ったキレのある「しょうゆ味」、3種の九州みそを合わせたコクのある「みそ味」と展開されるオリジナルの味を、お好みで堪能しましょう。
また、もつ鍋のルーツとされる、牛もつを使った「すき焼き」、通称「もつすき」も見逃せません。新鮮な牛もつをすき焼きでいただく、なんとも贅沢な一品です。そのほか、厳選した牛ハラミを寝かせることで、さらに旨味を凝縮した「焼牛ハラミ」などのメニューも人気です。
問い合わせ先
- 牛もつ鍋 よし藤
- 営業時間/17:00~2:00
定休日/無休
予算/ディナー 4,000円~
キャパシティ/65人(宴会・パーティー時着席:65人)
喫煙可否/喫煙可
TEL/03-3844-3987
住所/東京都台東区浅草2-27-5
【4】龍圓|中華
屋号だけを掲示するシンプルな店構え…そんな飾り気のない佇まいが、大通り沿いでひと際凛とした印象を醸す「龍圓」。トリュフ香るカニ玉など、個性あふれるメニューが人気の中華料理店です。その外観同様、店内も、華美な装飾を一切排除したシンプルモダンがモットー。オフホワイトを基調とした洗練の空間は外の賑わいとは別世界のようで、時間を忘れ、美味に没頭することができます。
このシンプルな空間に華やぎをもたらすのは、たとえば「トリュフ塩のかに玉」など、アイデア満載の中華。同メニューは、これ目当てに訪れるゲストも多いという、名物料理。たっぷり空気を含ませながら調理したふわふわの卵に、トリュフの風味がアクセントになった逸品です。
また、定番料理を独自の解釈で再構築した「ピータン豆腐」なども人気のメニュー。刻んだピータンの上にムース状にした豆腐を乗せカクテルグラスで提供するという、その意外なビジュアルでも楽しませてくれます。
そのほか、フレンチの技法を取り入れた「よだれ鶏」など個性際立つ中華料理が展開されますが、おいしさの根幹にあるのはあくまで食材。その魅力を引き出そうとした結果、前例にない調理を施すこともある…そうした「食材ありき」の姿勢がシェフの信条です。
独創的なアイディアで、食材の魅力を極限まで引き出した珠玉の一皿を、目で舌で味わい尽くしましょう。
問い合わせ先
- 龍圓
- 営業時間/12:00~13:30、17:00~20:30
定休日/月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜休)、毎月第1月・火曜、1月中旬
予算/ランチ 2,500円~、ディナー 7,000円~
キャパシティ/24人
喫煙可否/完全禁煙
TEL/090-8720-2581
住所/東京都台東区西浅草3-1-9
【5】HOMMAGE(オマージュ)|フレンチ
浅草駅からは徒歩15分ほど。浅草寺を抜け、言問通りを渡った先の閑静なエリアに佇む「HOMMAGE(オマージュ)」は、ミシュランの星を獲得したフレンチの名店です。
観光地の喧騒を抜けた静かなロケーションは食事を楽しむのに最適、店内もシンプルな装いにまとめられ、一流店らしい落ち着きを湛えています。とは言え、肩肘を張らず楽しめるのが下町・浅草らしさ。以前「なだ万」で働いていたという奥様が着物姿でもてなしてくれる情景は、まさに浅草フレンチと呼ぶにふさわしい温もりを感じさせます。
清潔なテーブルクロスの上には鮮やかな、エメラルドグリーンの美濃焼き。シンプルな空間に見事に映え、じっくりと眺めればその手仕事の風合いに、心が再び解れていきます。
浅草を代表するフレンチとしての地位を不動のものとしている同店ですが、荒井昇シェフが繰り出す一皿は、通り一遍のフレンチとは異なります。たとえば「栃木産和牛ロースのティエド 塩麹でマリネした卵黄とジロール茸とミモレット」ですが、こちらのインスピレーションのもととなっているが「すき焼き」。繊細な火入れを施したロース肉に添えたハーブと卵黄のマリネは、それぞれすき焼きの春菊と溶き卵を表現しているそうで、その自由なアイデアにただ驚かされます。
また、日本料理の椀物から着想を得たという「甘鯛の松笠焼き 松茸のナージュ仕立て」は、鯖節ベースのスープに浮かぶ甘鯛のサクサク食感が小気味よく感じられる一品です。日本料理に限らず、時にインドのサモサを取り入れたり、時にサムゲタン風に仕立てたり。各国料理のエッセンスを、シェフの感性で昇華した料理の数々は“創作”と誤解されがちですが、その根底にあるのは確かなフレンチの技術。ミシュランが認めた技と感性を、じっくりと楽しみましょう。
問い合わせ先
- HOMMAGE
- 営業時間/11:30~15:00、18:00~22:30
定休日/月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日)
予算/ランチ 6,000円~、ディナー 20,000円~
キャパシティ/20人
喫煙可否/完全禁煙
TEL/03-3874-1552
住所/東京都台東区浅草4-10-5
【6】Nabeno-Ism(ナベノイズム)|フレンチ
都営地下鉄浅草線浅草駅より徒歩3分、今なお江戸の香り残る駒形に構える「Nabeno-Ism(ナベノイズム)」は、恵比寿「ジョエル・ロブション」でエグゼクティブ・シェフを勤めた、渡辺雄一郎氏が手掛けるフレンチレストラン。
インテリアは、王道フレンチにふさわしいエレガントかつモダンな印象。活力あふれるオレンジをテーマカラーに、店内随所にビビットなビタミンカラーが配され、新しさを予感させるスタイリッシュなアクセントとなっています。
そしてなんといっても、隅田川に向かって開ける絶好のロケーションが素晴らしい! 広々としたテラス席も備えられ、川面を行く水上バスや屋形船、スカイツリー、夏には花火大会など、浅草らしい風景を心ゆくまで楽しむことができます。3階には窓に面したカウンター席を用意。天候を気にすることなく、一年中この恵まれた眺望を堪能できる特等席です。
フランス料理の王道を歩む渡辺シェフが繰り広げるのは、「これぞフレンチ」と思わず唸りたくなる、正統、それでいて意外性を伴ったコース料理の数々。たとえば「大心堂」の雷おこしや「種亀」のモナカの皮、「江戸蕎麦ほそ川」のそば粉…東京の老舗ひしめくこの立地を生かした食材を使用し、ここでしか味わえないワクワクするような一皿で魅了してくれます。
それを象徴するのが、最初に登場するアミューズ「柿と梨のガスパチョ、浅草老舗とのコラボスナックとオリーヴのマリネ」。シェフの家紋で店のロゴでもある、渡辺星(三ツ星に一文字)を思わせるそのビジュアルもユニーク、地元老舗店のおこしやモナカの皮が使用されていますが、食せばちゃんとフレンチです。
さらに、秋を感じる「天然紅葉鯛、根セロリのピュレとソースアルベールを添えて」や、デセール「赤ワインとスパイスでコンポートにしたイチジク」などに至るまで、新鮮な驚きを忍ばせつつ、深い満足を約束してくれます。
問い合わせ先
- Nabeno-Ism
- 営業時間/12:00~15:00 18:00~23:00、日/18:00~22:00
定休日/月曜日 ※他不定休あり
予算/ランチ 15,000円~、ディナー 30,000円~
キャパシティ/30人(宴会・パーティー時着席:30人)
喫煙可否/完全禁煙
TEL/03-5246-4056
住所/東京都台東区駒形2-1-17
【7】ブラカリイタリア料理店|イタリアン
浅草寺の裏手に構える「ブラカリイタリア料理店」は、本場ミシュラン2つ星店の精神を受け継ぐ、穴場的イタリアンレストラン。腕を奮うシェフは、イタリアの名店「BRACALI」で修行し、日本で唯一その名を掲げることを許された本格派。浅草にはちょっと意外な、本物のイタリア郷土料理を味わえるとあって、密かな評判を集めています。
黄色を基調にした明るい店内は本場のムードも充分。たとえば子供用の食器・椅子も用意されていたり、専属プランナーがレストランウエディングを提案してくれたりと、浅草らしいアットホームさも、心地よく感じられます。
本場の味を忠実に再現するために食材も本場にこだわって、イタリアのものを多く取り入れることをモットーにしているという同店。日本で入手できないものは、現地から仕入れるなど、真摯にこだわりが貫かれています。
そんな情熱を込めてつくられる料理は、本場イタリア人も納得の味わい。本国の名店に恥じない一皿を、日夜提供してくれます。中でもこれだけは食べてほしいとシェフが自身を持ってすすめるのは「全粒粉を練り込んだストラッチ」。本店での修行時代、初めて教えてもらった料理ということで、シェフの原点とも言える一品です。
またステーキやチキンなど、たくさんの肉料理が1枚のプレートに盛り付けられた「本日のグリルミスト」は、同伴者とわいわいシェアして食べたい、欲張りで楽しいメニュー。野菜やハムといった絶品食材をいろいろ楽しめる「本日の前菜盛り合わせ」は、パーティーなど特別なシーンで、テーブルに華やぎを添えてくれます。
本格的でありつつ、あらゆるシーンで肩肘張らず、楽しい時間を過ごせる…そんなカジュアルな大人の集まりに理想的なスポットです。
問い合わせ先
- ブラカリイタリア料理店
- 営業時間/11:30~15:00、17:45~23:00
定休日/月曜日
予算/ランチ 1,800円~、ディナー 5,000円~
キャパシティ/34人(宴会・パーティー時立席:50人着席:34人)
喫煙可否/完全禁煙
TEL/03-6379-3367
住所/東京都台東区浅草3-27-9
【8】焼肉BEAST(ビースト)|焼肉
兵庫県有数の神戸牛生産牧場として知られる、太田牧場。その太田牧場が独自につくりあげた希少なブランド牛・但馬太田牛を味わえるのが「焼肉BEAST」、焼肉激戦区の浅草にあって、他店と差をつける価値を提供している注目店です。
白い壁にモダンな木のテーブルを配した店内はおしゃれで清潔感に満ち、大人にとっても居心地抜群。より気軽なカウンター席やテーブル席、さらに掘りごたつ式の席などシートも豊富で、その時々のシーンにあった使い分けを叶えてくれます。
ゆったりくつろげる掘りごたつ式の席は、ファミリーにもおすすめ。オーナー自身も3人の子を持つ父ということで、赤ちゃん用の椅子や食器が用意されるなど、小さな子連れでも気兼ねなく、くつろげるような配慮が随所に行き届いています。
出荷頭数が限られるため、関東にはなかなか出回らない太田牛を、リーズナブルに食べられるのが魅力の同店。来店したら必ずオーダーしたいのは「但馬太田牛 お任せ5種盛」。その日の仕入れで一番いい部位を盛り合わせにしたメニューで、赤身と霜降りをバランスよく楽しむことができます。
また、「但馬太田牛の牛刺し」は保健所の厳しい審査を突破した、生肉提供店ならではの一品。人肌の温度でとろけてしまう「但馬太田牛」本来の甘みを贅沢に堪能できる、こちらも見逃せないメニューです。
肉以外では「すだち冷麺」がおすすめ。「但馬太田牛」の出汁がベースとなったスープと、トッピングのすだちがスッキリと深みのある後味を生み出し、リピーターを呼んでいます。パーティーや記念日で訪れるなら肉ケーキを是非! インパクト満点のビジュアルに、その日の主役も喜んでくれること請け合いです。
問い合わせ先
- 焼肉BEAST
- 営業時間/18:00~1:00、土/17:00~1:00、日・祝/13:00~22:00
定休日/水曜日
予算/5000円~
席数/35人(宴会・パーティー時着席:35人)
喫煙可否/分煙(21:00まで完全禁煙)
TEL/03-5830-3729
住所/東京都台東区浅草2-19-5 イントラビル1F
【9】 ラ・ラナリータ 吾妻橋店|イタリアン
アサヒグループ本社ビル22階、ジョッキに見立てた建物の泡部分に位置するイタリアンレストラン「ラ・ラナリータ 吾妻橋店」。ここは、地上100mから東京の夜景を臨む、天空のレストラン。天井が高くモダンな雰囲気の店内は、東京スカイツリーを目の前にする圧巻のナイトビューに彩られ、あたかも劇場のような非日常の空間をつくり上げています。
テーブルを彩るのは、季節の食材で織り成す絶品イタリアン。記念日なら、デザートにメッセージを入れてもらうことも可能。極上の夜景とともにディナーを盛り上げ、忘れられない夜を演出してくれます。
おすすめはディナープラン「【OZ限定★メッセージ&写真付き】東京スカイツリー(R)を望む非日常空間!クラフトビールも2時間飲み放題×旬のイタリアン5皿 6800円」。
構成の一例として、「イチジクとサンダニエレ産プロシュート」、「本日の前菜三種盛り合わせ」、「秋刀魚と大根のスパゲッティーニ」、「国産豚フィレ肉のアッフォガーレ シャンピニオンとぶなしめじのデュクセル」、「本日のドルチェ盛り合わせ」。スパークリングワインやクラフトビール含む2時間の飲み放題付き。
問い合わせ先
- ラ・ラナリータ 吾妻橋店
- 営業時間/11:30~15:00、17:00~22:00 土日祝/11:30~16:00、16:00~22:00
定休日/不定休(年末年始は休み)
予算/ランチ 3,000円~3,999円、ディナー 5,000円~,5999円
席数/100席
喫煙可否/禁煙
TEL/03-5608-5277 ※予約はインターネットのみで受付
住所/東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒグループ本社ビル22F
【10】 ジンギスカン霧島 浅草店|焼肉・ジンギスカン
つくばエクスプレス浅草駅を出てすぐ。さまざまなレストランが入るビルの3階に店を構える「ジンギスカン霧島 浅草店」。こちらは、元大関霧島(現・陸奥親方)による、ジンギスカン専門店です。店内は広々としており、木目を多用したすっきり清潔感のある内装。壁を飾る相撲関連の品々が、和の雰囲気を演出しています。
ラムは脂肪燃焼を助けるカルニチンを多く含んでいるので、美容に関心が高い方にもおすすめ。タンパク質・鉄分に富み、肉体造りに理想的な食材のため、陸奥親方も現役時代から、好んで食していたのだとか。
同店では、オーストラリアの大自然が育んだ、質の高いラム肉を使用。部位を選べるのも専門店ならでは、また、焼肉はもちろん煮込みや炙りなどいろんな食べ方で、やわらかく味わい深いラムを堪能することができます。
おすすめはディナープラン「【OZ限定★十両コースに乾杯スパークリングワインハーフボトル付き】特選ラムヒレやラム煮込みなど全8皿 2860円」。
内容の一例として、「本日のサラダ」、「ラム煮込み」、「生ラム肉」、「ラムの生ソーセージ」、「ラムタン」、「特選ラムヒレ」、「塩ダレもみもみ焼き」。「もやし」はお替わり無料。また、乾杯シャンパンハーフボトル付き。
問い合わせ先
- ジンギスカン霧島 浅草店
- 営業時間/11:30~15:00、17:00~23:00 土日祝/11:30~23:00
定休日/無休
予算/ディナー ~3,999円
席数/50席
喫煙可否/オープンから17:00までは禁煙、以降は喫煙可
TEL/03-3842-6655 ※予約はインターネットのみで受付
住所/東京都台東区浅草1-43-9 レクス浅草3F
【11】 THE LOUNGE(ザ ラウンジ)/浅草ビューホテル|カフェ・ラウンジ
つくばエクスプレス浅草駅より直結の「浅草ビューホテル」1階にある「THE LOUNGE(ザ ラウンジ)」では、五重の塔をかたどったチョコレートなど、浅草ならではのスイーツを楽しむことができます。
日本の伝統技術である組子格子をモダンにアレンジしたりと、和を意識した内装デザインが特徴的。浅草の持つ「和」のイメージと、ホテルならではのラグジュアリー感を融合させた上質な空間が、喧騒から隔絶された、くつろぎのひとときを堪能させてくれます。
注目は、雷門をイメージしたケーキや、五重の塔を模したチョコレートなど、フォトジェニックなスイーツに彩られた、平日限定のアフタヌーンティー。
浅草らしいアイコニックなデザート類を中心に、店一押しの「浅草フルーツサンド」や和菓子などの下町スイーツ、季節のオリジナルスイーツや軽食等、全16品。心まで満たされる、ユニークな内容になっています。
おすすめはランチプラン「【平日限定★無制限飲み放題】季節のデザートや10種類以上の紅茶が楽しめる!浅草ならではの下町アフタヌーンティー全16品 3828円」。
五重の塔ショコラなど「浅草スイーツ」を中心に、「季節のデセール」、「和スイーツ・マカロン」、「プチガトー」、「ブレッド・サラダ」など。「季節のデセール」は、たとえば秋なら「プチモンブラン」、「ミニ栗カボチャタルト」といったラインナップに。
問い合わせ先
- THE LOUNGE(ザ ラウンジ)/浅草ビューホテル
- 営業時間/10:00~20:00 土日祝/9:00~20:00
定休日/無休
予算/ランチ 3,000円~3,999円、ディナー ~3,999円
席数/53席(テーブル48席、カウンター5席)
喫煙可否/禁煙
TEL/03-3842-3351 ※予約はインターネットのみで受付
住所/東京都台東区西浅草3-17-1 浅草ビューーホテル1階
THE LOUNGE(ザ ラウンジ)/浅草ビューホテル の詳細・Web予約はこちら >>
『Precious.jp』掲載の浅草レストラン
【1】並木 藪蕎麦|そば
明治の末、京橋にて創業。大正2年には、雷門から通じる並木通りの現在の場所に店を移し、以来、街の移り変わりを見つめてきた老舗蕎麦店「並木 藪蕎麦」。気軽な蕎麦店と言えど、昔ながらの店構えに老舗ならではの風格が匂い立ち、ついつい期待も膨らみます。暖簾をくぐると、そこには期待通りの世界が。池波正太郎や山口瞳などの文豪も熱を上げた、蕎麦屋の美学を今に残す趣は、ほかでは得難いものです。
少々からめのつゆで知られる関東の蕎麦ですが、「並木藪蕎麦」のそれは東京一のからさと言われているのだとか。けれどそればただ塩分が濃いだけではありません。まず、醤油と砂糖を合わせ甕で熟成してかえしをつくり、冷たいそば、温かいそば、それぞれに応じただしを加え湯煎して、始めてつゆとなるのです。
池波正太郎のお気に入りは、鴨なんばん。山口瞳は、冬は鴨ぬき(そばぬきの鴨なんばん)、冬以外は天ぬき(そばぬきの天ぷらそば)。連綿と受け継がれる手間ひまを惜しまぬ伝統の味を、かの文豪に思いを馳せながらいただくのも、浅草の粋な楽しみ方のひとつです。
問い合わせ先
- 並木 藪蕎麦
- 営業時間/11:30~19:30
定休日/無休
予算/ざるそば・もりそば 700円、天ぷらそば(天ぬき) 1,400円 ※税抜き
TEL/03-3841-1340
住所/東京都台東区雷門2-11-9
並木 藪蕎麦 に関するPrecious.jpの記事を読む >>
【2】尾張屋|そば
一方、明治生まれの文豪・永井荷風が愛したのは、雷門の近くにある蕎麦屋「尾張屋」の、かしわ南蛮。丼からはみ出してしまうほどの大きさの「クマえびの天ぷらそば」が名物である同店ですが、荷風は「かしわ南蛮」一辺倒だったという逸話が残っています。
しかも365日通いつめ、一言も口をきかず奥の席で蕎麦を啜っていたというのだから、よっぽど気に入っていたのでしょう。なぜ、かしわ南蛮ばかりを食べ続けたのか?不思議に思った当時の店員も結局その理由を聞けぬまま荷風は亡くなってしまったのですが、鶏の脂で炒めた鶏肉とネギをのせたかしわ南蛮の、香ばしくあっさりとした味わいは、毎日食べても飽きないのもうなずけます。
問い合わせ先
- 尾張屋
- 営業時間/11:30~20:30
定休日/金曜
予算/車えびを使用した上天ぷらそば 1,900円 ※税抜き
TEL/03-3845-4500
住所/東京都台東区浅草1-7-1
※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2019年11月11日(月)時点での情報をもとに作成しています。
- TEXT :
- Precious.jp編集部