エディンバラ公は大のゴルフ好きである。その遺伝子は息子にも継承され、アンドルー(チャールズの弟)はあの名門クラブ「セント・アンドリュース」の理事長を務めるほど。そして、エディンバラ公が王室御用達のゴルフウエアとして1974年にロイヤルワラントを授けたのが、1874年にスコットランドで創業した高級ニットブランド「ライル&スコット」だ。

幸運を呼ぶイーグルマークが「ライル&スコット」の証!

ニットを極めたスコットランドの名門

●1874年創業●英国王室御用達/1974年エディンバラ公/モノクローム時代のゴルフトーナメントを見ると、胸元にイーグルを付けたポロシャツを着た男たちが、何人も登場する。それほど一流ゴルファーに愛され続ける「ライル&スコット」。スコットランドの名門ニットファクトリー「ホーウィック社」で編まれた春の新作ニット(写真)も、ポロシャツ同様に、洗ってもへたれ知らずのタフさを誇る。※参考商品
●1874年創業●英国王室御用達/1974年エディンバラ公/モノクローム時代のゴルフトーナメントを見ると、胸元にイーグルを付けたポロシャツを着た男たちが、何人も登場する。それほど一流ゴルファーに愛され続ける「ライル&スコット」。スコットランドの名門ニットファクトリー「ホーウィック社」で編まれた春の新作ニット(写真)も、ポロシャツ同様に、洗ってもへたれ知らずのタフさを誇る。※参考商品
胸元を飾る「ライル」のシンボルマークは、スコットランドに生息するゴールデンイーグル(イヌワシ)がモチーフ。歴代ゴルファーが、これを着て活躍したのも有名な逸話。※参考商品
胸元を飾る「ライル」のシンボルマークは、スコットランドに生息するゴールデンイーグル(イヌワシ)がモチーフ。歴代ゴルファーが、これを着て活躍したのも有名な逸話。※参考商品

そのニットづくりは、全盛を極めていた60年代のクリスチャン ディオールから製作を依頼されるほど緻密。さて、エディンバラ公の地位はスコットランドの首都エディンバラに因む。

そして、この地は紡毛やニットの名産地であり、数々の名門ゴルフクラブも有している。「ライル&スコット」はそのような名門クラブからもエンブレムを配した高級ニットの製作を依頼されてきた。

そして現在、当時のエンブレムを配したウエアを再び登場させ、ゴルフファン以外にも多くの人気を集めている。

BRAND STORY

ウールとカシミヤを知り尽くした老舗 は1874年、スコットランド南部の小さな町、ホーウィックで創業(写真左)。高級ウールセーター、なかでもカシミヤセーターにおいて、世界的な評価を得る。60年代には、本格的にゴルフ産業へ進出し、69年には往年のトッププレイヤー、マルコム・グレッグソンとブライアン・ヒューゲットをリクルート(写真右)。 ゴルフウエア界での地位も確固たるものにしている。
ウールとカシミヤを知り尽くした老舗 は1874年、スコットランド南部の小さな町、ホーウィックで創業(写真左)。高級ウールセーター、なかでもカシミヤセーターにおいて、世界的な評価を得る。60年代には、本格的にゴルフ産業へ進出し、69年には往年のトッププレイヤー、マルコム・グレッグソンとブライアン・ヒューゲットをリクルート(写真右)。 ゴルフウエア界での地位も確固たるものにしている。

※2011年春号取材時の情報です。※価格は税込みです。

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名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
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