今回最も激戦となったのが、この、100万円以下の腕時計を対象としたデイリーエレガントウォッチ部門。群雄割拠のなか、見事グランプリに輝いたのがゼニスの「ディファイ クラシック」だ。並木浩一さんはその魅力を「老舗ブランドの新しい顔に加わったクラシカルな表情」と語る。
色香漂う新たなブランドイメージを象徴
ゼニス「ディファイ クラシック」
軽量のチタンケースに自社製の名ムーブメント「エリート670」を搭載。クリーンでクラシカルなブルーダイヤルモデルと、アヴァンギャルドな雰囲気のスケルトンモデルが発表されたが、いずれも大人気となっているそう。岡村佳代は、その理由を「アクセシブルなプライスと、それに反比例するハイクオリティ」と分析する。
確かに星を象(かたど)ったオープンワークや、ケースバックから見ることができるムーブメント、さらにはストラップやフォールディングバックルまで、スキのない丁寧な仕上げは見事。名門の名にふさわしいクオリティとなっている。
昨今、機械式時計の価格が高騰し、手の届かない価格帯のモデルが増えている。そんななか、時代の流れに挑むようなゼニスのブランドとしての姿勢にも多くの賛辞が集まった。
※掲載した商品は税抜です。
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- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
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- WRITING :
- 川上康介
- EDIT :
- 岡村佳代