日々代わり映えしない日常。アートはその日常を非日常にしてくれる知的ドラッグのようなものだ。エスパス ルイ・ヴィトン東京で新たに始まった展示はその非日常感を気軽に味わえる秀逸なイベントだ。

芸術作品に入水されたし!

青のチューブから垣間見る異世界

©Adagp, Paris 2018

ソトの作品を代表するキネティックアート(動く美術作品)のペネトラブル(浸透可能なるもの)シリーズから、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する作品「Pénétrable BBL Bleu」を展示している。

ソトの孫娘であるマリナ・ソトが話すには、「モネの絵画・睡蓮を作品に包み込まれるような感覚になる」とソトは考えていたとのこと。モネの睡蓮は日本でも人気の印象派の代表作。無限であり夢幻であるあの睡蓮が咲き誇る池に入水したらどんな気分になるか。

©Adagp, Paris 2018.

ぜひ睡蓮を思い浮かべながら展示を楽しんでもらいたい。そこにはドビュッシーのピアノ作品が聞こえるかもしれないし、川端康成的魔界を見るかもしれないし、メタル・ギア・ソリッドのミッションをこなしている気分になる人もいるかもしれない。人それぞれ感興が催されることは間違いないだろう。

クリスマスのギフト探しや、イルミネーション観覧に表参道を訪れた際にはぜひ足を運んでみてはどうだろうか。

エスパス ルイ・ヴィトン東京

  • 場所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
  • 時間:12:00〜20:00
    休館日:ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる
    入場料:無料 ※2019年5月12日までの開催

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