お正月といえば、「正月太り」が気になるものです。年末年始の時期は、クリスマスや忘年会、大晦日にお正月と、おいしいものが目白押し。こうして立て続けに特別料理を食べることにより、正月明けには恐ろしい結果に…!

たくさんの誘惑が…

そんな毎年の失敗の二の舞を踏まないように、試行錯誤している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、プロが実践している効率のよい方法をご紹介します。

日本アンチエイジングダイエット協会認定トレーナーの岩本祥子さん、RIZAPトレーナーの伊藤 佑さん、RIZAPカウンセラーで管理栄養士である苫米地瑞紀さんの3名のダイエット専門家に、正月期間中に実践できる、正月太り予防策を教えていただきました。

正月休み中にやるべきこと総ざらい!8つの正月太り防止策

正月太りを徹底的に防止するために、ぜひダイエットの専門家直伝の厳選された方法を実践しましょう! 同時にさまざまなことを意識することで、功を奏することは間違いないはず。

■1:食事量は減らさない!

正月料理は一年に一度のお楽しみ。

「おせち料理やお雑煮は、バランスよく食べれば、実はダイエット的に、体に必要なものが摂取できることもあるため、あえて減らす必要はありません。ただし、後ほどご説明する『水分摂取』、『だらだら食べをやめる』ことは意識しましょう」(岩本さん)

「夜、飲み会があり、たくさん飲み食いする予定だからといって、朝、昼の食事を抜くことは控えましょう。身体が本能的に危険を感じ、次の栄養摂取時にできる限りエネルギーを蓄えようとしてしまいます。結果として、食べたものが体脂肪として蓄えられやすくなります。

また、夜食べ過ぎたからといって、次の日の朝食、昼食などを抜くのも同じ理由で逆効果になります。そういったときには、糖質を少し抑えて、例えばご飯の量を半分にするなどして、その分タンパク質が豊富な魚を食べたり、野菜を一品増やしたりするなど、栄養バランスを整えた食事をおすすめします」(苫米地さん)

■2:水分を十分に摂る

意識すれば簡単に実行できそうです。

「お正月期間中に意識したいことは、『水分は十分に摂る』こと。お酒を飲むと、脱水状態になりやすくなるため、飲む方は特に多めに摂るのをおすすめします」(岩本さん)

「水分をしっかりと摂りましょう。そそもそも水は、人間の身体の6割を占めているもので、常に循環させることで代謝が上がり、肌もきれいになります。1日2Lを目安に水分をしっかり摂るようにしましょう」(苫米地さん)

■3:食べすぎない/だらだら食べはやめる

何事もオン・オフの切り替えは重要です。

「お腹いっぱいになったら、いったん食べるのをやめることがポイントです。お正月のだらだら食べは胃腸にも負担をかけがちです」(岩本さん)

「RIZAP(ライザップ)では、食事の割合を『朝:昼:夜=3:5:2』にするのが理想形としています。夜の食事の後は眠るだけで活動量が低いため、特に食べすぎないことを意識しましょう」(伊藤さん)

■4:食べすぎたら調整する

リカバリーが大切です。

「もし食べすぎてしまったら、調整をします。食べたものは、すぐに脂肪になるわけではないのでお正月三が日をゆったり過ごしたら、その後3日くらいを調整に当てます。例えば1日の1食を野菜料理にしてみたり、意識して駅で階段を使ったり、姿勢を意識したりして全体の総量を増やさないようにします。これは、私自身、お正月はもちろん、年末の食事会の後や旅行後もやっていることです」(岩本さん)

■5:お酒は糖質の低い焼酎やウイスキー、糖質オフビールを

「お正月は当然、お酒を飲む機会も増えてくると思います。ビールや甘いカクテルではなく、焼酎やウイスキーといった蒸留酒などの糖質の低いものにしてはいかがでしょうか。ビールは糖質オフがおすすめです」(苫米地さん)

■6:意識的に散歩に出るなどして運動する

勇気をだしてこたつから抜け出してみませんか?

「私自身、家にいるとついつい食べてしまうので、初詣に出かけたり、お正月くらいにしかなかなかそろわない家族とゆっくり散歩に行ったりして工夫しています」(岩本さん)

「お正月は運動不足になりがちなので、例えば、歩いて初詣に行ったり、毎朝のウォーキングに行ったりするなど、正月や長期休みならではの運動も取り入れてみるとよいかもしれません。休みだからこそできる朝のウォーキングや、朝の筋トレなど朝活もおすすめします」(伊藤さん)

■7:普段の生活スタイルを維持する

「いつも通り」を心がけて。

「長期休みに入ると、睡眠時間が長くなるほか、家でゴロゴロするなど生活リズムが崩れがちです。さらに活動量が減る傾向もあるため、ただでさえ太りやすくなってしまいます。そうならないために、朝はいつもどおりの時間に起きるなど、できる限り普段の生活リズムを維持することを心がけましょう」(苫米地さん)

■8:毎朝体重計に乗る

「お正月は平均2キロ太るといわれています。その一番の原因は、実は『気持ち』の部分だったりします。『お正月だから、太るのはしょうがない。』と気持ちのリミットを解除してしまうこと、つまり自己管理を放棄してしまうことが原因なのです。そうならないためにも、毎朝体重計に乗ることをおすすめします。この行為は、常に身体を意識することにつながります。あらかじめ『これ以上は太らない』という目標体重を決めておきましょう。もちろん、現状維持を目標にするのがベストです」(伊藤さん)

新しい年に、新しい自分で。

いかがでしたか? 正月太り予防策はそれほど難しくなさそうで、ひと安心! 特においしい食事を減らす必要もなく、ちょっと意識して生活リズムを崩さないようにしたり、運動を取り入れたり、調整したりするだけでOK。ぜひ実践して、2019年の正月明けは、スッキリした自分と出会いましょう!

岩本祥子さん
アンチエイジング ダイエット アドバイザー
(いわもと しょうこ)「マイナス5歳ラボ」主宰、日本アンチエイジングダイエット協会認定トレーナー。40年間、ダイエットを自ら研究・実践。その後専門的な知識も学び、ダイエットメソッドを提供。また、サプリ無し下着無し器具無し用意するもの無しのダイエットで、受講生は3か月でウエスト-5cm・ヒップ-5cm達成!
岩本さんのブログ
伊藤 佑さん
RIZAPトレーナ
(いとう ゆう)RIZAP教育ユニットに所属。トレーナー、店舗での責任者を経験し、現在は教育ユニットにてRIZAPトレーナーの育成やトレーニングメソッドの開発を行う。
苫米地瑞紀さん
RIZAPカウンセラー 管理栄養士
(とまべち みずき)RIZAP教育ユニットに所属。コーチングカウンセラーとしてRIZAPカウンセラーの育成を行うと同時に、アスリートへの食事指導など幅広い分野で活躍している。
RIZAP GROUP
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利