ブルーノート・ニューヨークをはじめ、マーキュリー・ラウンジ、ブルックリン・ボウルといったニューヨークのライブハウスやヴェニューでの公演が軒並みソールドアウトを続けている8人組みのユニット、ローレンス。その中心となっているのが、1994年生まれクライドと1997年生まれグレイシーのローレンス兄妹だ。

 兄のクライドは、ジャクソン5やスティーヴィー・ワンダーといったモータウン・サウンドに幼い頃から傾倒し、曲作りの才能を発揮していた。その作曲家デビューは、なんと6歳の時。実は、ローレンス兄妹の父親であるマーク・ローレンスは、ヒュー・グランド主演の『ラブソングができるまで』(2007年)や『噂のモーガン夫婦』(2009年)などのラブロマンス映画を数多く手がけてきた映画監督。プロデューサーでもあるマークは、クライドの才能を誰よりも早く認め、2000年公開のサンドラ・ブロック主演の映画『デンジャラス・ビューティー』にクライドが作曲をした「Miss United  States」を採用したのだ。

溢れる才能を発揮するメンバー8人のライブパフォーマンスにも期待が高まる

注目の若きソウル・ユニット「ローレンス」
ローレンス兄妹

 一方のグレイシーも、父マークのサポートにより2008年の映画『フィービー・イン・ワンダーランド』で女優デビュー。映画をはじめ、テレビやブロードウェイの舞台にも進出して、幅広い活動を続けてきた。

 それぞれの道で才能に磨きをかけていたローレンス兄妹だが、クライドが大学生のときに転機が訪れる。キーボード&ヴォーカルを務めたクライドが中心となり、友人たちとリズム&ホーンセクションからなる7人編成のバンドを結成。スティーヴィー・ワンダーのトリビュート・セットを披露した。

 そこに、ほどなくグレイシーがヴォーカルとして合流。8人組“ローレンス”として、2013年に7曲入りのソロEPを発表する。そして2016年。念願のデビュー・アルバム『Breakfast』をリリースするやいなやiTunesのR&B/ソウル・チャートの6位にランクするヒットを記録して、たちまち話題のユニットとなった。

 それから約2年の歳月をかけて完成したしたのが、日本でも新春1月9日にリリースされた『living room』。'60~'70年代を席巻したモータウン・サウンドを現代版にアップデートしたような絶品アルバムに仕上がっている。

 そんな熱い新作を引っさげてブルーノート東京のステージに初登場する注目のソウル・ユニット、ローレンス。その弾けんばかりのステージに期待が高まる。これは間近で楽しむしかない!

■スケジュール
2019年1月29日(火)、30日(水)
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この記事の執筆者
音楽情報誌や新聞の記事・編集を手がけるプロダクションを経てフリーに。アウトドア雑誌、週刊誌、婦人雑誌、ライフスタイル誌などの記者・インタビュアー・ライター、単行本の編集サポートなどにたずさわる。近年ではレストラン取材やエンターテイメントの情報発信の記事なども担当し、ジャンルを問わないマルチなライターを実践する。