冬の間、つい手に取ることの多くなる黒アイテム。
気がつけば、全身が黒一色になることもしばしばです。
でもこの「全身黒」…地味、怖い、無難etc.と
つまらないコーディネートになる危険性もはらみます。
ブルゾンはファー、ベルトはエナメルで素材感の異なる「黒」を重ね合わせ
そこでまずは全身黒とはいえども
ブルゾンにファー、ベルトにエナメルと
素材の異なる黒アイテムを選んで、
単調に見えないように工夫をしてみました。
さらにこの日は、セミオーダーでつくった
赤のフラットシューズをデビューさせてみました。
それに合わせて、手袋も赤に…。
この小さな分量の赤が、全身黒のアクセントとして
予想以上に効果を発揮してくれたと思います。
たとえて言うなら、普段着に赤の口紅をつける感覚。
それだけで“おしゃれしている感”が出るから不思議です。
ちなみにこの日にお目にかかった方から、
「素足ですか? 寒くないですか?」と驚かれました。
最高気温の予報が8℃と出ていた日ですから
さすがに素足ではありませんでした。
「ストッキング、はいているんですよ」とお答えしたところ
「どこのですか?」とのこと。
そこで素足に見えるストッキング(私の場合)を
ご紹介したいと思います。
素足にパンプスを履く日は、透明度の高いストッキングで
まさにこの日にはいていたのが
自分の肌色に最も合っていることから愛用してやまない
ランバン コレクションの「ボレーヌ」という色。
圧倒的な透明感で、足の静脈まで透けて見えるから
ストッキングの存在感をまるで感じさせません。
もう一足がエクスエールの「コスモブラウン」。
ランバンのものはつま先とかかとに補強が入っていますが、
こちらはつま先のみで、かかとはスルー。
バックストラップのサンダルをはくときは
こちらを合わせるようにしています。
素足にパンプスのおしゃれ感を、冬でも楽しみたいとき
この2足はなくてはならない名脇役。
ちなみに私は地黒なので、この2色を選んでいますが
ちょっと日焼けしたような肌色とイメージして下さいね。
(写真/エディターH&J 文/エディターJ)