艶、輝き、華やぎが大人の女性を助ける!2割増しで身に着けたいデイリージュエリーを押田さんが解説
プロフィールの“好きなもの”に挙げるほど、ブルガリの『セルペンティ』のジュエリーとウォッチをこよなく愛するスタイリストの押田比呂美さん。
「40歳で運命に導かれるようにブルガリのジュエリーと出合ってから、それまで以上に、日々のおしゃれにジュエリーは欠かせないものとなりました。
毎日のように愛用している、古代ローマ時代のアンティークコインを用いた『モネーテ』のネックレスとリングは、私にとってお守りのような存在なので出張や旅にもこの2点は必ず持って行きます。
ブルガリのジュエリーはデザインが芸術的で華やかなので、特に海外のホテルやレストランではアテンド時に視線を感じますし、同じくブルガリ好きと思われるおしゃれなマダムから、素敵ね! と声をかけられることもあります。まさに、口ほどにものをいうカンバセーション・ジュエリーという実感があります」
大人の女性には、「ちょっと派手」なくらいがちょうどいい
おしゃれな女性ほど、ジュエリーを身に着けるのが自然という感覚で、普段からジュエリーのおしゃれを楽しんでいる人が多い印象を受けます。
「『ちょっと派手なくらいがちょうどいい』――これは私のおしゃれの持論。派手な色やデザインを取り入れた方がいいという意味ではなくて、たとえばジュエリーなら、いつもよりプラス1〜2点、量感“2割増し”を意識すると、おしゃれ感がぐっとアップしますよという押田流のセオリーです。
今の時代、ゴールドの色を揃えないと…というようなルールじみた考えは不要です。私自身、ホワイト、イエロー、ピンクとゴールドを自由にミックスするスタイルが大好き。自分らしく、でいいんです。
正解/不正解なんてありません。ジュエリーの艶、輝きって大人の女性を助けてくれますし、身に着けていると気持ちまで華やかになる。
ジュエリーボックスにしまい込んで、特別なお出かけのときにだけ着けるなんてもったいないです! ジュエリーって慣れなんです。服と同じで、だんだんと自分らしい着こなし方が見つかってこなれていくもの。
年輪のように、月日を重ねるごとに自分のものになっていくジュエリーだからこそ、毎日身に着けていたくなる。一生の相棒になるという意識で、みなさんもジュエリーを探してみてください!」
量感を意識した、押田さん提案のデイリージュエリーコーディネート2選
■1:日常を華やがせる「セルペンティ」のセンシュアルなジュエリー
古代ギリシャ・ローマ時代より、英知や永遠の象徴として人々を魅了してきたセルペンティ(イタリア語で蛇の意)。ブルガリでは1940年代に登場して以来、シンボリックなアイコンとしてその輝きを増し続けています。
「蛇のヘッドやボディの特徴がモダンにデフォルメされた意匠の、ゴールドとダイヤモンドのジュエリーは、どのアイテムもとてもスタイリッシュ。重ねるほどにあか抜けるので、重ね付けの醍醐味も味わえます。
写真は、ピンクゴールドでそろえて、たっぷりと重ねたコーディネート。服もベージュゴールド系でなじませると肌艶がぐっとアップして、リッチなオーラに包まれるようです」(押田さん)
〈VARIATION〉
英語で毒蛇を表す「ヴァイパー」の官能性にインスピレーションを得た『セルペンティ ヴァイパー』。蛇の鱗(うろこ)を模した台形のモチーフをグラフィカルに配したデザインが特徴的なコレクションです。
「ブルガリのジュエリーの最大の魅力は、着けると実感する極上のフィット感。蛇のようにしなやかな曲線がリアルに表現されたスパイラル状のデザインは、ブルガリが誇る伝統的な『トゥボガス技法』の賜物。ダイヤモンドの精緻なセッティングにもアルティザンの卓越した技術が注がれていて、その美しさに目を奪われます」(押田さん)
■2:モノトーンスタイルにまばゆく映える白い輝き
セルペンティが宿す官能性を現代的に再解釈した『セルペンティ ヴァイパー』。新たに登場したネックレス、リング、ブレスレットを中心に、ホワイトゴールド×ダイヤモンドで統一したクールなジュエリーコーディネート。
「きらびやかなダイヤモンドジュエリーでも、派手な印象にならないホワイトゴールドの地金ジュエリーは、さまざまなシーンで活躍の場をもつ働く女性に特におすすめ。
『セルペンティ ヴァイパー』なら、シャープで凛としたムードがありながら華やかさもあるので、写真のようなドレッシーな装いから、ビジネス、休日スタイルまで幅広く楽しめます」(押田さん)
〈VARIATION〉
カラーストーンとパヴェダイヤモンドを交互に配したコンビネーションで新しい表情を授けた『セルペンティ ヴァイパー』のカラフルなリングとペンダント。
「マザー オブ パール、マラカイト、カーネリアンで、イタリアのフラッグカラーを表した陽気な色使いに遊び心を感じます。日常に色のパワーを取り入れたいけれど、服でレッドやグリーンを頻繁に着るのは難しい。小ぶりなジュエリーなら投入しやすいですし、手持ちのジュエリーワードローブの活性化にもつながります。ぽってりと丸みを帯びたカラーストーンのカッティングに、ブルガリらしい豊かなリッチ感が漂います」(押田さん)
押田さんも憧れ!ブルガリのジュエリーに魅せられた往年セレブのオフスタイル
「銀幕スターたちの豪華なジュエリーを身につけたドレススタイルは、ゴージャスでため息が出るほど美しいですが、私が憧れるのは、往年の女優たちのオフショットに見られる、普段着の延長線上にある着こなしやジュエリーの着け方です。
写真のロミー・シュナイダーのような、そで口の上にさりげなくブルガリの蛇ブレスレットをまとったシンプルなボウブラウス姿は、今見ても本当に素敵。上品でグラマラスでかっこよさもある1960-70年代のおしゃれは、今の感覚にも通じるので、ジュエリー使いも含めて私にとって永遠のお手本です」(押田さん)
押田さんが次に狙うのは? 最新ジュエリーから選んだのはこのセット!
「愛用中のブルガリの『セルペンティ トゥボガス』ウォッチに合わせるスタメンジュエリーは、同じくブルガリの『モネーテ』のネックレスとリングが定番。毎日のように身に着けていますが、今回、『セルペンティ ヴァイパー』から新登場したこのネックレスとリングを見て、『モネーテ』に代わるもう1セットを見つけた! と思いました。アンティークコインを用いた『モネーテ』のクラシカルなムードとはまた違う、ダイヤモンドが輝くモダンな世界観のミックススタイルが楽しめそうです」(押田さん)
ぜひこの機会に「ジュエリーは一生の相棒」という意識を持ち、自分を輝かせる逸品を手に入れてください。
※掲載した商品はすべて税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 石倉和夫(人物)、池田 敦(パイルドライバー/静物)
- STYLIST :
- 押田比呂美
- HAIR MAKE :
- Tomo Tamura(Perle/ヘア)、Ken Nakano(メイク)
- NAIL :
- 中島理恵(uka)
- MODEL :
- Elisa
- EDIT :
- 下村葉月、濱谷梢子(Precious)