ビジネスウーマンを美しく見せ、うれしい機能が充実したアイテムがそろうことで定評のあるブランド、ポール・スチュアート。
同ブランドが開催する、ビジネスシーンにおける洗練された装いを提案するセミナー「Paul Stuart's Executive Women’s Seminar Series:Dress for Success Part4」が、2018年10月2日(火)にポール・スチュアート青山店にて行われました。
第4回となる今回は、Precious.jpの読者を招き、雑誌『Precious』で活躍しているスタイリスト・犬走比佐乃さんがビジネスのシーン別のジャケットを着こなすコツをレクチャー。そのほかゲストを招いてトークショーや、ナイトショッピングタイムを実施。第3回に続き、大盛況に終わったこのイベントのハイライトをレポートします。
起業家・白木夏子さんによるトークショーからスタート!
ポール・スチュアート青山店に集まったのは、40数名の『Precious.jp』読者の皆さん。ウェルカムドリンクを楽しんだ後は、いよいよセミナーがスタートです。
最初に登場したのは、今回のゲストである起業家・白木夏子さん。
女性の起業家の先駆けとして、国際会議などにも出席している白木さん。企業したきっかけは、学生時代にインドの「アウト・カースト(不可触民/ダリット)」と呼ばれる被差別民の村に住み込み、貧困問題について研究をしたこと。その時に鉱山労働者が過酷な環境、条件のもと労働を強いられていることを知り、彼らにきちんとお金が届く仕組みをつくりたいと思ったのだそう。
素人だった白木さんが、現地と直接やりとりしてジュエリーブランドを立ち上げ、お金の流れの新しい仕組みだけでなく、ファッションアイテムとして見ても、デザイン性とクオリティが高く、身に付けたくなるようなジュエリーに落とし込んでいく…。そうして10年会社を続けてきた白木さんの言葉には、説得力があります。
そして、白木さんが日本を代表する企業家として、国際会議などに出席したときに目にした、海外のエグゼクティブ女性の着こなしにも言及。
その人の体型やイメージにあったスーツを召している方が多く、水色など淡い色だったり、素材や縫製がよいものを、鍛えた体で堂々と着ていたことが印象的だったそう。
白木さん自身も週一回のパーソナルトレーニングに通っているそうで、この日着用していたポール・スチュアートのやわらかなピンクのジャケットもお似合いでした。
スタイリスト・犬走比佐乃さん登場!ビジネスのシーン別ジャケットの着こなし
そしていよいよ、犬走さんが登壇。今回のテーマは、ビジネスでのシーン別のジャケットの着こなしについて。ビジネスの場といっても、どんな場でどんな立場で参加するかによって、着こなしの幅が楽しめることを教えてくれました。
■シーン1:クライアントへのプレゼンテーションは、きちんと見えて優美な千鳥格子柄スーツ
プレゼンテーションの場にチョイスしたのは、ポール・スチュアートの「ファーストジャケット」の新作の、ノーカラーの千鳥柄ジャケットにブラウスを合わせました。
「ある程度の年齢を重ねてくると、首元が詰まっているほうが、すっきり若々しく見えます」と犬走さん。
パールのネックレスも、ネックラインに沿う長さのほうが洗練された印象になるそう。
■シーン2:セミナーに登壇するときは、自信のもてる「ファーストジャケット」で
人前で話すときには、かっちりしすぎても堅苦しくなりすぎてしまうので、シャツのボタンを少し開いて。こちらも「ファーストジャケット」の新作に、ポケットからポケットチーフをのぞかせて。
普段からもポケットチーフを愛用している犬走さん。「メンズ用のポケットチーフを使ったり、気に入った麻やシルクのハンカチを切ってチーフにするのもおすすめ」。
このファーストジャケットは、ジャケットの内側には名刺やスマートフォンが入れられるポケット、外ポケットの内側には口紅が入れられる隠しポケットが備わっています。「自分が話す立場のときは、バッグや荷物を持てないときが多いので、必要なものをすっきりと持てるのはとても便利です」と犬走さん。
■シーン3:レセプションに参加するときは、知的で華やかなスタイリング
光沢感のあるネイビーブラウスは、顔を明るく見せる優秀アイテム。ストレッチ性があって動きやすく、家庭での洗濯も可能なので、働く女性の強い味方です。合わせたスカートはインポート素材の魅力が全面に出た、少し台形のすっきりしたシルエット。ひざ下より長めのミモレ丈が、今年らしさを加速して。
■シーン4:ちょっとしたパーティへの出席は、明るい色にフレアが優しい印象のスーツ
オリジナル生地を使用したノーカラージャケットは背中で切り替えたフレアのシルエットがポイント。胸元にはブローチで、輝きを添えて。
「胸元にブローチをするときは、自分で思っているよりも高めの位置にしたほうがいいですよ」と犬走さん。胸上というより、鎖骨下くらいの気持ちでつけたほうが、バランスがいいそうです。
海外出張や旅行にも心強い、ファーストコートがお目見え!
ウールとカシミヤの混紡で、軽くあたたかなファーストコートは、ビジネスシーンにも恥ずかしくない、きちんとしたルックスと機能が魅力。コートの内ポケットには、ボーディングパスやパスポートが入れられるファスナー付きポケットが。外ポケットの内側にも隠しポケット付きで、バッグをいちいち開かなくても、必要なものがサッと取り出せます。
魅力のファーストコートの紹介や、ファーマフラーをつけるときは、そのままつけるのではなく、ねじって留めるとこなれた雰囲気なるという小技も紹介! 大判ストールを「いい感じ」に巻くテクニックについては、こちらの記事でご紹介しています。
最後に再び白木さんが登壇し、今日のセミナーの感想を。「ジャケットの着こなしはもちろん、犬走さんのジュエリーの重ね付けもおしゃれで気になりました」と白木さん。
かっちりしたジャケットには、耳元には揺れるピアスなど、ほんのり女らしさを漂わせるのが犬走流。このイベント前にも、ふたつのピアスに悩む白木さんに、色石が揺れるタイプのほうがいい、とアドバイスしたというエピソードもあったとか。
ケータリングやドリンクを楽しみながら、ショッピングタイム
今回のイベント限定の特典として、「ファーストジャケット」「ファーストコート」袖丈や着丈を自分好みに調節するカスタムオーダーが可能に。
こちらの女性も、久しぶりにジャケットを購入したそうで、華奢なボディに合わせて、美しく見えるよう細かくカスタムしていました。
そしてもうひとつのイベント限定特典は「ファーストバッグ」のカスタムオーダー。
4種類の革の中からひとつを選び、6種類の裏地から好きなものと組み合わせてオーダーできるので、ちょっとした遊び心や自分のセンスを発揮できるんです。
販売中のファーストバッグはこちら。カーキ、ボルドー、キャメルはECサイト限定カラー。ブラウンやグリーンなど、温かみのある色がトレンドの今期にぴったり。
こうして今回も大盛況のうちに幕を閉じた「Paul Stuart's Executive Women’s Seminar Series:Dress for Success Part4」。また次回の開催が決まったら、ぜひご参加くださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 泉山美代子
- EDIT&WRITING :
- 安念美和子