おしゃれに最も大切なこと。それはトレンドやデザインよりも「サイズ感」。特にベーシックなスタイルを好む大人の女性にとっては、重要なポイントです。
なかでも、スーツのようにきちんと着たいアイテムは、サイズの違和感が目立つもの。キャリア女性に人気のブランド、ポール・スチュアートでも、ベースとなるスーツをひとりひとりの体に合わせてサイズを直す「メイド トゥ メジャー」への要望が、近年グッと増えているそう。
そこでPrecious.jpの連載【身長152cmの着こなし】でもおなじみのエディターJが、ポール・スチュアートの「メイド トゥ メジャー」でパンツスーツのオーダーに挑戦! オーダーまでの過程をご紹介した前回に続き、今回はいよいよ、できあがったスーツをお披露目いたします。
【受け取り編】「メイド トゥ メジャー」のオーダースーツ、どんな仕上がりに!?
■1:スーツを受け取りにポール・スチュアート青山店へ
オーダーから約5週間後、「メイド トゥ メジャー」でお願いしたスーツを受け取りに、店頭にやってきたエディターJ。オーダー時に担当してくれた青山店ウィメンズ担当の正木喜子さんが、仕上がったスーツを見せながら、前回のフィッティングでオーダーした部分を確認させてくれます。
正木さん(以下、正木)「ジャケットは7号サイズのゲージモデルをベースに、5号サイズの着丈や身幅でおつくりしました。パンツは丈を短めに変更し、ボタンは水牛のクリーム色をお付けしています」
エディターJ(以下、J)「やっぱり明るい色のボタンにしてよかったです。生地がすごく軽くて涼し気なので、ぴったりですね。シルバーグレーの裏地も、素敵です」
■2:どれくらいフィットしているのか? いよいよ試着へ…
出来上がったスーツと共にフィッティングルームへ。夏用のスーツなので、インナーも実際の着用シーンに近い、ポール・スチュアートのブラウスを貸していただだきました。
まずはパンツを試着。腰の位置を合わせたら、裾をまっすぐに直し、丈に問題がないか確認します。
J「丈やシルエットはばっちりですね!」
次にジャケットを試着。この時、正木さんはラペル(襟)の継ぎ目の高さが左右同じになるように、サポート。
正木「この継ぎ目の高さを左右合わせることで、肩や袖の位置を正しくすることができるんです。お客さまご自身に着ていただくと、この高さがずれがちで『あれ、こっちの袖だけ長いのかしら?』なんてことにも。普段ジャケットを着用されるときも、この高さを合わせることを意識していただくと、ピシっと美しく着ることができますよ」
さすが、200名以上の顧客の「メイド トゥ メジャー」をサポ―トしてきた正木さんならではの、実体験に基づいたアドバイスです。
■3:このたたずまいの美しさ!そして着心地も抜群という驚き
上下ともスーツに着替えたエディターJがこちら! ジャケットは数多く持つエディターJですが、スーツで着ることはほとんどないそうで、正統派のパンツスーツ姿が新鮮です。
J「生地の状態で見ているより、スーツになったほうが、ストライプが映えて素敵。イメージ通りというよりイメージ以上です! かちっとした見た目なのに、動いても身体のどこにもストレスを感じないので、長時間着ていても楽に過ごせそうです」
ちなみに今回お借りしたポール・スチュアートの白のインナーは、雑誌『Precious』でも活躍しているスタイリストの犬走比佐乃さんのアドバイスで生まれたもの。
「ブラウスで、丸首が程よくつまったものって珍しいんです。Tシャツならあるんですけど、シーンによってはTシャツだとラフすぎる場合もあるので、このブラウスはスーツのインナーに絶対に重宝しますね」とエディターJ。実際に店舗でも、とても売れている商品だそうです。
J「ネックレスは、ポール・スチュアートさんのシルバーのパールネックレスを2本繋げたものを二重巻にしています。このネックレス、ショートとロングを繋げているのですが、強力なマグネットで簡単に連結できるんです。小さい金具を付けはずしするのは手間ですし、とても便利で驚きました!」
■4:持ち帰るときには、持ちやすいハンガーをガーメントバッグに入れて。
「青山店ではガーメントバッグでお渡ししています。ガーメントバッグはあくまでも持ち運び用のものなので、不織布など通気性のある素材以外の場合は、入れっぱなしにせず外に出して服を空気に触れさせてあげてくださいね。クリーニング後のビニールも、ほこりがつかないようにかけっぱなしという方が多いのですが、湿度がこもるとカビや虫がつきやすくなります」と、またもや正木さんからの目から鱗なアドバイスが。
【コーディネート編】エディターJ、スーツを単品でも着回します
せっかく自身の身体に合わせてオーダーしたスーツ。セットアップで着るのはもちろん、単品でも着回してとことん活用するのがエディターJ流。オーダー時から、単品でのコーディネートも意識してオーダーした今回のスーツ。早速、その着回しを見せてもらいました。
■1:初夏の休日は、ジャケットをデニムと合わせてショッピングへ…
ブルーのかっちりしたストライプを、Tシャツやダメージデニムで着崩して。カゴバッグやフラットシューズ、時計など小物は白で統一して、爽やかなオフスタイルに仕上げています。
「正木さんのアドバイス通り、背抜きでつくって本当に良かったです。圧倒的に軽く、夏でも涼やかに着られますね」とエディターJ。(※背抜きとは、背中部分のみ裏地をつけない仕様のこと)
■2:オフィスへは、パンツとサマーニットにベージュ小物でアクセントをつけて
ストライプ柄のブルーに合わせて五分袖のサマーニットをチョイスしたら、小物はベージュ系を投入して洗練度をアップ。
「小物が黒や白だと固い印象になりすぎてしまうので、ベージュで温かみと変化を加えてみました」とエディターJらしい遊び心も加えたスタイルに。
既存のパターンをベースに、自身によりフィットするスーツオーダーに挑戦したエディターJ。過程から仕上がりまで、こだわり抜いた出来栄えの素晴らしさに大満足です。
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オーダーメイドより身近で、究極のフィット感が味わえるポール・スチュアートの「メイド トゥ メジャー」。2019年3月3日(日)まで、全国の店舗で「メイド トゥ メジャー」のキャンペーンを開催しているので、新しいスーツを検討されている方は、ぜひこの機会にトライしてみてくださいね。
【3月3日まで】ポール・スチュアート「メイド トゥ メジャー」キャンペーン開催中!
ポール・スチュアート全店舗で開催されている「メイド トゥ メジャー」キャンペーン。期間中は、ジャケットのオプション(¥7,000相当…「ファースト仕様(通常¥5,000)」と「本切羽仕様(通常¥2,000)」)を、無料でつけることができます。ぜひお近くのポール・スチュアートの店舗へ足を運んでみてくださいね。
開催期間/開催中~2019年3月3日(日)
対象店舗/全国のポール・スチュアート店舗
※掲載した商品の価格は、すべて税抜です。
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問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 大槻誠一(エーワン)
- MODEL :
- 吉川 純(エディターJ)
- EDIT&WRITING :
- 安念美和子