責任あるポジションにつくNEW BOSSは、たとえ遠距離でも、重要なイベントには自ら顔を出すよう求められることが少なくありません。

雑誌「Precious」4月号では【NEW BOSS 的「海外出張ワードローブ」の最終回答】と題して、通常業務の合間を縫っていく弾丸スケジュールを実り多きものにする、大人ならではの装いと携えるべきアイテムをひもときました!

今回はその中から、華やかで格式あるドレスアップスタイルと、海外出張の達人にうかがった「ドレスアップスタイル」についてのインタビューもお届けします。

【海外出張TIPS】華やぎと格式を纏う、パーティのエレガンス|スペシャルイベントには、ドレスアップにもひときわ手を掛けて

ヨーロッパでのパーティでは、場に慣れた現地の人たちと気持ちよく交流を楽しめるよう、思いきりよくぐっと華やかに装うことがキモ。特に特別感の高いガラパーティには、適度な肌見せとフルレングスのスカートを意識して。

フェザーのようなリボン装飾でニュアンス豊かな美しき佇まいに

スカート_1,トップス_1
キャミソール¥126,500・スカート¥104,500・ストール¥39,600(イザ〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、ピアス¥97,900(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バッグ¥686,400(JIMMY CHOO)、靴¥162,800(セルジオ ロッシ ジャパン)

ボディラインをしなやかに際立たせる黒のフルレングススカートとキャミソールで、品よくセンシュアルに装って。キャミソールとストールに施された繊細で贅沢なリボンディテールが、仕草をドラマティックに引き立てて、大人のエレガンスを雄弁に伝えてくれる。トップスが装飾的なので顔周りのアクセサリーは大ぶりのピアスに絞り、バッグと靴で輝きをプラス。

【Special Interview】海外出張達人のマイスタイル

「“ディオール”からノーブランドまでシーンに応じ、ドレスを使い分けています」

清水 梨紗さん
ペルノ・リカール・ジャパン  コーポレート&ブランドコミュニケーション部長
(Risa Shimizu)LVMHグループに20年以上在籍。「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「ティファニー」「ショーメ」などのブランドを歴任し、国内外のガラパーティに頻繁に出席。昨年より現職に。

これまで複数のトップブランドの顧客部門やコミュニケーション部門に従事してきた清水さん。「ファッションブランドの担当時は、基本的にはそのメゾンのドレスを着用。特に“ディオール”で調達したイブニングドレスは、クチュールブランドならではの美しいシルエットが秀逸で、今も変わらず重宝しています。黒やネイビーを愛用していますが、光沢の美しいシルクはシワにもなりにくく、まさに一生物です」

ときには欧米に充実する、街中のドレスショップで見つけたノーブランドのアイテムを楽しむこともあるそう。「パーティは同じ方に何度も会うことが多いので、変化をつけるのに効果的なのです。上に、“サンローラン”のタキシードジャケットや“ディオール”の『バー』ジャケットを羽織り、きちんとした印象に仕上げます」

ドレスの装いは、ジュエリーを身につけ、堂々と振る舞うことがマスト、とも。「ヘアメイクは必ずプロに依頼し、トータルを華やかに仕上げるよう心掛けています」

「上質なロングスカートにジャケット、インパクトアクセサリーが定番スタイル」

菅原 秀子さん
「OPEN DOOR」エグゼクティブ ディレクター
(Hideko Sugawara)“グッチ”のPRを長く担当後、2020年に独立し同僚と『OPEN DOOR』を設立。企業のコミュニケーションのサポートや、世界で活躍するトップモデルのアテンドなどを行う。

ラグジュアリーブランドのPRサポートや、海外イベントに出席するセレブリティの帯同などを手掛ける菅原さんは、欧米でのパーティへの出席の機会が数多くあります。

「いずれの場合も、自分自身が肌を出して際立つというより、少し控えめでありながら、場にふさわしいようにドレスアップをするというケースがほとんど。そうしたなかで定番になっているのが、麻やレザーなど風合い豊かな黒のロングスカートに、パーティらしい黒のジャケットと、存在感のあるアクセサリーを加える装いです。オール黒でもフラットにならず、アクセサリーで印象を大きく変えられるので、さまざまなパーティシーンに応用が可能。

アクセサリーは、パールのネックレスを3連、5連とつけたり、大ぶりの”シャネル”のブローチをつけたり。ボトムも膝下フリルの黒パンツにしたり、ジャケットをキラキラとしたデザインにするなどアレンジも。無限に可能性がある着こなしパターンなのです」

「ドレスは腹筋や背筋も全力で使い着こなします。足さばきにも配慮を」

蒲谷 直子さん
バカラ パシフィック代表取締役社長
(Naoko Kabaya)外資系コンサルティング会社などを経て、ラグジュアリー業界へ転身。「カルティエ」「ルイ・ヴィトン」などでキャリアを積む。2023年にフランス国家功労勲章を受章。

フランスのラグジュアリーブランドに長く身をおく蒲谷さんは、ガラパーティのドレスとして6着ほどを揃え、目的に応じて使い分けをしています。「ブラックドレス2着、カラードレス2着、少し丈の短めのドレス2着です。お客様をおもてなしするパーティではブラックドレス、自分が招待された場合は自由にデザインを選んでいます」。

特に思い出に残る装いは、モナコのイベントで着用した“アレキサンダー・マックイーン”のドレスとか。「モナコの店舗でひと目惚れをして、靴とセットで購入。2日後のパーティのためにお直しを依頼し、宿泊先のホテルまで届けていただきました」。パーティでは見知らぬ外国の方にもほめられ、好評だったそう。

「ドレスを着こなす際は、なにより姿勢をよくすることを心掛けています。腹筋も背筋も全力で使います。ロングドレスは歩きにくいので、足さばきにも配慮。蹴り出すように、しかし乱暴にならないようにしています」

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
渡辺修身
STYLIST :
大西真理子
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、木村 晶(Precious)