「丸の内ストリートパーク」は5日間のサプライズだが、その初日の14日には、1日限りの「魅せる工芸ピクニック~丸の内工芸園遊会」が開催。このイベントに注目したい。

 正午から始まる「魅せる工芸ピクニック~丸の内工芸園遊会」は、全国から集まったクリエイターや、食にまつわるプロたちが、仲間とともに工芸品(食器や酒器)を使ったピクニック・スタイルを披露するという催し。

 工芸品を使う楽しさをたくさんの人に知ってもらおうという趣旨で始まった提案型イベントが「工芸ピクニック」で、今回が4回目。前回は、金沢21世紀美術館の芝生で開かれ、集まったギャラリーは、漆塗りの美しい重箱や、趣のある酒器、ワインを入れた手編み籠など、さまざまな工芸品を使いこなす様子を見ることができたという。

実用性と美術的な価値をあわせもつ工芸品の素晴らしさを知る

©️一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン 写真/大木賢

 今回は東京のど真ん中、丸の内。どんなピクニック・スタイルを、そして、そんな工芸品を見ることができるのか楽しみだ。

 さらに、「魅せるチーム」として様々な団体も参加。その中から、メンズプレシャスのフォロワーへのオススメを3つ挙げておこう。

 まずは、江戸前期の茶人、金森宗和の流れを汲む「宗和流の宇田川宗光宗匠(そうこうそうしょう)と宗和流インターナショナルチーム」。素晴らしい茶道具とフランス人の弟子を伴って、知的で国際的な新しいスタイルのお茶を提案。

 金沢で三代続く蒔絵師、西村松逸さんが率いる「team KANAZAWA JAPAN」は、金沢漆器の最良の部分をピクニックという楽しい場で表現。

©️一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン 写真/大木賢

 そして、スペインはサンセバスチャンの3つ星レストラン、アスルメンディのオーナー・シェフ、エネコ・アチャさんが東京にオープンした「エネコ東京」チームは、ピクニック文化を意識したメニューを披露する。

 この「魅せる工芸ピクニック~丸の内工芸園遊会」は、見るイベント。食べ物や飲み物をギャラリーにふるまうことや、工芸品の販売はないが、見ているだけで十分に楽しむことができる、インスタ映え間違えなしの催し。工芸品を楽しんで使おうという気持ちにもなるだろう。

 14日に行われる「魅せる工芸ピクニック~丸の内工芸園遊会」は正午から日暮れ前の4時頃までを予定。街路樹の緑も美しい季節に、いつもと違う仲通りを訪れてみてはいかがだろう。

「魅せる工芸ピクニック~丸の内工芸園遊会」の詳細はこちら

「丸の内ストリートパーク」

日時:5月14日(火)11:00~5月18日(土)20:00 ※公園は期間中24時間解放
※飲食店は11:00〜20:00
場所:丸の内仲通り(丸の内二重橋ビル前)

この記事の執筆者
音楽情報誌や新聞の記事・編集を手がけるプロダクションを経てフリーに。アウトドア雑誌、週刊誌、婦人雑誌、ライフスタイル誌などの記者・インタビュアー・ライター、単行本の編集サポートなどにたずさわる。近年ではレストラン取材やエンターテイメントの情報発信の記事なども担当し、ジャンルを問わないマルチなライターを実践する。