最近バストのハリがない、垂れ下がってきた気がする……。鏡の前に立つたびにそうため息をついている人は多いはず。しかし、年齢的に仕方がないと諦めるにはまだ早いかもしれません。

第一回目の記事では、食べ物からアプローチするバストケアについてお話してくれた、アイリーン式育乳メソッドの開発者、神長 アイリーン ミシェルさんに、今回は自宅でできるバストのマッサージについてお聞きしました。

多くの女性たちのバストケアをサポートしてきた神長さんが教える、効果的なマッサージ方法とは?

神長 アイリーン ミシェルさん
美容家
(かみなが あいりーん みしぇる)1983年生まれ。フェイシャルやボディなどトータルエステの技術も持ち、自身のコンプレックスをばねに研究を重ね「アイリーン式育乳マッサージ」を開発。大物芸能人や多くの著名人にもファンが多く<バストの女神>と称される。
M-STYLE

バストマッサージで意識すべきは「環境づくり」

美しいバストのためにはしっかりと土壌を整備することが大切!

--神長さん、よろしくお願いします! 早速なのですが、今回はバストに効くマッサージについてお話しいただければと思います。

神長 アイリーン ミシェルさん(以下、神長)「よろしくお願いします!

まず、バストのマッサージに対する考え方なのですが、育乳考えた際の『環境作り』と考えてもらえればと思います」

--と、言いますと……?

神長「バストに効くサプリも飲んでいるし、食べ物も摂取している、なのに効果が現れない! という人がいるのですが、それは育乳を行う土壌がしっかりと整えられていない可能性が高いのです。

例えば、コンクリートのように固まってしまった地面にいくら栄養剤を入れても植物は育ちませんよね? それと同じで、何をやっても効果がないという人は、胸の血流が悪く、肩こりのように乳線が凝り固まっているという場合が多いのです。筋肉と乳腺をつなぐ部分が癒着してしまっている、という状態ですね。私は『胸こり』と呼んでいます」

コツは「頑張りすぎない」こと

ただがむしゃらにマッサージするのはNG!

--なるほど。まずはバストそのものをケアするに適した環境に整えてあげないといけないのですね。そのためにマッサージが有効的だと。

神長「そうですね。とはいえ、ただやればいいというものではなく、バストのマッサージを行う際に気をつけてほしいポイントがあります。

よく、マッサージをすると頑張りすぎてしまう人がいるのですよね。私のサロンでも初回の施術の時にかなり痛みを感じる人がいて、それを良しと思っている人がいるのですが、それは間違いです。

私たちは力任せに『痛い施術』をしているのではなく、胸こりが起こっているために痛みを感じるのです。効いているかどうかの基準を『痛み』に置かないことが大切です」

--がむしゃらに間違った方法でマッサージしてしまうとどのようなことが起こるのでしょうか?

神長「頑張りすぎてしまうと、クーパー靭帯という、筋肉と乳腺をつなぎバストを支えている部分を傷つけてしまう可能性があります。

クーパー靭帯が傷つくと、逆にバストを下垂させてしまう原因になりかねません」

簡単! 自宅でできるバストマッサージとは?

胸こりをほぐすことが育乳成功への第一歩!

--実際にバストのマッサージを行う場合、具体的にどのような方法があるのでしょうか?

神長「自宅でできる簡単な方法をお教えしますね。何度も言いますが、コツは頑張りすぎないこと、です!」

  1. 手のひら全体で胸を優しく包む
  2. つまむようにしっかり揉んでマッサージする

神長「ポイントはあまり強く力をかけず引っ張らないようにしながらも、しっかり行うことです。これが、胸こりを直接ほぐすためのマッサージになります。

また、胸こりをほぐすためにはリンパの流れを滞らせないことも大切ですね。バスト周りのリンパの流れを良くするためのマッサージは以下のように行ってみてください」

  1. 人差し指、中指、薬指、小指の四指を脇の下に入れる
  2. 親指を鎖骨の下あたりに添える
  3. やや力を入れて脇の下を揉み込むようにマッサージする

--こちらのマッサージは力を入れてしまっても大丈夫なのですか?

神長「はい。この場所はクーパー靭帯がない場所なので、やや力を入れてマッサージしても問題ありません。リンパの流れが悪い場合は、最初は痛いと感じることもありますね。

ただ、リンパの流れが良くなり胸こりが取れてくるとこの痛みも感じなくなってきます。

あくまで『環境作り』と言いましたが、マッサージをすることで女性ホルモンの分泌を促進する効果もありますよ」

--こういったマッサージは生理中に行っても問題ないのでしょうか?

神長「生理中は胸が張るという人も多いですよね。マッサージしないほうがいいかな? と考える人も多いと思いますが、生理中にマッサージを行っても大丈夫ですよ。むしろ、胸が張るという人はそれをほぐすためにやったほうが良いですね」

--なるほど。本当に、気が付いた時にいつでもできるマッサージなのですね。

神長「リンパにアプローチするマッサージだと、美容ローラーで鎖骨の下をコロコロするなどしてリンパを刺激したり、胸の横を拳でグリグリと押したりといったものも良いですね。

バストそのものは優しくしっかり、リンパ周辺は痛気持ちいいと感じる程度の強さで行ってください」

何かアイテムを使用したマッサージかと思いきや、ふと気が付いた時にできるマッサージばかり。というのも、神長さん自身が「楽にバストアップや育乳にアプローチできる方法」を常に考えているからなのだとか。

サプリやクリーム、色々やってはみたけれど、なかなかバストケアに効果が見られないという人は胸こりが原因かも?

まずは自身のバストの状態をしっかり把握しマッサージすることで、バストのケアに最適な環境を作っていきましょう。

次回は、バストの下垂やハリの低下を招く下着選びについてお届けします。お楽しみに!

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
Rina Onodera