“今年最も輝いた時を過ごした人” に贈られる『時の人賞』は、俳優の板谷由夏さん&井浦 新さんが受賞!【『Precious』ウォッチアワード 2024】発表

  • 俳優の井浦新さん
    井浦 新さん
  • 俳優の板谷由夏さん
    板谷由夏さん

2024年の新作ラグジュアリーウォッチのなかから、プレシャス世代にふさわしい逸品をカテゴリーごとに選出する【『Precious』ウォッチアワード 2024】。今年も【『Precious』ウォッチアワード】では7人の審査員が11部門を選出、そして【『MEN'S Precious』ウォッチアワード】は8部門が選ばれ、唯一無二の受賞時計を発表します。

さらに “今年最も輝いた時を過ごした人” に贈られる『時の人賞』には、大河ドラマ『光る君へ』の夫婦役での共演も記憶に新しい、俳優の板谷由夏さんと井浦 新さんが選ばれました。受賞されたお二人へのインタビューと共に、授賞式での様子を詳しくリポートします。

『時の人賞』に輝いた板谷由夏さん&井浦 新さんにインタビュー

『Precious』ウォッチアワード 2024 授賞式に、麗しい「ジバンシィ」のドレススタイルで出席された俳優の板谷由夏さんと、「ブリオーニ」のスーツで登場された井浦 新さん。NHK大河ドラマ『光る君へ』では理想的な夫婦役を演じられ、大きな話題となりました。さらに、『Precious』9月号の巻頭特集【「分かち合う時」を美しく刻む Watches for Two】では息の合ったペアウォッチスタイルを披露され、多くの読者から大好評の企画となりました。

お二人の受賞について、『Precious』ブランド室の能 聡子室長は、

「板谷由夏さんは、大河ドラマ『光る君へ』での高階貴子役をはじめ、舞台『ハロルドとモード』へのご出演、さらにご自身でブランドも手掛けられるなど、多方面でご活躍されました。これに深く感銘を受け、『時の人賞』を贈らせていただきます。

また『Precious』9月号の特集【「分かち合う時」を美しく刻む Watches for Two】をはじめ、多くの企画へもご出演いただき、年齢を重ねるごとに高まるその美しさは、まさにプレシャス世代の憧れでもあります」との選出理由を述べました。さらに井浦 新さんについては

「大河ドラマ『光る君へ』での藤原道隆役をはじめ、映画『徒花-ADABANA-』では主演を務められ、またテレビ朝日系ドラマ『無能の鷹』へのご出演など、その演技力は毎回、大きく脚光を浴びました。

さらに、板谷さんとともに『Precious』9月号の特集【「分かち合う時」を美しく刻む Watches for Two】へもご登場いただきました。年齢と共に築き上げられたキャリアと、その変幻自在な表現力に敬意と称賛の気持ちを込め、今回、賞を贈らせていただきます」とコメントしました。

俳優の板谷由夏さん
授賞式での板谷由夏さん。着用ドレスは「ジバンシィ」、そしてジュエリーは「FOPE」。

『時の人賞』受賞について、板谷さんはまず「こんな素敵な賞をありがとうございます!」と喜びを表現され、

「まさか “時の人” なんて、本当に嬉しいです。2024年、あっという間と皆さんおっしゃいますが、私にとってもそうでした。仕事でもトライ出来たし、いろいろと出会いもあった一年でした。

来年50歳を迎えるのを前に、人として、女性としていろいろ考えると、体力の低下も感じるし、何を目標にこれから過ごしていくかを改めて考える年になったと感じます。そんな時にこのような賞をいただけて、背筋が伸びる思いがして、勇気をいただけました。来年も頑張ります!」と一年を振り返りながら、笑顔で受賞への感謝を語りました。

俳優の井浦新さん
授賞式での井浦 新さん。着用スーツは「ブリオーニ」、メガネは「シャルマン」。

さらに、井浦さんも今回の受賞を受けて、

「このような光栄な賞をいただけて恐縮です。今年50歳を迎え、このような “時の人” と称される賞をいただけたのも、日々生活を共にしている家族や仲間たち、そして事務所の皆さんのおかげです。

今年も一年、駆け抜けることができました。重ねて感謝を申し上げたい。節目の年に賞をいただけて、励みになりました。来年もがんばります。ありがとうございました。」と受賞への率直な心境とともに、家族やスタッフへの感謝も述べられました。

板谷さん&井浦さんの大河ドラマでのエピソードも公開! 息の合った夫婦でのシーンには、実はこんなエピソードが隠されていました!

授賞式の後半ではトークセッションも行われ、板谷さんと井浦さんに『時の人賞』受賞にちなんで、2024年を振り返っての “今年最も輝いた時” を過ごしたエピソードなどについてお話しを伺いました。

―― 今年、2024年を振り返ってみて、いまのお気持ちは?

板谷さん:「大河ドラマをはじめ、新しい出会いなど、ご縁に恵まれた年となりました」
井浦さん:「今年は今までで一番、あっという間に過ぎた年になりました。思い返すとドラマは3作品、映画も5作品と、いつも台本を読んでいた一年になりました。『今が一番、忙しいかな』って思う瞬間を毎年、更新しながら過ごしているようで、特に2024年は忙しく、充実していた感じがします」

―― 大河ドラマ「光る君へ」では夫婦役での共演ということで大変な話題となりましたが、板谷さんは「高階 貴子 (たかしなのたかこ)」役、井浦さんは「藤原 道隆 (ふじわらのみちたか)」役での撮影時の思い出をお聞かせください。

井浦さん:「本当にたくさんあって。ありがたいことに僕たちは友達として時間を重ねてきたので、絶対的な信頼、安心感がありました。板谷さんだから一緒にできる夫婦のカタチに挑戦出来ると最初から思っていたので、
撮影は即興で。一瞬で夫婦の距離感だったり、細かな温度感を表現出来たと思います。由夏さんでよかった(笑)。二人で演奏するシーンでは、それぞれ練習してきて、合わせたのはテストが初めてで(!)、それでも本番では息がぴったり。“目を合わせてください” という注文にも、二人だから対応できたシーンになりました」
板谷さん:「まさに、新くんがおっしゃるとおり! 芝居って、言葉に出さないキャッチボールができるか、できないかがあるので、目に見えない所の会話ができるシーンに仕上がりました」

―― おふたりは自身のブランドも立ち上げられるなど、ファッションへの造詣が深いことでも知られていますが、時計へのこだわりや、選ぶ際に重視しているポイントなどありましたら教えてください。

板谷さん:「時計は、ジュエリーの一部だと思っているので、身につけていないと不安です。左手には必ず時計を着けています。自分の一部、といえるようなものです。また、自分の節目節目にご褒美でプレゼントしているので、それが頑張るモチベーションにもなっています」
​井浦さん:「都会だったり、自然だったり、フォーマルな場所とか、場面場面で時計を変えています。時計を楽しみながら、飽きることがない。生活のひとつなんだなと思っています。好きが高じて、時計を作り始めてもいます」

―― 多方面でご活躍のおふたりですが、毎日のなかで「大切にしている時間」があるとすれば、どんな時間でしょうか。

板谷さん:「いろんな場面で大事な時間があるのですが、家族との時間も大事で、次男がもうすぐ中学一年生で思春期になります。最近は手を繋げなかったり、抱きしめられないことが増えてきました。彼をぎゅっと抱きしめた時、“もうこの時間は無いかもしれない” なんて思ったり…。今は、次男をハグ出来る時間を大切にしたいです」
井浦さん:「忙しい日々はありがたく、感謝溢れる思いがします。忙しい、忙しくない問わず、大切な時間を有効に使うように心がけています。僕は家に小さな植物園を作っていて、好きなものやご縁があるものを増やしていたら、まるで植物園のようになってきました。
毎日の水やり観察をどんなに忙しくても大切にしていて、昨日と今日の変化で、時間の経過を感じることもできます。自分がどれだけ慌ただしく過ごしていても、同じように時間が動いて命が成長していることを忘れないように日々、心がけています」

―― 最後に、まもなく迎える2025年への抱負をお聞かせください。

板谷さん:「来年、50歳になります。正直私は今、ブレまくりで(笑)、50歳を迎えることも含めて悩んだり、オロオロしたり、そういう時期なんだなと思いながら過ごしています。コレを抜けないと、この先エンジョイ出来ないこともわかってるので…、一生懸命考えています。来年も出会いを一つひとつ大事にしながら、進んでいけたらいいなと思います」
​井浦さん:「過去も未来も大事なんですが、俳優のお仕事をやらせてもらうようになってから大事にしてきたのが、ブレずにまっすぐ進むこと。2025年も、自分の心が向かっている先がブレずに同じようにまっすぐ進みながら、来年も忙しさを更新していく一年にしたいと思います」

板谷由夏さん、そして井浦 新さんのさらなるご活躍から、ますます目が離せない2025年になりそうです!


【『Precious』ウォッチアワード 2024】【『Men's Precious』ウォッチアワード 2024】栄冠に輝いた各部門の受賞時計を発表!

2024年の新作ラグジュアリーウォッチの祭典【『Precious』ウォッチアワード 2024】【『Men's Precious』ウォッチアワード 2024】では、今年も各界に精通した審査員によって選び抜かれた各部門の受賞時計を発表。

今年は例年にも増して、メゾンを象徴する名品ウォッチをエレガントに進化させたクリエイションが際立ちました。以下、各部門に選ばれた受賞時計をゆっくりご堪能ください(各賞のリンクをクリック!)。

【『Precious』ウォッチアワード 2024】

『Precious』ウォッチアワード 2024【名品ウォッチ賞】オーデマ ピゲ『ロイヤル オーク ミニ フロステッドゴールド』

『Precious』ウォッチアワード 2024【アイコンウォッチ賞】ヴァン クリーフ&アーペル『スウィート アルハンブラ ウォッチ』

『Precious』ウォッチアワード 2024【デイリーエレガントウォッチ賞】シャネル『プルミエール リボン クチュール』

『Precious』ウォッチアワード 2024【クラフツマンシップ賞】ブルガリ『セルペンティ トゥボガス 安藤忠雄 限定モデル スプリング エディション』

『Precious』ウォッチアワード 2024【ダイヤモンドウォッチ賞】ピアジェ『ライムライト ガラ』

『Precious』ウォッチアワード 2024【ラグジュアリースポーツウォッチ賞】オメガ『スピードマスター 38』

『Precious』ウォッチアワード 2024【本格機械式ウォッチ賞】グランドセイコー『ヘリテージコレクション SBGH343』

『Precious』ウォッチアワード 2024【ハイコンプリケーションウォッチ賞】ブレゲ『クラシック トゥールビヨン 3358』

『Precious』ウォッチアワード 2024【ハイジュエリーウォッチ賞】カルティエ『リフレクション ドゥ カルティエ』

『Precious』ウォッチアワード 2024【ジェンダーレスウォッチ賞】ルイ・ヴィトン『エスカル オトマティック ローズゴールド ブルー』

『Precious』ウォッチアワード 2024【ペアウォッチ賞】ヴァシュロン・コンスタンタン『パトリモニー・ムーンフェイズ&レトログラード・デイト』&『パトリモニー・マニュアルワインディング』

【『Men's Precious』ウォッチアワード 2024】

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【名品ウォッチ賞】パテック フィリップ『ゴールデン・エリプス Ref.5738/1』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【トゥールビヨンウォッチ賞】IWC『ポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン・デイ&ナイト』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【ハイコンプリケーションウォッチ賞】フランク ミュラー『グランド カーベックス マスター ジャンパー』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【エレガントウォッチ賞】ハリー・ウィンストン『HW オーシャン・デイト ムーンフェイズ オートマティック 42mm』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【クロノグラフウォッチ賞】A.ランゲ&ゾーネ『ダトグラフ・アップ/ダウン』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【デイリーラグジュアリーウォッチ賞】エルメス『エルメス カット』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【サステイナブルウォッチ賞】ショパール『アルパイン イーグル XL クロノ』

『Men's Precious』ウォッチアワード 2024【ラグジュアリースポーツウォッチ賞】オーデマ ピゲ『ロイヤル オーク オフショア ダイバー』

PHOTO :
黒石あみ(小学館)
EDIT&WRITING :
濱谷梢子、松野実江子(Precious.jp)