ブライドルレザーほど英国紳士を連想させる革はないだろう。強靭で、使うほどに光沢やしなやかさが増し、経年変化も愉しめる革素材だ。
現在、この革を手がけるのは数社しかない。その希少な革を使い、手作業で革製品を仕立てるのが、1979年創業のグレンロイヤルだ。
まさに一生モノ!味さえも絵になる、英国製の革製品
グレンロイヤルのレザーウォレットとトートバッグ
今回紹介するのはバッグとウォレットの2種。トートバッグはグレンロイヤルの人気モデルで、A4サイズがゆとりを持って入る大きさで、ビジネスからオフまで多彩に使える。しっかりしたつくりだが、驚くほど軽いのもこのバッグの魅力のひとつだろう。
エンボス加工の新素材。旅のパートナーに最適!
薄マチ&シンプル仕様。どんなスタイルにも合う
一方、オーガナイザーウォレットに使われるのは、エンボス加工を施したブライドルレザー。英国の湖水地方にある湖の水面をイメージしたもので、伝統の革に新しい魅力を与える。収納性に優れ、容量もあるデザインで、旅行から普段使いまで幅広く活躍するウォレットではないか!
デビューしてから11年目を迎えたPT01。2008年、伝統的なパンツ専業メーカーのコーベル社が、イタリア・トリノでスタートさせて以来、瞬く間にメンズパンツブランドの頂点に躍り出た。細身のシルエットの提案で新風を吹き込んだうえ、ドレスカーゴやストレッチの効いたトラベルパンツなど、常に「今ほしくなる」デザインを展開してきた。
夏のスタイルに品格と知性をもたらし3つの清涼感を表現した限定の白パン
PT01の『ジェントルマンフィット』「トゥット・ビアンコ!」
『メンズプレシャス』’16年冬号の同企画で復刻した、「シルバーチノ」もブランドを代表する大人気のパンツだった。今回、特別にプランを練り上げたパンツが、3種類の素材を使い、すべて白による「オール・ホワイト」の世界。これをイタリア語に置き替えて「トゥット・ビアンコ!」と銘打った。白といっても決して同じ白ではなく、各素材の特性を見極め、微妙に違う奥深い魅力の白がつくり出せた。コットン素材はより白く、ウールは上質なアイボリーのように、リネンはほんの少し赤みを帯びた白となった。
パンツのシルエットは、すべて『ジェントルマンフィット』。
ドメニコ・ジャンフラーテ氏がPT01の2代目クリエイティブディレクターに就任後間もなく’17年秋冬にデビューさせた『ジェントルマンフィット』は、細身のシルエットから腰回りにややゆとりのあるラインに進化したモデル。今も大人気だ。あえて、1種類のシルエットに絞り込むことで、3素材それぞれの持ち味を際立たせたのである。
お洒落の達人は、同じようなスタイルやデザインにこだわり、気に入った色彩を徹底的に追求する。「トゥット・ビアンコ!」は、まさに洒落者へ導く夏のパンツだ。
このページで紹介した商品は「大人の逸品」通販サイトで購入できます
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク