■2:エグゼクティブの「ふさわしさ」に不可欠なのは「エレガント」という要素

では、人の上に立つ女性エグゼクティブとして「ふさわしい」プレゼンスやアピアランスとは? それを具体的に言葉で表現すると「エレガント」な佇い・振る舞い・装い

「エレガント」とは、立場ある女性に必要な「上質感、品格、洗練、落ち着き、教養、弁え」の表現。それを、自分の立場や内実に存在する「エレガント」な部分とリンクさせて可視化する方法が自分を取り巻く一番身近な環境である装い(服装、メイク、アクセサリー)であり、立場ある人間としての意思や覚悟の表現、社会的にも個人的にも自信のあるプレゼンスにつながります。

■3:エレガントなプレゼンス最適化への近道は「自身の客観視とアイテム見直し」が急務

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立場にふさわしい服選びを意識して

女性エグゼクティブに「ふさわしい」エレガントなプレゼンスへの第一歩として、何をしたら良いか? 手っ取り早い方法は何か? まず、あなたの存在感・外観を形づくっているワードローブを改めて見てみます。

そして、現在の自分の仕事や役職、そして自分の個性のイメージと上手く連動しているアイテムを基準に、手持ちのものより1〜2ランク質を高めるという、至ってシンプルな方法。

それだけ? そんなこと? と思うでしょう。どのような方でも思っている以上にできていないのが、当たり前のこと。でもそれが、その人の印象の土台をつくりその人の日常となります。それに、簡単でも今できていないのであれば、四の五の言わずに実行です。

難しく考えるから何も行動に移せなくなり、先延ばしにしがち。でもエグゼクティブの1秒は、以前の自分の1秒よりも忙しく貴重です。責任も重くなり、人から判断されることも増え、チャンスへの一歩の歩幅も相当大きくなっています。

「また今度」「もう少し考えがまとまったら」などと先延ばしにしている合間に、受けられたかもしれない良い評価や、その時間で得られたはずの効果や結果、大きなチャンスをも棒に振っているとしたら、あなた本人のみならず、会社そして部下に対して、果たす役目の放棄という無責任な行動を取っていることになっていることに気づいて欲しいのです。

立場ある人の社会におけるプレゼンスとは、もはやあなたの好みやあなた個人主体の「似合う」を超えた大きな責任を担っていることを意識する、これも「ふさわしさ」を意識し、上質な「エレガンス」を身につけるための大事な変容のプロセスです。見た目は第二の内面、意識が外見をつくるのです。

まずは今すぐ一歩を踏み出し、装いから1〜2ランク上質にしていきましょう。

次ページ 装いから1〜2ランク上質にアップデートする方法とは?
この記事の執筆者

東京生まれ、ニューヨーク在住。国際イメージコンサルタント。武蔵野美術大学卒業後、パーソンズ美術大学(米国・NY)に留学、「ファッション&イメージコンサルティング」コース修了、ディプロマを取得。フリーランスを経て2004年、ニューヨークで株式会社リアル コスモポリタンを設立、CEOに就任。ニューヨークと東京を拠点とし、国際イメージコンサルタントの第一人者として25年超にわたり活躍。日欧米亜合わせ数千人の、国際的に活躍するトップエグゼクティブ、政界・財界人をはじめとしたハイプロファイリングクライアントのコンサルティングを手掛ける。AICI(国際イメージコンサルタント協会)ニューヨーク支部元ボードメンバー。スティービーアワード審査員。主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) 等
公式サイト:Real Cosmopolitan Inc.
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
日野江都子
EDIT :
石原あや乃