ブルガリのクラフツマンシップと美的感覚が生きる「究極のメイド・トゥ・オーダー」

「宝石の魔術師」と賞されるハイジュエラー、ブルガリ(BVLGARI)が、「ブルガリ 銀座タワー」をはじめとする各国の主なブティックでバッグのメイド・トゥ・オーダー(ビスポークサービス)を完全予約制でスタートしました。

ブルガリのアーティスティックな感性とクラフツマンシップが凝縮されたメイド・トゥ・オーダーは、レザーのみならずメタルパーツや宝石までもカスタムできるのが特徴。

一生物として、或いは娘や孫まで受け継ぐことができるタイムレスな一品として。世界にひとつしかない究極のバッグをうむメイド・トゥ・オーダーについて、詳しくご紹介します。

■1:「宝石の魔術師」による充実のカラーバリエーション

ジュエリーさながらの色使いに注目! バッグ「セルペンティ」【縦15×横18×マチ9.5㎝】値段はメイド・トゥ・オーダーの内容によって異なります。約¥2,000,000〜¥17,000,000(税抜) が目安。
ジュエリーさながらの色使いに注目! バッグ「セルペンティ」【縦15×横18×マチ9.5㎝】値段はメイド・トゥ・オーダーの内容によって異なります。約¥2,000,000〜¥17,000,000(税抜) が目安。

現在、メイド・トゥ・オーダーが可能なバッグは「セルペンティ」、「ブルガリ・ブルガリ アルバ」、「セルペンティ ヒプノティック」、メンズの「ブルガリ・ブルガリ マン」などの全10型。

なかでもスネークヘッドのクロージャーが象徴的な「セルペンティ」のメイド・トゥ・オーダーについて、今回は詳しくご紹介します。

「セルペンティ」のメイド・トゥ・オーダーで、表地の素材として選べるクロコダイルとアリゲーター
「セルペンティ」のメイド・トゥ・オーダーで、表地の素材として選べるクロコダイルとアリゲーター

最初にバッグを決めたら、次は本体に使用する素材を選びます。素材はハンドカットによるクロコダイルとアリゲーターの2種類。鮮やかな色使いで「色の魔術師」と賞されるブルガリならではのカラーバリエーションは、選び、組み合わせる楽しさを教えてくれます。

ともに全24色のラインアップで、マットかシャイニー仕上げかを選ぶことができます(クロコダイルは24色すべてマットかシャイニーを選択可能。アリゲーターはマット11色、シャイニー24色から選択可能)。加えてライニングも、非常にやわらかなナッパレザー14色から選ぶことができます。

メタルパーツは4種類から選ぶことができます。フィレンツェのアトリエから届くデザイナーの手描きスケッチも楽しみのひとつ。  PHOTO : Setsuo Sugiyama
メタルパーツは4種類から選ぶことができます。フィレンツェのアトリエから届くデザイナーの手描きスケッチも楽しみのひとつ。  PHOTO : Setsuo Sugiyama

宝石や自然界から着想を得たカラーバリエーションは、アメシストパープル、ブルートパーズ、エメラルドグリーン、ラズベリーピンク、フォレストグリーンなど心躍るネーミングがずらり。ワントーンでシックに仕上げても素敵ですが、ブルガリが得意とするコントラストカラーを選ぶのも一案です。

また、ハイジュエラーとしての矜持が細かな部分にも感じられる点にも注目を。メタルパーツも4種類、ピンクゴールド、ライトゴールド、ダークルテニウム、パラジウム仕上げから選ぶことができます。

完成したバッグとともに届くスケッチもうれしい心遣い。これこそ、デザイナーが手描きで完成図を描くところから、バッグの制作が始まる証といえるでしょう。

■2:幸せな高揚感に浸ることができる、スネークヘッドのカスタム

ジュエリーやウォッチコレクションとまったく同じワックス技術、エナメル加工が手作業で施されたスネークヘッドのクロージャー。目の部分は写真手前のツールによってシュミレーションすることができます。 PHOTO : Setsuo Sugiyama
ジュエリーやウォッチコレクションとまったく同じワックス技術、エナメル加工が手作業で施されたスネークヘッドのクロージャー。目の部分は写真手前のツールによってシュミレーションすることができます。 PHOTO : Setsuo Sugiyama

アイコニックなスネークヘッドは、まさにゲストの思いのまま。エナメルのベースはあらかじめ18色が用意されていますが、好みの色を特注することができ、仕上げもマットかシャイニーから選べます。

ヘッドのトップは、ホワイトかブラックカラーに加え、パヴェダイヤモンドにすることも可能。ベースも含めてフルパヴェダイヤモンドにすることもできます。

瞳の部分は4つの宝石、ブラックオニキス、マラカイト、ラピスラズリ、パープルジェイドから選択可能。自分の誕生石やラッキーストーンを選ぶもよし、感性で好きな色合わせを楽しむもよし。

ここ数年でメイド・トゥ・オーダーができるブランドが増えましたが、自分の好きな宝石をバッグにあしらう喜びは、ブルガリだからこそなせる技ですね。

■3:ギフトにも最適な、秘密のパーソナライゼーション

文字をカスタムできるメタルプレート。 PHOTO : Setsuo Sugiyama
文字をカスタムできるメタルプレート。 PHOTO : Setsuo Sugiyama

もうひとつ、秘密のパーソナライゼーションがバッグ内側のメタルプレート。名前やイニシャルに加えて、都市や日付け、「I LOVE YOU」などの短いメッセージを刻むことができます。

外からは見えない、持ち主だけがわかる非常にパーソナルな仕様は贈り物にもぴったり。贈る側も受け取った側にも忘れられないギフトになることでしょう。

エキゾチックスキンやスネークヘッドのサンプルなどが詰まったオーダーキット。日本を含め数か国に存在し、オーダーによって世界を旅します。
エキゾチックスキンやスネークヘッドのサンプルなどが詰まったオーダーキット。日本を含め数か国に存在し、オーダーによって世界を旅します。

今年から始まったバッグのメイド・トゥ・オーダーは完全予約制。日本のほか、世界の主なブルガリブティックで実施されています。オーダーしたあとは、4〜6か月後にコットンのダストバッグや購入者の名前が入った特製ボックスとともに手元に届きます。

世界にただひとつの、宝物のようなバッグを手にすることができたら……。そんな夢を叶えてくれる、とっておきのメイド・トゥ・オーダーがブルガリでスタートしました。ジュエリーのようなバッグを好みにつくることができる、唯一無二のビスポークサービスです。

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EDIT :
石原あや乃
EDIT&WRITING :
門前直子