【Created in Japan ~日本で生まれた意外なモノたち~】第2回目は、「カメラ付き携帯電話」誕生の歴史をひもときます。

いまや日本だけでなく、世界中で使用されている「カメラ付き携帯電話」。どんなに離れた場所にいる相手にも、手軽にオンタイムの写真を送信できる、しかもそれが手のひらサイズの携帯電話でできる…これ、改めて考えてみると、すごい技術なんですよね。

家族の安否や日常生活の写真はもちろん、ビジネス上必要な画像記録も手軽に残せるツールは、もはや現代人の生活にすっかり浸透しています。

しかしカメラ機能付き携帯電話が初めて市場で発売されてから、実はまだ、20年も経過していないのです。

最初のカメラ機能付き携帯電話は、まだ「ガラケー」でした。

カメラ機能付き携帯電話の発売前、モバイル端末に世界初のカメラ機能を搭載したのも日本企業!

最初のカメラ付き携帯電話が発売されたのは、2000年のこと。キャリアはJ-phone(現在のソフトバンクモバイル)で、シャープ開発の「J-SH04」という機種に、初めてカメラ機能が搭載されました。こちらが現在のように、カメラ機能付き携帯電話が世界市場を席巻する元になった1号機、とされています。

しかし実は「J-SH04」発売の1年前、1999年にも、モバイル端末にカメラ機能を搭載したものが発売されていました。こちらも日本製。PHS端末の「ビジュアルホンVP-210」がそれで、こちらのキャリアはDDIポケット(現在のワイモバイル)、開発は京セラでした。

この機種も発売当時、話題にはなったものの、その後のカメラ付き携帯電話の劇的な広まりを予感させるほどのヒット商品にはなりませんでした。なぜでしょう?

…というところで、クイズです。

【問題1】

カメラ機能付きPHS端末「ビジュアルホン VP-210」のカメラレンズの位置は、現在主流の背面ではなく、メインディスプレイ側に搭載されていました。なぜでしょうか? その理由を、下の選択肢からお選びください。

1:カメラ機能の主な目的が、専門分野の学習に特化していたから

2:カメラ機能の主な目的が、自撮りだったから

…正解は?

今では小さな1台に、あらゆる機能が搭載されていますが…(イメージ写真)
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Precious.jp編集部 
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参考資料:モックセンターのブログ/ 京セラ広報資料(1999年5月17日)/ASCII.jp×デジタル(2001年5月11日)
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小出 真朱