正解は… 目眩(めくるめ)く です。

「眩」という漢字の成り立ちは、「目」に「玄(くろ)」の字を併せていますね。その前に「目」を持ってくると、送り仮名がなければ「目眩(めまい)」という現象を表し、後に「く」という送り仮名がつくと「目眩く」。

「目眩」だけだと厄介な体調を表現するのみですが、「目眩く」となると、たちまち「あまりに素敵で理性を失う」ほどの、素晴らしさを表現する言葉になるのです。日本語は、本当に面白いですね。

たとえば目上の方のご招待でゴージャスな経験をした際など、「本当に素晴らしい経験をさせていただきました」と表現するより「目眩くような経験でした!」と表現すると、チャーミングですよね。

感謝を表すときや、うれしいこと・素敵なものを表現するなど、プラスの表現は時にオーバーなほうが、印象的になります。大人の女性として、ここぞという時には「目眩く」を使ってみたいですね。

…というところでもう一問、「眩」という漢字にまつわるクイズです。

【問題2】

「眩い」の読み方をお答えください。

※即答できない方は、スクロールしてヒントをご覧ください

なんと読むか、ヒントをもとに推理してみましょう!
なんと読むか、ヒントをもとに推理してみましょう!

ヒント1:プラスの表現です。

ヒント2:美しく輝くものを見たときに、使用する表現です。

さて、正解は?

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小出 真朱