2025年 Precious 9月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、日中はまだまだ暑さが残るこの時期を快適かつエレガントに過ごせる「シャツ」と、ラグジュアリーなホテルでも浮かない「デニム」にフォーカスした着こなしがランクイン! 季節の狭間を軽やかにつなぐスタイリングとして注目されたようです。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】マルベリーレッドのレザードレス

熟れたマルベリーのような赤紫が、ミニマルなレザードレスを大胆かつモダンな印象に。ラムスキンのしっとりとした艶により、マチュアな色香が引き立ちます。ボディラインをソリッドに見せるシンプルなキャミソールデザインにメリハリを生む、メタル装飾のボリュームベルトや大きめのメタルブレスレットの立体感もポイントです。
【読者からのコメント】
・ボディラインの美しさに憧れる。
・シックな色合いとレザーの質感が醸し出す、洗練された色気が魅力的。
【9位】黒のシルクシャツ×黒のパンツ×パールネックレス

軽やかな着心地のもと、秋らしい高揚感溢れる女らしさを、ときに端正で、ときにリラクシングな色香で表現できるシャツは、暑さが残る初秋の救世主。
快適さを満たすと同時に旬のムードも纏える、最新の「シャツスタイル」として最初にランクインしたのは、オールブラックの装い。 加工を重ねたシルクポプリンが深みのある色と質感を演出するブラックシャツが、抑制のきいた女らしさを演出します。襟は開け、袖をたくし上げてパンツにタックインする着こなしが、こなれた佇まいの決め手に。
【読者からのコメント】
・凛とした色合わせが素敵。
・とろみのある素材の着こなし方や、小物使いが参考になる。
・パールネックレスの使い方に見惚れてしまった。
【8位】オフホワイトのシルクシャツ×オフホワイトのパンツ

続いてランクインしたのは、たおやかなオフホワイトのワントーンコーデ。ひと目で上質感を印象づけるシルクキャディ素材のシャツは、メンズのドレスシャツを思わせるフロントプリーツデザインながら、流麗なドレープや柔らかな質感に今の感覚の女らしさが冴え渡り、いきいきとしたオンスタイルを叶えてくれます。
【読者からのコメント】
・色味と素材感が素晴らしい。
・プリーツのアクセントが上品に効いている。
・ゴールドのジュエリーと黒縁メガネの組み合わせがかっこいい。
【7位】黒のトップス×黒のレザーパンツ×ダイヤモンドジュエリー

北川景子さんが登場したPrecious9月号のカバービジュアルも注目の的に。ゴージャスなダイヤモンドジュエリーを引き立たせるように黒で統一したコーディネートながら、構築的なシルエットのワンショルダートップスと繊細な艶を放つレザーパンツが、攻めた切れ味を発揮します。ドレスアップスタイルの鮮度を上げる、辛口モダンな着こなしです。
【読者からのコメント】
・ジュエリーにマッチしたコーディネートと北川さんに美しさに釘付け。
・とびきりエレガントなパンツスタイル。
【6位】グレーのシャツ×同素材のスカート

程よいゆとりをはらんだボクシーフォルムが、モダンな華やぎをもたらすグレーシャツは、ひじ下丈のハーフスリーブが新鮮なバランス。内側が開いた幅広カフス、くるみボタンの並ぶクラシックな前立てなど、軽妙なディテールも新しいフェミニティをもたらす鍵に。シャツと同素材のスカートとセットアップで着こなせば、トレンドのグレーコーディネートが完成します。
【読者からのコメント】
・すっきりとしたシルエットでスタイルがよく見える。
・ハーフスリーブのかわいらしさが程よいアクセントになっている。
・ベルト使いがかっこいい。
【5位】白のオーバーサイズシャツ×ブラウンのレザースカート

細かなシワ加工が施された薄手生地が、ゆったりと体を包むオーバーサイズシルエットの白シャツは、アシメトリーなデザインの襟を深く開いた着こなしがポイント。きまじめな白シャツのイメージを小気味よく裏切る型にはまらないムードで、着る人の個性に寄り添います。ヴィンテージ風の加工が施されたレザースカートで、凛とした風格と迫力をプラスするバランス感も新鮮です。
【読者からのコメント】
・コーディネート全体が理想的。
・エレガントで大人の色気や迫力もあって素敵。
・派手すぎず、さりげないかっこよさを真似したい。
【4位】ネイビーのシャツ×同系色のシルクバンダナ

女らしくリッチなムードに惹かれるこの秋は、シンプルなシャツも、よりセンシュアルに着こなすのが最適解。シャツの襟開きに上質なシルクのバンダナをきゅっと結べば、アクティブなグッドガールのようなチャーミングな印象に。シャツと同色の一枚を選んで、オフセンターにあしらうのが今らしさを演出するポイントです。
【読者からのコメント】
・品があってあか抜けている。
・バンダナの巻き方と、ピアスのバランスが素敵。
・シンプルなシャツが見違えるセンスのよさ。
【3位】デニムジャケット×カーキのパンツ

真夏には少々暑苦しくて出番が減っていた「デニム」も、快適に着こなせる季節が到来しました。カジュアルを象徴する素材ではあるけれど、アイテム選びと着こなしによって洗練度が倍増! 品のよさが求められる場にもふさわしい佇まいが実現します。
手の込んだ加工で表現した美しいブルーグラデーションとしなやかな風合いをもつジャケットは、軽やかなトラペーズシルエットがモードな存在感を漂わせる一着。後ろ襟を立てたり、袖口をロールアップしたり、さりげないアレンジでこなれ感が加わります。カーキのパンツやチョコレート×ライトモスのバッグで秋トレンドをさりげなく取り入れつつ、アクセサリーは控えめにする引き算バランスで余裕を感じさせるのもポイントです。
【読者からのコメント】
・デニムジャケット&パンツというカジュアルスタイルでも女性らしさが感じられる。
・シンプルだけど一つひとつのアイテムに上質感があっていい。
・さりげなくおしゃれな要素が散りばめられている。
【1位】ネイビーのジャケット×白&ブルーのレイヤード風シャツ×デニムパンツ

Precious9月号のアンケートでは、2つのコーディネートが同率1位の結果に。1つめは3位と同じく洗練デニムの着こなしでした。主役となるのは、ストーンウォッシュでニュアンスのあるブルーの濃淡を表現したストレートシルエットパンツ。センタープレスがきちんと感のある佇まいを叶えると共に、凛とした女性らしさが香るテーラードジャケットとの相性も抜群です。
オーセンティックなジャケット&デニムパンツでタイムレス感をキープしつつ、ホワイト×ブルーのレイヤード風シャツでさりげなくチャーミングな遊び心を取り入れるのが好印象の決め手に。さらにワンハンドルバッグ、パールネックレスもトッピングすれば、ホテルのディナーにも対応できる品格デニムスタイルが完成します。
【読者からのコメント】
・奇をてらわないオーソドックスな着こなしが上品で好き。
・清潔感があって上品な、大人のデニムスタイルの理想形。
・ジャケットの形がきれいで、きちんと感を演出している。
【1位】ダークグリーンのシャツ×グレージュのワイドパンツ

もう1つの1位は、今号で大きな反響を呼んだ最新の「シャツスタイル」から。深みのあるグリーンで彩られたボタンダウンシャツは、わずかにストレッチをきかせたシルクシャルムーズ仕立て。光沢感のあるシックな色となめらかにボディを包むシルエットが、街なかでひときわ際立つ、女っぷりを導きます。
ボトムにはゆったりとしたシルエットのワイドパンツを合わせて、上半身のコンパクトさを強調。こっくりとしたブラウンのベルトとバッグでマチュアな秋色の印象を高めると共に、ベルトのバックルやジュエリー、サングラスでソリッドな切れ味をプラスしたハンサムビューティな着こなしが、多くの読者を惹きつけました。
【読者からのコメント】
・ジュエリーや小物も含めて、色使い・質感・素材のバランスが素晴らしい。
・トータルで大人の余裕があり、シックななかにクールさやリッチさも感じられてかっこいい。
・秋らしい色の合わせ方が魅力的でチャレンジしてみたい。
・胸元の開き具合など、てろんとしたシャツの着こなし方が女性らしくて素敵。
以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』9月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
現在発売中の『Precious』2025年10月号のファッション大特集は【秋のおしゃれは「ドラマティック・グレー」で深まる!華やぐ!】。晩夏から秋へとシフトする気持ちを託す「グレー」を深掘りしています。今季らしい「グレー配色」、グレーをモダンに着る日のジュエリーアイディア、働く日に頼りたい傑作グレーパンツなど、グレーの魅力を全方位から解剖。かっこよさと華やかさを兼ね備えた「ドラマティック・グレー」の着こなしを提案します。中特集では仕事にもプライベートにもシームレスに楽しめる「ジャケット」を16ページで展開。大人の魅力が凛と際立つ「テーラードジャケット」のセレクトから着こなし技まで、たっぷりとお届けします。そのほか、中条あやみさんが「エルメス」のレザーに身を包み、富士の山麓に佇む「GORA KADAN FUJI」へ、7つの視点で選ぶ「印象派バッグ」など、季節の移り変わりを楽しめる充実の内容でお届けします。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2025年10月号をぜひ、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- Precious 2025年9月号より