女優・桐島かれんさんがクリエイティブディレクターを務めるブランド、ハウス オブ ロータスの2017年秋の展示会の模様を、当日に撮って出し。この秋のテーマや、気になるアイテムをじっくりチェックしていきましょう。

ハウス オブ ロータスの2017年秋のテーマは「BRITISH CHINA(ブリティッシュ チャイナ)」。東洋と西洋、伝統とモダン、異なる文化と時代をかけ合わせた「文化の交差点」をテーマとしてきたハウス オブ ロータス、今回取り上げるのは英国と中国という、ふたつの国。

まず会場の入り口で出迎えてくれたのは、中国のお菓子と大胆に生けられた芍薬たち。このテーブルや小物は、かれんさんの私物。展示会や店頭には、かれんさんがコレクションしているアンティークの家具や小物が多く使われているので、それをチェックするのも展示会ごとのお楽しみ。このお花もかれんさんが自ら生けたもので、夕方にお伺いしたときには満開になっていました。
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似たようなものはどこにもない、オリジナルなウェアたち
では、ブリティッシュ&チャイナな秋物を続々とご紹介していきましょう!

台湾の伝統的な花柄「客家華布」の柄を使ったブラウス。

「客家華布」の柄を使ったブラウスの色違い。

花柄とチャイナカラーの組み合わせで、ブリティッシュ チャイナというよりチャイナ寄りかと思いきや、小さくあしらわれたフリルが英国のヴィクトリア調を感じさせ、洗練された仕上がりに。

こちらは英国調でシックな花柄をたっぷり使いつつ、チャイナカラーですっきり仕上げたワンピース。

甘すぎない、大人の花柄が素敵です。

貴族のジャケットのようにビーズがぜいたくにあしらわれたカーディガン。

刺しゅうをよく見ると、中国の花柄が。ビーズをふんだんに使った刺しゅうは、裏地付きでひっかける心配も軽減。裏地が首元や裾からちょっと覗くという、小粋な仕かけにも心躍ります。
ハウスオブロータスらしいアイテムも絶好調

本展示会で多く見られたのは、ボルドー、グリーン、マスタード色のアイテム。このドット柄シリーズも、合わせやすくてコーディネートのおしゃれ感をアップしてくれそう。

こちらのドット柄、写真だと黄色に見えている部分が実はマットゴールドのプリント。ガーリーすぎず、大人っぽいんです。

お値段もお手ごろで、さらっと着られそうなシャーリング使いがかわいいワンピース。右側は後ろ側、細かいピッチのボタン配列でバックシャン!

春夏のヒットアイテムのミラーワークパンツが、秋冬カラーになって登場!

秋ものは7月からデリバリー開始なので、まだ暑い晩夏に色みで秋を先取りした着こなしができそうです。

袖と身ごろでチェック柄を変えた、遊び心のあるチュニックワンピース。ゆったりしたシルエットを、素材感で引き締めています。
ハウス オブ ロータス初のニットも登場

カシミヤニットは前身ごろと後ろ身ごろが、ツートーンに。同系色のツートーンは、大人の女性が愛するニュアンスカラーのグラデーションコーディネートにも、活躍してくれそうです。

このカシミヤシリーズ、白とグレーのバイカラーも素敵なんです。写真右側はニットの後ろ側。グラデーションになって見えるのは、フロントとサイドだけなんですね。
アクセサリー、雑貨も変わらず充実!

ケニアで染色したサイザル麻で編んだバスケット。革のハンドルを付け、ウールを一緒に編み込むことで、温かみのある秋冬仕様に。

羽をモチーフにしたバングルやリング、中空のぷくっとしたリングなど、マットゴールドのアクセサリーたち。

ラピスラズリとオニキスを、スクエアや円で大胆かつシャープに仕上げています。

これぞハウス オブ ロータス、なインテリア雑貨ももちろんあります。
「どこも似たような服ばかり…」なんて絶対に思わせない、桐島かれんワールド全開のアイテムが、今秋も勢ぞろい。主役級の素敵なアイテムばかりで、目移りしてしまいました。2017年7月から店頭に並び始めるので、手帳の7月欄に忘れずメモをお願いいたします。
問い合わせ先
- ハウスオブロータス二子玉川店 TEL : 03-6431-0917
- 時間/10:00~21:00
住所/東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S・C 本館2F
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- クレジット :
- 構成/安念美和子(LIVErary.tokyo)