ブレザーから歴史が始まった、日本を代表する老舗ファッションブランド「ニューヨーカー」。1964年のブランド設立時から、国際的なビジネスシーンで通用する服を提案してきたブランドであり、半世紀を超える伝統は、脈々と受け継がれ、次世代へと継承されている。やはり日本ブランドなだけあって、スーツやジャケットの仕立ては、どれも日本人の体形に良くなじみ、その美しさだけでなく、ブランドのこだわりが随所に感じられる。そんな日本を代表するブランドが提案するフォーマルは、男のステータスとして1着は用意しておきたいもの。国際化が進む社会に身をおくのであればなおのこと、世界で通用するアイテムを手に入れておくべきだ。

「ニューヨーカー」でできる昼と夜の正装

■1:タキシード

ニューヨーカーのタキシード
タキシードスーツ¥120,000・シャツ¥16,000・ボウタイ¥11,000・チーフ¥3,800(ダイドーフォワード〈ニューヨーカー〉)靴/参考商品 ※写真のブラックのほかに、パターンオーダー限定でネイビーの展開もあり。

ジェームズ・ボンドのようにいつかは着たい!そんな格式高い夜の礼装「タキシード」。「ニューヨーカー」では、チェルッティ社のドスキン生地をベースに、尾州で限界濃度染めを施したエグゼクティブなフォーマル生地を使用している。ナチュルなストレッチ感やしなやかさが窮屈さを感じさせない。スラックスはパターンオーダーで、ディレクターズスーツとしてのカスタムもできる。

■2:ディレクターズスーツ

ニューヨーカーのディレクターズスーツ
ジャケット¥58,000〜・シャツ¥12,000・パンツ¥27,000・タイ¥9,500・チーフ¥3,800(ダイドーフォワード〈ニューヨーカー〉)靴/参考商品 ※2019年のシーズンはパターンオーダーのみの展開。

昼の慶事に最適なディレクターズスーツ。濃黒のジャケットに明るいグレーのストライプパンツを合わせた格式高いスタイル。

■3:ソリッドスーツ

ニューヨーカーのソリッドスーツ
ジャケット¥52,000・ベスト¥21,000・パンツ¥21,000・シャツ¥12,000・タイ¥11,000・チーフ¥3,800(ダイドーフォワード〈ニューヨーカー〉)靴/参考商品

オケージョン、ビジネスと幅広いシーンで活躍するのがソリッドスーツだ。格式高い場所であればシャツやタイもそれに合わせて、少しカジュアルな場であるなら柄を取り入れるなどできるため汎用性が高い。単なるブラックスーツとは違うため、最低でも1着は用意しておくべき。

必要に応じて揃えたいフォーマルアクセサリー

ニューヨーカーのフォーマルアクセサリー
ベスト¥21,000・ボウタイ¥11,000・ネクタイ¥9,500・カマーバンド¥16,000(ダイドーフォワード〈ニューヨーカー〉)チーフ/参考商品

礼装ならではのドレスアップに欠かせないアクセサリーの数々。「ニューヨーカー」ではフォーマルに必要なアイテムを取り揃えているので、好きな物を選ぶことができる。シーンに合わせた物だけというのであれば、相談のうえ決めるのがいい。せっかくのオーダーであるならすべて揃えておくのもありだ。

以前、毎日着るスーツだからこそ、安心の日本ブランドを!でも「ニューヨーカー」のアイテムを紹介したが、高級服地に使われる技法で作られた生地を使用したモデル「エイジングクロス」や、イタリア屈指の高級服地メーカー「チェルッティ」の生地を使ったスーツなど、見えない部分のモノづくりへのこだわりは強い。そんなブランドが提供するオーダーであるからこそ安心できるというものだ。格式高いフォーマルデビューを飾るのであれば「ニューヨーカー」はおすすめである。

問い合わせ先

  • ダイドーフォワード TEL:0120‐17‐0599
    実施店舗:ニューヨーカーメンズ43店 ※小田原店、おおたかの森店は除く
  • 仕上がり期間:およそ4週間
  • オーダー参考価格:
    【タキシード】パターンオーダー ¥140,000
    【ディレクターズスーツ】ジャケッ¥58,000~・トラウザーズ¥27,000 ※パターンオーダー限定展開
  • ※価格はすべて税抜きです。
    ※店内にある既製品をベースに細かな採寸を行い、生地やデザインなどを選び、好みに合わせた組み合わせで提供。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊