【第3問】
手紙やメールの結び文で、「お体ご自愛ください」と入れるのは、好ましい気遣いのマナーである。

心遣いの言葉は、正しく書いてこそ気持ちが伝わるものです。
心遣いの言葉は、正しく書いてこそ気持ちが伝わるものです。

「NO」と答えたあなた、正解です。

「自愛」という言葉は「自分で自分の身体を大切にする」という意味ですので、「お体ご自愛」では、「お体をご自分で、お体を大切になさってください」と重複してしまい、そもそもの言葉遣いから間違っています。

また、「ご自愛」という言葉を、現在進行形で体調不良な方に使うのはマナー違反です。元気でいたいけれど今は体が弱っている、という方に対し、他人がわざわざ体調の話題に触れるのは思いやりに欠ける、という事になります。

元気なことがわかってるお相手であれば、目上の方に使用しても問題ありません。

相手が忙しくしている時に「御多忙の折、くれぐれもご自愛ください」、季節の変わり目など体調を崩しやすい気候の時期に「寒暖差の激しい時期柄、ご自愛ください」などなら、気遣いの気持ちを添える、美しい一言になります。

【第4問】組織内の個人宛の手紙に「御中」は書くべき?>>

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