冬だからこそニットの出番！１枚あればコーディネートの主役になる柄物ニットは素材で選ぶ！

せっかく柄物のニットにチャレンジするのなら、ニットを得意とする専業ブランドがおすすめだ。上質な素材使いはもちろんのこと、複雑なパターンや遊び心のあるデザインなど、大人だからこそ似合うニットが豊富に展開されている。冬だからこそ着たくなるニットをまとめて紹介する。

イルミネーションが街を幻想的に映し出し、冬が近づいて来たなと感じる時期であるが、まだコートを着るには早い！そう感じる方もいるだろう。そこでニットの出番だ。それこそシンプルなニットではなく、柄物のニットであれば、それ１枚あるだけでコーディネートの主役にもなり、シンプルなジャケットやアウターとコーディネートすればお洒落のポイントにもなる、一石二鳥のアイテムなのだ。

コーディネートの幅が広がる柄物ニット４選！

バイカラーの格子柄が美しい「ザノーネ」のニット

ニット¥38,000（スローウエアジャパン〈ザノーネ〉）※ウール82%・モヘヤ13%・ナイロン5%

ホワイトとネイビーの爽やかなバイカラーの「ザノーネ」のクルーネックニットは、縦と横で編まれた複雑な格子柄がヴィンテージ感とモダンさを見事に調和。柔らかなラムウールに毛足の長いモヘヤを混紡し、暖かいだけでなくさりげない光沢感が大人らしい。伸縮性も兼ね備えているため、身体に適度にフィットしながらも動きやすくストレスを感じさせない１着だ。

色鮮やかなメイド・イン・ペルーの「ラッファモリーナ」のVネックニット

ニット¥38,000（エスディーアイ〈ラッファモリーナ〉）※ベビーアルパカ100%

ニット¥38,000（エスディーアイ〈ラッファモリーナ〉）※ファインアルパカ100%

希少なベビーアルパカを昔ながらのハンドニッティング技術によって丁寧に編み上げられた「ラッファモリーナ」のVネックニット。アンデス山脈に代々伝わる民族衣装から着想を得た繊細な柄が美しく、発色のよさが一際際立つ。ふっくらと柔らかな着心地ながらも肌に触れたときのしっとりとした質感が贅沢なひと時を与えてくれる。

1880年創業のフランスの老舗ニットブランド「メゾンモンタギュ」

ニット¥50,000（モンタギュ・ジャポン〈メゾンモンタギュ〉）※ウール93%・アクリル7%

ただ単に上と下がデザイン違いと思ったら大間違い。ニッティングの「表」と「裏」をミックスしたことで遊び心あるデザイン性を表現した「メゾンモンタギュ」のタートルニット。ネック周りを除いた色鮮やかな上部分は、編み裏をあえて表地として使うことで独創的かつ表情豊かな顔つき。着用したときのゆるっとした首回りがさりげない上品さを醸し出す。

アーガイル柄といえばここ！「バランタイン」のニット

ニット¥130,000（ウールン商会〈バランタイン〉）※ウール70%・カシミヤ30%

スコットランドの名門「バランタイン」のニットは、芳醇なワインを思わせるような美しいカラーリングと、ブランドの象徴であるアーガイル柄を卓越したニッティングにより立体的に表現した大人らしい一着。ウールとカシミヤを混紡させ、滑らかな肌触りと上質な温もりが心地よい。それにしても、長年着続けたような色褪せた風合いをニットで表現するとは、なかなかの玄人好みである（笑）。

ただ柄だからいいというわけではなく、繊細なニッティング技術、上質な素材使い、そしてブランドのアイデンティティを感じるニットだからこそ大人が着るにふさわしいのではないだろうか。丁寧に編み上げられたニットの上質な温もりをより多く感じて、その着こなしを楽しんでいただきたい。

※価格はすべて税抜きです。