クラシック気分のこの秋は、華やぎスカーフの「コンパクト巻き」が正解!
この秋はクラシックな気分が戻って、エレガントな巻き物が気になります。でも、華やかなシルクツイルのスカーフは、色柄は美しいけれど、日常的に身につけるにはやや大げさで野暮ったく見えてしまうのでは…と、気後れしがちです。
そこで巻き物が得意な海外マダムを見てみると、カジュアルな着こなしにも小さく巻いて上手に合わせている様子! バンダナ風の小ぶりスカーフや、ボウタイ風の細長スカーフの流行も手伝って、コンパクトな巻き方がすっかり定着しているのです。
■1:ジョヴァンナ・バッタリア|ニットとジャケットで使い分け
雑誌『Precious』でもおなじみのエディター、ジョヴァンナ・バッタリアは、色の効かせ方とバランスが素敵。ニットの上には縦長の刺しゅうスカーフをほっそりと。ジャケットは大きな襟とのバランスを図ってVゾーンをマーク。
■2:クララ・ラーツ|着崩したジャケットスタイルでタイのように使用
モデルでブティックオーナーのクララ・ラーツの、個性的なトラッドスタイルに注目。ジャケットを着くずしつつ、小さめスカーフをタイのように結んで。
■3:ティルダ・スウィントン|90cm角のスカーフを首元で2度結び
ラフなコート姿の女優ティルダ・スウィントン。アイコンバッグとスカーフで端正さを。90cm角のスカーフもグルグルと首元に高度な2度結び。
こなれた巻き方に慣れれば、絶対に美人度が上がる!
一般的な90cm角のスカーフさえ、キュッとコンパクト巻き。なんともさりげなくて、小粋です。巻いたほうが顔周りもパッと明るく、きれいに見えるのだから、この巻き方をマスターして日々実践しない手はありません。
■4:ヘレナ・ボードン|グレーワントーンに、赤のミニスカーフをアクセントに
ブラジル人ファッション・ブロガーのヘレナ・ボードン。上品なグレーのワントーンに、赤のバンダナ風ミニスカーフをアクセントに効かせて。
■5:オリヴィア・パレルモ|淡色アウターにダークカラーをコンパクト巻き
いつも上品なオリヴィア・パレルモは、淡色アウターを引き締めるようにダークカラーをコンパクト巻き。片側に寄せるのがエレガンス派らしい。
■6:カルロッタ・オッディ|大胆なチェック柄に小ぶりなモノトーンのバンダナ
VOGUEのファッション・アシスタント、カルロッタ・オッディ。合わせやすい小ぶりなモノトーンのバンダナが、大胆なチェック柄にもフィット。
以上、トレンドに復活して来たシルクスカーフを使ったスタイリング実例を6つ、ご紹介しました。今どきのさりげないコンパクトな巻き方をマスターして、秋のおしゃれを鮮やかにセンスアップしましょう!
また、スタイリスト望月律子さんがスカーフの巻き方について解説した動画が、下記の関連記事に掲載されています。簡単なステップでできる巻き方ばかりですので、ぜひチェックしてみてください。
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- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、濱谷梢子(Precious)