はおる感覚で軽やかに着こなす「新ジャケット」スタイル
小粋ないい女を目指すならば、ジャケットスタイルも今年らしく更新していかなければいけません。今までの堅くまじめなイメージを払拭して、軽やかにこなれて着こなすのが正解です。
肩の力を抜いてしなやかに、女らしく
ベーシックが見直されている今シーズン、テーラードジャケットの復活をいちばん喜んだのは、その辛口の魅力を知り尽くしている、40代・50代の女性たちではないでしょうか?
でも従来の堅く、まじめなイメージのままで着こなしていては、今年のビッグシルエットはおしゃれに見えません。軽やかに、肩の力を抜いて!
ただし、カジュアルに着くずすのではなく、あくまでもエレガントに。カーディガンをまとうような優雅な感覚が、男前ジャケットに、大人の余裕を与えてくれるのです。
■1:ゴールドボタンが象徴的な、正統派ネイビージャケット
仕立てのよさが伝わってくるウールフラノのダブルブレストのジャケットは、金ボタンとリンクするゴールドジュエリーで華やかさを加えて着こなして。
■2:ボリュームスカートとの甘辛バランスが新鮮
バージンウール100%のジャケットは、ミディアムグレーの細かいチェックがマニッシュな魅力を演出してくれます。ウエストを絞らないボックスシルエットだから、ボタンを留めずに着こなします。歩くたびにリズミカルに揺れるプリーツスカートが、ジャケットの緊張感を和らげて。足元はあえて重めのショートブーツが、旬のバランスです。
■3:ビッグシルエットは、ブーツで旬バランスに
極上ウールだからかなう、リッチな淡ベージュが新鮮なマックスマーラのジャケット。ヒップを覆う長めの丈を、コート感覚で颯爽と着たい。プリーツが入ったキュロットパンツには、ロングブーツで足元をつなげて。このカジュアルなこなれ感が、ジャケットの鮮度を上げます。
■4:妖艶なブラウスには、格調ある黒ベルベットを
ベルベット特有の艶やかな黒が着映え効果を発揮する、タキシードタイプのジャケット。グログランテープのトリミングが重厚感を醸し出します。白のフリルブラウスを縁どるように、黒のジャケットを肩がけ。ワンハンドルバッグや小ぶりな時計と、クラシカルな小物で仕上げれば、日常着もぐっとエレガントに洗練されます。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- サンローラン クライアントサービス TEL:0120-95-2746
- ブルネロ クチネリ ジャパン TEL:03-5276-8300
- マックスマーラ ジャパン TEL:0120-030-535
- ユグランス/ヴァネッサブリューノ TEL:03-5725-3280
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious10月号』小学館、2019年
- PHOTO :
- 水田 学(NOSTY/人物)、小林美菜子(静物)
- STYLIST :
- 大西真理子
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(3rd)
- MODEL :
- 未希
- EDIT&WRITING :
- 矢野絵梨佳・竹市莉子(HATSU)、喜多容子(Precious)