スーパーフード「ケール」がやっぱりすごかった件

「まずーい!もう一杯!」…「キューサイ」のCMは、青汁の認知度を一気に高めた立役者です。

地中海沿岸が起源とされるケール。過酷な環境を生き抜いてきたケール。その高い栄養価をダイレクトに取り入れるなら青汁がいちばん。
地中海沿岸が起源とされ、過酷な環境を生き抜いてきたケール。その高い栄養価をダイレクトに取り入れるなら青汁がいちばん。

その青汁の原料となっているケールですが、ビタミン類やミネラルを豊富に含むスーパーフードであることはみなさんもご存知のことかと。

一面に広がるケール。大きな葉を広げる姿に生命力を感じずにはいられません。
一面に広がるケール。大きな葉を広げる姿に生命力を感じずにはいられません。

「キューサイ」は島根県に、東京ドーム10個分ほどの広さを誇る自社農場をもち、ケールを育てています。農薬・化学肥料不使用での栽培なので、除草や害虫駆除はすべて手作業で行われています。また、飛散農薬が検出された場合は、畑全体の収穫を中止し、ケールはすべて撤去・破棄されるのだそうです。安全・安心な品質を保つためのこの徹底ぶり、本当に頭が下がる思いです。

ここで改めて、ケールのすばらしさを記しておきますね。

女性にうれしいケールの8つの力

■1:植物繊維が豊富で腸活にぴったり!

なんとレタスの3.36倍もの食物繊維を含むケール。排便を促すのはもちろん、ビフィズス菌などの腸内細菌の餌にも。

■2:抗酸化力が高く、エイジングケアにも最適

抗酸化力のあるポリフェノールがとにかく豊富。また、同じく抗酸化力があるといわれているビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、ビタミンEなどもたっぷり含まれています。

■3:カルシウムや葉酸も含有

女性にうれしいカルシウムや葉酸もしっかり摂ることができるケール。年齢を重ねると、牛乳のカルシウムは吸収される量が減ってしまうけど、ケールのカルシウムは、年齢に関係なく吸収することができるのだとか。血液やたんぱく質をつくるのに必要な葉酸もたっぷりです。

■4:目を癒すルテインも豊富

スマホやPCのブルーライトで、現代人の目は疲れ気味。目の網膜の中心部分の黄斑部に存在し、黄斑部をブルーライトから守り、視細胞を保護する役割を担っているのがルテイン。ケールやほうれん草などの緑葉野菜に多く含まれることでも知られています。体内で生成できないので、食事やサプリメントで補うことがマスト。ちなみに、ケールのルテイン含有量はほうれん草の2.14倍を誇ります。

■5:免疫力を高める効果も

1日2杯(180ml)のケール搾汁液を4週間摂取することで、NK(ナチュラル・キラー)細胞の働きが活性化。NK細胞には、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を認識し排除する働きがあります。つまり、NK細胞の活性化=免疫力アップということ。ケールを継続的に摂取することで、免疫力向上の期待ができるというわけです。

■6:血中中性脂肪値をケールで低減

血中中性脂肪値が高めの層で、ケール粉末を摂取した人は8週間ほどで、そうでない人に比べて、中性脂肪値が低減したというデータも。

■7:血糖値の上昇を緩和

ケール粉末を炭水化物が多く含まれる食事と同時に摂取した際、血糖値の上昇がケールを摂取していない人たちと比べて、血糖値の上昇が緩やかに。ダイエットの強い味方になりそうです。

このようなすばらしい力に健康志向の人たちからの注目が集まり、現在ではスーパーでも購入しやすくなったケールですが、40年近く前から青汁を販売していた「キューサイ」。その先見の明に脱帽です。

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