好評連載中の、人気ヘア&メイク小田切ヒロさんのビューティ企画です! エイジングサインに抗うのではなく、ポジティブに若々しい美しさを叶える。そんな小田切さんならではの、簡単かつ効果的なメイクテクニックを毎週火曜日に、心に響く美容論を毎週金曜日にお届けしています。
第19回目となる今回のテーマは、知らぬ間に顔の輪郭に表れる「歪み」。そんなものが自分の顔に表れているなんて気づかなかった!という方は多いのではないでしょうか。
大人の顔に表れる「輪郭の歪み」の正体とは…?
歪みのない引き締まったフェイスラインは、若々しさの象徴!
年齢を重ねていく中で、若い頃にはなかったエイジングサインが表れてくることを実感している人は多いですよね。でも、ほうれい線や目元のシワは感じていたけれど、フェイスラインに「歪み」が表れていることに気づいていたでしょうか?
骨格の歪みとは異なる、40歳を過ぎた大人の女性ならではの「輪郭の歪み」とは何なのでしょう。
「それは、エイジングにより肌が落ちてきて、フェイスラインが下膨れのような状態になってしまうことが原因。本来の骨格に沿ったフェイスラインが失われ、もったりとした老け感が漂う輪郭になってしまうのです」と小田切さん。
そんな老け見えを呼ぶ顔の歪み対策に効果てきめんなのが、小田切ヒロ流・若返り「ローライト」です!
「大人の女性は歪みを綺麗に矯正するように、フェイスラインに潔く、大胆にローライトを入れましょう。このローライトを入れるだけで、美人&若見えの鉄則である逆三角形顔に!
20代や30代の女性のように、小顔メイク的に頬にシェーディングカラーを入れるのはNG。頬がこけて見えて、余計に老けた印象になってしまいますよ」(小田切さん)
■美の提案1:顎関節の下、フェイスラインに大胆にローライトを
「ローライトを入れるべき位置は、たるみがちな顎関節下と、耳下~顎先にかけてのフェイスラインの際ギリギリのところ。大胆に直線的に入れます。理想的な凛とシャープな輪郭をイメージしながらローライトを入れてみてください」(小田切さん)
■美の提案2:顎の裏側にぼかし込んで自然な影感に
「しっかり入れたローライトを顎の裏側にぼかし込むことで、自然な影感に仕上げていきます。
正面から色が見えなくなるまで丁寧になじませて。塗りムラが残らないように、スポンジを使ったほうが◎」(小田切さん)
\小田切さんがおすすめするローライトカラー/
「自然な影をつくり出せるノンパールのディープブラウン。しっかりのせても肌に溶け込むようになじんでくれます」(小田切さん)
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ローライトをこんなに濃く大胆に入れていいなんて、しかもこんなにフェイスラインが凛と綺麗に整うなんて驚きですね! 明日からぜひ実践してみてくださいね。
次回の更新は、11月1日(金)。「乾燥したら、たっぷり保湿。は間違いだった?」というテーマでお届けします!
[モデル着用衣装]
ニット¥39,000・スカーフ¥38,000(yoshie inaba)、イヤーカフ¥52,000(ホワイトオフィス<ジジ>)
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 岩谷優一(vale.)
- STYLIST :
- 関口真実
- HAIR MAKE :
- 小田切ヒロ(LA DONNA)
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 松村有希子