マスキュリンなジャケットに、いかに女らしさを盛り込むかが鍵！
ビッグシルエットが特徴的な2019年のテーラードジャケットを着こなすコツは、コーディネートのどこかに、フェミニンな要素を盛り込むこと。とろみのある質感や流れるようなラインが、堅いジャケットに優しい表情を与え、鮮度の高いスタイリングが完成します！
■１：テーラードジャケット×ボウタイブラウス｜成熟したエレガンスはキャメル×黒の辛口配色で
ウール地にボンディング加工を施し、ハリを与えたスポーティなテーラードジャケットは、ヒップを覆うたっぷりとしたロング丈。
可憐なボウタイ付きのブラウスをインにして、襟元を優しく和らげる工夫を。ワイドボトムで黒をつなげれば、こっくりとしたキャメル色との大人配色が完成。また、フェミニンな落ち感のあるワイドパンツは立ち姿もエレガント！ バッグは、こっくりとしたベロアのワンハンドルで、クラシカルな妖艶さをプラスします。
■２：テーラードジャケット×プリーツスカート｜ボリューム感を引き締めるベルトテクニックが鍵
本格的なメンズを思わせるていねいな仕立てと、端正なチャコールグレーが魅力のステファノのウール100%ジャケット。
メンズライクなジャケットと、フェミニンなプリーツスカートをつなぐのは、ジャケットの上から締めたゴールドのバックルが決め手の、オーバーベルト。視線が上に行き、ボリュームボトムもバランスよく着こなせます。華奢なヒールのショートブーツは、プリーツスカートとも相性抜群です。
■３：テーラードジャケット×きれい色シャツ｜英国調のチェックを色使いで優しく見せて
ブラウン系を基調にした英国調チェックのジャケット。ビッグなボックスシルエットが今年の気分。
チェックのなかの1色＝サックスブルーのブラウス×上品ベージュのパンツで、全体を明るいトーンに仕上げれば、こなれた印象に。さらに、ウエストインのきちんと感を強調する太ベルトで、スタイルアップ。バッグはトラッドテイストのかっちりとしたショルダーが、今また新鮮です。
■４：テーラードジャケット×プリントワンピース｜カーディガン感覚で女性らしさを極めたい
イタリア発・ラルディーニのジャケットも、今季はボックス風シルエットに。小さめのラペルは着る人を選びません。
ミディ丈のワンピースとのマッチングは、クラシカルなロングブーツで、ニュートラ風に決めるのがポイントです。さらっとはおった黒に近いネイビーのジャケットが、大胆なプリントを引き締めて、マチュアな知性を。クラッチ風に片手に収まるチェーンバッグで、ドレスアップ気分を盛り上げます。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
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- アマン TEL：03-6805-0527
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- BY ：
- 『Precious10月号』小学館、2019年
- PHOTO ：
- 水田 学（NOSTY／人物）、小林美菜子（静物）
- STYLIST ：
- 大西真理子
- HAIR MAKE ：
- 三澤公幸（3rd）
- MODEL ：
- 未希
- EDIT&WRITING ：
- 矢野絵梨佳・竹市莉子（HATSU）、喜多容子（Precious）
