千葉県の北西部に位置し、都内から20分ほどで行くことのできる松戸市。利便性が良く、都内で働く人たちのベッドタウンとしても人気の高いスポットです。

そんな松戸市は、実はパン屋さんの激戦区! 全国のパン愛好家たちが「パンの聖地」と呼ぶ至極のベーカリーや、隠れた名店まで、さまざまなパン屋さんが揃っているんです。

本記事では、松戸市にあるこだわりのベーカリーを6店舗紹介します。

必ずお気に入りのパンが見つかる!千葉・松戸のパン屋さん6選

■1:パンの聖地ここにあり!「Backstube Zopf(バックシュトゥーベ ツオップ)」

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「バックシュトゥーベ ツオップ」は松戸にあるパンの聖地!

松戸市小金原にある「Backstube Zopf(バックシュトゥーベ ツオップ)」は、パンラバー(パン愛好家)から「パンの聖地」と呼ばれている名店です。最寄り駅から徒歩約27分の場所にありますが、平日でも行列が絶えません。

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焼き立てのパンは1日約300種類!

提供されるパンはなんと1日約300種類! 「必ずお気に入りのパンが見つかるでしょう」をコンセプトとしており、毎日違ったパンと出合える楽しみもありそうです。

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「カレーパン」¥259(税込)

こちらのお店の1番人気は「カレーパン」。1日に700個ほど売れる人気メニューで、ほんのり甘いモチモチ食感の生地の中に、牛肉入りのスパイシーなカレーフィリングがたっぷり入っています。

2019年7月には、「バックシュトゥーベ ツオップ」のカレーパンを揚げたてで提供する専門店が、JR東京駅構内GRANSTA(グランスタ)にオープンしたことでも話題になりました。

1日2000個売れるカレーパン!行列のできるカレーパン専門店「Zopf(ツオップ)」はザクザク食感の生地にこだわり

「日差しはパンにとって良くない」という理由から、お店の窓を封鎖。暖色系の照明に照らされたパンが、とても幻想的なお店です。たくさんのパンの中から、ぜひお気に入りのパンを見つけてみてくださいね。

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■2:隠れ家すぎるベーグル専門店「Bebop Bagel(ビバップ ベーグル)」

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扉を開けるのに、少しだけ勇気のいる「Bebop Bagel(ビバップベーグル)」

松戸駅西口から徒歩4分。昔ながらの理容室の上の階、70年代アパートの一室をおしゃれに改装したベーグル屋さんが「Bebop Bagel(ビバップ ベーグル)」です。入り口は、当時の趣をそのまま残してあるため、まるで昔にタイムスリップしたような感覚にとらわれそう。

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ベーグル(プレーン) ¥170(税込)

「ビバップ ベーグル」で取り扱っているベーグルは全部で40種類ほどで、常時8〜10種類ほどのベーグルが並べられています。小さなお子さんでも食べやすいように、硬さにもこだわっているそうです。

お店の奥にはたくさんの本が並べられており「OLD FIGARO PEOPLES(オールド フィガロ ピープル)」という私設図書館になっています。

まさに隠れ家のような「ビバップ ベーグル」で、おいしいベーグルとゆったりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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■3:毎日でも食べ飽きない食パンの専門店「一本堂 松戸駅前店」 

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ころんとした形がかわいらしい「一本堂」の食パン

松戸にある食パン専門店「一本堂」では、1斤型のころんとした真四角の食パンを、時間ごとに種類を変え、ひとつひとつ手づくりで焼き上げています。

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「一本堂食パン(ぷれーん)」 1斤¥280(税込)

看板商品の「一本堂食パン(ぷれーん)」は、ふんわりもっちり食感が人気の食パンです。そのまま食べても、トーストしても◎。程よい甘さの食パンは、毎日食べても食べ飽きないと評判です。イーストフードや乳化剤などの添加物や、卵やはちみつを使用していないため、赤ちゃんでも安心して食べられる食パンなんですよ。

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「れーずん」 1斤¥390(税込)

ぐるりと巻いたうず巻き模様がかわいらしい「れーずん」は、ラム酒に一週間漬け込んだ大粒のレーズンをふんだんに使った食パンです。ひとつずつ、手巻きで丁寧に焼き上げています。ふんわりもっちりとした食感と、レーズンの甘酸っぱさが楽しめる一品です。

ほかにも、水を使わず牛乳だけでつくり上げた「北海道牛乳食パン」や、健康に気を遣う方に人気の「低糖質食パン(曜日限定)」や「乳酸菌入り食パン(季節限定)」など、多彩なラインナップが魅力の「一本堂」。リピータ-のお客さんも多く、一度食べたらやみつきになる食パンばかりですよ。 

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■4:松戸で人気のパン屋さんに新店誕生!「サフラン テラスモール松戸店」

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焼き立てのパンが並ぶ「サフラン テラスモール松戸店」

1986年、千葉県松戸市稔台に1店舗目をオープンしてから、松戸市をはじめとする東葛エリア・市川エリアでベーカリー8店舗、お菓子専門店とカフェを1店舗ずつ展開している「SAFFRON(サフラン)」。

そんな地元市民に愛される「サフラン」が、2019年10月に開業したショッピングモール「テラスモール松戸」の1Fに新店舗をオープンしました。

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「サフランカレードーナッツ」 ¥220(税抜)

「サフランカレードーナッツ」はテラスモール松戸店限定のカレーパン。天然酵母を使用した生地で、野菜や豚肉が入った自家製カレーをたっぷり包みこんでいます。ごろごろとした食材の食感が楽しめますよ。

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「伝説の明太フランス」 ¥240(税抜)

「伝説の明太フランス」は、このネーミングだけで食べてみたくなるパンですよね。こだわりの北海道産小麦でつくったフランスパンに、かねふくの明太子をたっぷり使って焼き上げました。「テラスモール松戸店」と「丘の上のサフラン(千葉県流山市)」の2店舗限定販売の商品です。

「サフラン」のこだわりは、「手間暇をかけて焼く」こと。「サフラン テラスモール松戸店」で、そんなサフランのこだわりと店長の工夫で生み出された、個性あふれる焼き立てのパンを、どうぞ召し上がれ。

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■5:由緒正しき形のパン!?「Boulangerie La Masia(ブーランジェリー・ラ・マシア)」

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かわいらしい外観が目印の「Boulangerie La Masia(ブーランジェリー・ラ・マシア)」

「Boulangerie La Masia(ブーランジェリー・ラ・マシア)」は、松戸生まれ松戸育ちのオーナーが、2012年にオープンさせた「街のパン屋さん」。ショーケースにはやや小ぶりのかわいらしいパンが並んでいます。

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「戸定あんぱん」 ¥170(税抜)

 こちらは徳川家の家紋「徳川葵」をかたどった、「戸定あんぱん(とじょうあんぱん)」です。

松戸市は実は徳川家ゆかりの地。徳川慶喜の弟で「幻の将軍」とも言われた徳川昭武が建てた「戸定邸(とじょうてい)」があります。こちらは国の重要文化財にも指定されている観光スポットです。

そんな徳川家と縁のある松戸市ならではの「戸定あんぱん」は、つぶあん、コーヒーあん、抹茶あんの3つのあんこの味を楽しめるパンなんです。

オーナーが自分の目で確かめた、信頼のできる生産者がつくった小麦を使用するなど、素材にもこだわり抜いた自慢のパンをぜひご賞味くださいね。

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■6:五感で楽しむサンドイッチの専門店「Five Star Sandwich !?(ファイブスターサンドイッチ)」 

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「Five Star Sandwich !?(ファイブスターサンドイッチ)」のおしゃれな外観

 レンガづくりの壁と緑の扉がおしゃれな「Five Star Sandwich !?(ファイブスターサンドイッチ!?)」は、「五感で楽しむ」をテーマにしたサンドイッチ専門店。パン生地、具材、味はもちろん、色とりどりの食材を使って、色彩にもこだわっています。イートインとテイクアウト、両方が楽しめるお店ですよ。

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「F.S.Sシェフの心意気サンドNEXT」 ¥1,300(税込)

こちらはイートインのメニューで「F.S.Sシェフの心意気サンドNEXT」。たっぷりの野菜に、自家製のハーブチキンでボリューム満点のサンドイッチです。ちなみに「F.S.S」は「ファイブスターサンドイッチ」を略したもの。まさにシェフの心意気が感じられる、お店の看板メニューです!

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「カボチャ&キャロットのサンド」 ¥500(税込)

「カボチャ&キャロットのサンド」は、ほくほくとしたかぼちゃと、細切りにんじんのサラダが入った、ヘルシーでボリューム感たっぷりのサンドイッチです。こちらはテイクアウトが可能。

新鮮な野菜をたっぷり使った「ファイブスターサンドイッチ」のメニュー。時期によっては、季節の野菜を使った限定メニューも登場するそうです。四季折々のサンドイッチをぜひ楽しんでみて。

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以上、個性豊かな松戸市のパン屋さんを6軒、ご紹介しました。

パン屋さんの激戦区、松戸市には、まだまだたくさんのパン屋さんがあります。それぞれのお店の想いが詰まったパンの中から、あなただけの「お気に入りのパン」を探しに、松戸市まで足を伸ばしてみませんか?

この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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WRITING :
伊東ししゃも