健康寿命を伸ばし、元気に⻑生きするための最新医学情報を特集しているテレビ番組『名医とつながる!たけしの家庭の医学』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。ビートたけしさんが院長に扮し、ゲストを迎え身近に潜む病気の最新の改善方法を紹介している番組です。
「人生100年時代」とも言われる現代において、長生きしていく中で、病はできれば避けて通りたいもの。病気を予防し改善するためには、最新の医学情報は知っていて損はないはずです。『名医とつながる!たけしの家庭の医学』では、その道の名医により、難しい最新医学情報がわかりやすく説明されています。
さらには、自宅で簡単にチャレンジできる診断テストにより、自分ではなかなか気づくことのできない病気をチェックする方法も公開。勉強になるだけでなく、楽しみながら、健康に暮らしていくための情報を得られる番組として、大人の女性からの支持率も高い番組です。
11月26日(火)の放送は、「危険な冬直前! これ以上 心臓を老けさせない 4つの新事実&おらが村の名医 SP」
11月26日(火)午後7:00から放送の回は「危険な冬直前! これ以上 心臓を老けさせない 4つの新事実&おらが村の名医 SP」と題して、心臓の老化を止めるホルモンや、心臓を守るホルモンなど、4つの心臓に関する新事実が公開されます!
「おらが村の名医」では、無医村だった島に診療所を開設したという医師に密着。前回の放送の第2弾として、地域の人々の健康に向き合う医師の姿や苦悩が紹介されます。ゲストは関根勤さん、平野ノラさん、朝日奈央さん、ガダルカナル・タカさんです。
■テーマ1:危険な冬 直前!これ以上 心臓を老けさせない4つの新事実
これから迎える寒い冬には、猛然に心臓病の危険が増えるといいます。そんな危険から身を守るために、これ以上心臓を老けさせない、4つの新事実が明らかにされます。
死亡リスクが大幅減!心臓病で死なない身体を作る運動とは?
2016年、世界五大医学誌のひとつ「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に、ある論文が発表されました。30歳以上の8万人の男女を対象に、普段から行っている運動と心血管疾患による死亡リスクとの関係を追跡調査したところ、ある運動を行っている人は、まったく運動をしていない人より心臓病による死亡リスクを大きく下げることがわかったというのです。
この調査で判明した最も心臓病の死亡リスクが低かった運動は、次のうちどれでしょうか?
1:ランニング
2:テニス
3:水泳
4:エアロビクス
ゲストの関根勤さんは「水泳は自分のペースでゆっくりできるし、あの吉永小百合さんもやっている」という理由から、3の水泳と予想。朝日奈央さんも水泳を選びます。一方、平野ノラさんは「私も好きだし、これが死亡リスクが、低かったらうれしい」と、4のエアロビクスを選択します。
ガダルカナル・タカさんは「これだけが異質。人間の身体は厳しい運動をした方が、血流が良くなり、心臓もいい感じで動きだすのでは」と2のテニスを選びます。年々増えているランニング人口ですが、ゲスト陣の予想には上がらなかったようです。この中から、心臓病の死亡リスクを最も下げるのはどの運動なのか?は、ランキング形式で発表されます!
新事実1【運動をしなくても心臓を若く保つことが期待できる、心臓若返り栄養素がある!】
続いて、心臓にまつわる新事実が4つ公開されます。
心臓の名医である、原田和昌先生(東京都健康長寿医療センター副院長)によれば、「岩手県の人はある食生活によって【心臓若返り栄養素】をしっかり摂取しているため、心臓を若く保っている可能性がある」とのこと。
早速番組では、岩手県の中心部・盛岡市に向かい調査を開始します。まず盛岡の皆さんが本当に若い心臓を持っているのかを調べるため、今は何も運動をしていない60代から70代の人々の協力のもと、今も現役でテニスを楽しみ試合にも出ている日本テニス界のレジェンド、神和住純さん(72歳)と、どっちの心臓が若いのか対決をしてもらうことに。
皆さんに心臓年齢がわかる検査を受けてもらいますが、どちらに軍配があがるのでしょうか? 驚きの結果が明らかになります。
さらに検査で心臓年齢が若かった方が、日々どんなものを食べているのかを調べるため、朝、昼、夜の食事をチェック! 心臓年齢を若く保つ栄養素が何なのかを探っていくと、ある岩手県の名産品が心臓を若く保つために役立っていることが判明するのだとか……。
盛岡の名産品を思い浮かべながら、ぜひテレビの前で予想してみてください!
新事実2【心臓の老化を進める動脈硬化が簡単なサインでわかる!】
近年の研究で、心臓の血管が動脈硬化を起こすと、とあるサインが身体の表面に現れることがわかってきたそう。その身体に現れるサインをチェックすれば、心臓の老化具合を早期発見できると言われています。下記のどれかの症状が現れると危険なのだとか!
1:手のひらが赤くなる
2:爪の表面に縦線ができる
3:頬にほうれい線ができる
4:耳たぶにしわができる
ゲストたちは「自分も耳たぶにしわがある」という関根さんをはじめ、全員が4の「耳たぶにしわができる」を選ぶそうですが、結果はいかに?
新事実3【心臓の血管の老化を止める心臓若返りホルモンがある!】
続いては心臓の血管の老化を止めるホルモンがあるとのことで、そちらの新事実について公開されます。
なんでもある食材を摂ると、心臓の血管を柔らかくする効果が認められているホルモンが、より多く分泌されることがわかってきたのだそう。しかもその食材を摂ると、すぐにホルモンが分泌され、即効性も期待できるのだとか。その食材は、下記の4つのうち、どれでしょうか?
1:ほうじ茶
2:するめ
3:バナナ
4:トマト
番組では、40代女性5名に、先の5つの食材から好きなものを選んで食べてもらい、心臓若返りホルモンを血液検査で調査。
ゲストの平野ノラさんはほうじ茶、朝日奈央さんとガダルカナル・タカさんはバナナ、関根勤さんはトマトを選びますが、正解するゲストはいるのでしょうか? そして、心臓若返りホルモンが食後最も増えていたのは何を食べた人だったのか? 気になる結果は、スタジオで発表されます。
新事実4【心筋梗塞を回避?心臓を守るスーパーホルモンがある!】
最後の新事実として紹介されるのは、最新の研究によりわかった心臓そのものを丈夫にするだけでなく、心筋梗塞から心臓を守る効果も期待されているというホルモン。しかもそのホルモンは、ある食材を食べ続けることで、より多く分泌されるといいます。番組では下記のシェフの血液検査を採取し、心臓を丈夫にするホルモンの量を調査。
1:日本料理のシェフ
2:中華料理のシェフ
3:イタリア料理のシェフ
この3人のシェフの中で、心臓を丈夫にするスーパーホルモンを最も出していたのは、どの料理のシェフなのでしょうか? ゲストの関根勤さん、平野ノラさん、ガダルカナル・タカさんは3のイタリア料理のシェフを、朝日奈央さんだけは2の中華料理のシェフを選択します。スーパーホルモンを増やす食べ物とは、いったい・・・。
■テーマ2:【おらが村の名医】無医村だった沖縄・宮古島南部で人々の命を救う泰川恵吾医師
続いては、「おらが村の名医」と題し、離島医療の物語が紹介されます。前回紹介された北海道・礼文島の医師が島の人の健康を守り続ける姿には「本当に感動した」「素晴らしかった」との感想がSNSに集まっていましたが、第2弾となる今回、放送される医師は、どこで人々の命を守っているのでしょうか?
登場するのは、ドクターゴン診療所の泰川恵吾(やすかわ けいご)先生。通称「ゴン先生」は、東京から南へ2000キロ、南国沖縄の離島・宮古島で、24時間体制で人々の命を支え続けています。
東京の大病院で救急医療に携わった後、無医村だったこの地域に22年前、診療所を設立しました。病院にも来られない医療弱者と呼ばれる患者さんたちを救う訪問診療に没頭してきた、というゴン先生。一体どんな思いが突き動かしているのでしょうか?
ドクターゴン診療所は島の南部、上野・宮国地区で唯一の医療施設とあって、日々様々な患者さんが集まっています。午前中は外来で内科、皮膚科、整形外科など幅広い治療を行う泰川先生。
外来が終わると、様々な最新の医療機器や薬を積んだ車に乗り、訪問診療へ向かいます。校医を務める保育園の健康診断、地域のおじぃ、おばぁらの自宅を訪ねての診療。さらに夜は居酒屋にいても電話が鳴れば現場にかけつける毎日を送っているそう。
いま在宅医療は宮古島だけでなく、全国的に需要が高まっていますが、医師や看護師、介護スタッフの数はまったく足りていないのが現実です。特に沖縄県は、訪問診療の普及率が全国で最下位のため、ゴン先生も人材集めに苦労した、と語ります。
そんな中、診療所ではスタッフを募集する際に、宮古島の魅力を生かしたある工夫をしたのだそう。すると、県外から多くの若いスタッフが集まってきたとのこと! その方法についても公開されますよ。
寒い冬には、心臓病の危険が増えるなんて知らなかった! という方も多いのではないでしょうか。ご自身の健康だけでなく、ご家族の健康のためにも、ぜひ番組で詳細をチェックしていただければと思います。
番組詳細
- 名医とつながる!たけしの家庭の医学
- 2019年11月26日(火)午後7:00~9:54放送予定
※本記事の情報は2019.11.25時点のものです