年末からのシーズンは、お遣い物の出番が増えます。シーンや渡す相手に合った、センスのいい気のきいたものを贈りたいもの。そこでラグジュアリーマガジン「Precious」では、キャリア女性がその高いセンスで厳選した、思わず「わぁ」と声が出るような、胸躍る逸品をご紹介します。

【お遣い物ベストセレクション2019年版 vol.4】「サラベスのフルーツスプレッド」

本記事でご紹介するのは、サラベスのフルーツスプレッド。女優で作家の中江有里さんが、小説家・平野啓一郎さんに贈った「お遣い物」を、書簡メッセージとともにご紹介します。

中江有里さん
女優・作家
（なかえ ゆり）1989年にデビュー後、数々のドラマや映画に出演。2020年『海辺の映画館―キネマの玉手箱』が公開予定。最新刊『トランスファー』（中央公論新社）ほか著書多数。読書に関する講演や、小説、エッセイ、書評も多く手がける。

中江有里さんから平野啓一郎さんへ。喜ぶ顔を思い浮かべながら選んだ「往復ギフト書簡」

「本年もお世話になりました。

お目にかかったのは数えるほどですが、いつも平野さんの本を読んでいるので、そんな気がしません。多岐にわたって発信されている平野さんですが、特に小説にはいつも刺激を受けています。

今回お送りする、サラベスの『フルーツスプレッド』は、ジャムのようですがジャムではないのに、わたしはついジャムと呼んでしまいます。 平野さんの小説も同じで、小説なのに、実はもっと違うもののような気がするんです。まだピッタリと合う言葉がないだけで。

どうぞご家族で召し上がってください。お子さんにも気に入ってもらえると思います。

あ、新しい新聞連載小説、毎日読んでいますよ。またお目にかかりましょう」

「小説なのに、実はもっと違うもののような気がする平野さんの小説のように、このジャムもまた奥深い味わいです」（中江さん）

手土産_1
フルーツスプレッド 上段左から時計回り／ストロベリーピーチ・オレンジアプリコットマーマレード・ストロベリーラズベリー・ミックスベリー各￥1,500、ブラッドオレンジマーマレード￥1,800

「形に残らず、記憶に残るもの」を贈るのが中江さんの信条。個人的に「ストロベリーピーチ」がお気に入り。

  • パッケージもCHECK 手土産_2

平野啓一郎さんがつい食べ過ぎてしまうというほど美味しい「村上開新堂のクッキー」とは？

※掲載した商品は、すべて税抜です。

問い合わせ先

  • サラベス 東京店
  • 営業時間／8:00 ～ 23:00（土曜9:00～、日曜・祝9:00～22:00）　無休
  • TEL：03-6206-3551
  • 住所／東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング南館2・3F

 

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PHOTO ：
川上輝明（bean）
STYLIST ：
西﨑弥沙
EDIT ：
樋口 澪・宮田典子（HATSU）、喜多容子（Precious）
取材・文 ：
本庄真穂
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